【21-22】 ヴェローナ戦プレビュー
今回は、日本時間で明日の3時45分に行われるヴェローナ戦のマッチレビューを行いたいと思います。
○予想スタメン
システム;4-2-3-1
GK;メニャン
DF;カラブリア、カルル、トモリ、テオ
MF;ベナセル、トナーリ
MF;メシアス、ケシエ、レオン
FW;ジルー
上記はガゼッタによる前日予想ですが、他ソースを考慮するとMFにはいくつか変更があり得そうです。
まず、中盤はベナセルとトナーリのダブルボランチにトップ下ケシエという定番の構成の他に、トップ下にクルニッチを起用してケシエがトナーリとコンビを組むという予想がもう1つ。この場合、システムは4-3-3になるかもしれません。
いずれにせよ、トップ下により走力・持久力のある選手を置きたいという事で、ブラヒムの先発は無さそうです(次のアタランタ戦も)
そして右サイドハーフは、メシアスの代わりにサレマが先発で使われるかもしれないという予想。もし点が欲しい試合展開になればレビッチが彼らのどちらかと交代するという流れでしょうね。
またサブに目を向けると、この試合ではフロレンツィが1カ月ぶりに復帰すると予想されています。
○ヴェローナの直近戦績
シーズン前半戦(特に序盤)は目まぐるしい試合展開を見せることも多かったヴェローナですが、ここ最近は比較的安定している印象を受けますね。
順調に勝ち点を積み重ね、既に今シーズンは昨季の勝ち点(45)を上回る勝ち点「52」を獲得しています。
○注目データ
まずは両チームの直接対決の結果についてですが、直近20戦でミランの10勝7分3敗となっています。相性的には良い方の相手といえますね。
ただし、気がかりな点としては「ミランがヴェローナにシーズンダブルを達成した回数」です。94-95シーズン以降、ミランがヴェローナに対しシーズン2連勝を挙げたのは「01-02シーズン」の1回のみとのこと。個人的にヴェローナには対戦成績ほど良い印象がないのですが、おそらくこのシーズンダブルの少なさが原因の一つだと思います。
この点、ミランは今季前半戦で既に劇的な形でヴェローナに対し勝利しているため、上記のネガティブな傾向を覆す必要がありますね。
続いて選手個人のデータについてですが、今回注目したいのはメシアスです。
彼はクロトーネに在籍していた昨季、ヴェローナに対し2戦2ゴールと好成績をマーク。しかもシーズン後半戦の対戦は奇しくも今季と同じ第36節で、その際は決勝点を挙げました。
レンタル加入中のメシアスは今季終了後、買い取られずに退団するというのが現在の報道の論調ですが、個人的にはまだ分からないと思っています。残り3戦で決定的な役割を果たせれば、買取額の安さもあって貴重なサブとして確保される可能性もあるんじゃないかなと。
ただしそのためにはゴールないしアシストが不可欠といえますから、このヴェローナ戦で昨季のような活躍を見せられるかというのが重要になってきそうです。
最後にデータから離れて、もう一つこの試合の重要なポイントに言及しておこうと思います。それは「累積警告」です。
現在、ミランで累積警告リーチとなっている選手はトモリ、カルル、ロマニョーリ、ブラヒムの4人。後者2人はさておき、今トモリとカルルのどちらかでも出場停止で欠いたらチームにとって間違いなく大きな痛手です。
ヴェローナ、そして次戦のアタランタといずれも強度の高い試合において、CBがしっかりと相手を封じ込めつつイエローを貰わずに済ませるというのは決して簡単ではありません。ですが何とかやってもらわないと困るという事で、2人には今まで以上に細心の注意を払ってプレーしていただきたいです。
また、彼らに極力リスクのある守備をさせずに済むよう、チームとして最初から最後まで集中した守りを見せて欲しいと思います。
それでは今回はこの辺で。
○予想スタメン
システム;4-2-3-1
GK;メニャン
DF;カラブリア、カルル、トモリ、テオ
MF;ベナセル、トナーリ
MF;メシアス、ケシエ、レオン
FW;ジルー
上記はガゼッタによる前日予想ですが、他ソースを考慮するとMFにはいくつか変更があり得そうです。
📰 Peppe Di Stefano from #SkySport: It is likely that #Saelemaekers will be back in the starting line-up (as a right-back in place of #Messias) and that Rade #Krunic will play as a central midfielder, with #Kessie coming back in for #Tonali and #Bennacer on the bench. pic.twitter.com/YLC1650viP
— Milan Posts (@MilanPosts) May 7, 2022
まず、中盤はベナセルとトナーリのダブルボランチにトップ下ケシエという定番の構成の他に、トップ下にクルニッチを起用してケシエがトナーリとコンビを組むという予想がもう1つ。この場合、システムは4-3-3になるかもしれません。
いずれにせよ、トップ下により走力・持久力のある選手を置きたいという事で、ブラヒムの先発は無さそうです(次のアタランタ戦も)
そして右サイドハーフは、メシアスの代わりにサレマが先発で使われるかもしれないという予想。もし点が欲しい試合展開になればレビッチが彼らのどちらかと交代するという流れでしょうね。
またサブに目を向けると、この試合ではフロレンツィが1カ月ぶりに復帰すると予想されています。
○ヴェローナの直近戦績
30節;エンポリ(A) 1-1△
31節;ジェノア(H) 1-0○
32節;インテル(A) 2-0●
33節;アタランタ(A) 1-2○
34節;サンプドリア(H) 1-1△
35節;カリアリ(A) 1-2○
6戦 3勝2分1敗 7得点6失点
シーズン前半戦(特に序盤)は目まぐるしい試合展開を見せることも多かったヴェローナですが、ここ最近は比較的安定している印象を受けますね。
順調に勝ち点を積み重ね、既に今シーズンは昨季の勝ち点(45)を上回る勝ち点「52」を獲得しています。
○注目データ
まずは両チームの直接対決の結果についてですが、直近20戦でミランの10勝7分3敗となっています。相性的には良い方の相手といえますね。
ただし、気がかりな点としては「ミランがヴェローナにシーズンダブルを達成した回数」です。94-95シーズン以降、ミランがヴェローナに対しシーズン2連勝を挙げたのは「01-02シーズン」の1回のみとのこと。個人的にヴェローナには対戦成績ほど良い印象がないのですが、おそらくこのシーズンダブルの少なさが原因の一つだと思います。
この点、ミランは今季前半戦で既に劇的な形でヴェローナに対し勝利しているため、上記のネガティブな傾向を覆す必要がありますね。
続いて選手個人のデータについてですが、今回注目したいのはメシアスです。
彼はクロトーネに在籍していた昨季、ヴェローナに対し2戦2ゴールと好成績をマーク。しかもシーズン後半戦の対戦は奇しくも今季と同じ第36節で、その際は決勝点を挙げました。
レンタル加入中のメシアスは今季終了後、買い取られずに退団するというのが現在の報道の論調ですが、個人的にはまだ分からないと思っています。残り3戦で決定的な役割を果たせれば、買取額の安さもあって貴重なサブとして確保される可能性もあるんじゃないかなと。
ただしそのためにはゴールないしアシストが不可欠といえますから、このヴェローナ戦で昨季のような活躍を見せられるかというのが重要になってきそうです。
最後にデータから離れて、もう一つこの試合の重要なポイントに言及しておこうと思います。それは「累積警告」です。
現在、ミランで累積警告リーチとなっている選手はトモリ、カルル、ロマニョーリ、ブラヒムの4人。後者2人はさておき、今トモリとカルルのどちらかでも出場停止で欠いたらチームにとって間違いなく大きな痛手です。
ヴェローナ、そして次戦のアタランタといずれも強度の高い試合において、CBがしっかりと相手を封じ込めつつイエローを貰わずに済ませるというのは決して簡単ではありません。ですが何とかやってもらわないと困るという事で、2人には今まで以上に細心の注意を払ってプレーしていただきたいです。
また、彼らに極力リスクのある守備をさせずに済むよう、チームとして最初から最後まで集中した守りを見せて欲しいと思います。
それでは今回はこの辺で。