シーズン最終盤戦、レビッチの大爆発はあるか
今シーズンの残り3試合、レビッチにとっては去就を占うものとなるかもしれません。
今季のレビッチのゴール数は3つ。1つ目はアリアンツ・スタジアムにて記録したユベントス戦のゴール。2つ目はアンフィールドで記録したリバプール戦のゴール。そして最後に記録したのが同じくアウェー戦でのサレルニターナ戦です。その際はエリア外から強烈なシュートをネットに突き刺し、チームの同点弾を記録しています。
今季のレビッチのゴール数は3つ。1つ目はアリアンツ・スタジアムにて記録したユベントス戦のゴール。2つ目はアンフィールドで記録したリバプール戦のゴール。そして最後に記録したのが同じくアウェー戦でのサレルニターナ戦です。その際はエリア外から強烈なシュートをネットに突き刺し、チームの同点弾を記録しています。
しかし、公式戦3ゴールというのはレビッチの実績からするとあまりに寂しい数字です。過去2シーズンはいずれもリーグ戦11ゴールと2桁に乗せており、アシスト数にしても今季ここまでの2アシストを上回っていましたからね(昨季は7アシスト)。
年俸が比較的高い点やオリギというライバルの加入が濃厚とされる現状、このままでは今シーズン終了後に去就が騒がれることは必至でしょう。
一方、ここ数試合のレビッチが有望なパフォーマンスを披露していることも事実です。33節のジェノア戦では積極的な裏への飛び出しからスルーパスを引き出し、最終的にチーム2点目となるメシアスのゴールをクロスで実質アシスト。34節ラツィオ戦では果敢なプレスによるボールを奪取し、決勝ゴールに繋がるクロスを供給。そして35節のフィオレンティーナ戦でも相手DF陣へのプレスによりGKのミスを誘い、間接的に決勝ゴールに絡みました。
このように、ここ3試合はいずれも途中出場ながらゴールに絡む活躍を見せています。また、実際にプレーを見ても彼のコンディションが上がってきたことが窺えるシーンというのが随所に見られます。一例を挙げましょう。

――例えばこのフィオレンティーナの戦の一場面。左サイドからライン間でパスを引き出すレビッチ。それに対し、相手は最終ラインからSBが出てくる

――その後の場面。レビッチは相手のプレスをいなし、フィジカルでキープしながら前を向く

――その後の場面。相手のアンカーも出てきてスペースを消しにかかるが、レビッチはすぐさま前方のイブラに縦パスを通し、チャンスを演出した
レビッチに限らない話ですが、不調時の彼に多く見られる傾向として「トラップミス」や「体のキレの悪さ」があると思います。そのため、中央でボールを受けようとしてもトラップが大きくなり、周囲の相手DFにボールを奪われてしまい易くなると。また、フィジカルを活かしたボールキープや突破を1つの武器にする彼にとって、体のキレというのはパフォーマンスの良し悪しに直結しますね。
逆に言えば、好調時のレビッチはフィジカルを活かしたボールキープや突破により相手守備陣を崩す働きが期待されますし、上記のシーンなどはその好例といえるのではないかと思います。
そして、安定したプレーが続けばよりゴールに絡む動きにも期待できるという事で、ここからの3試合はゴールやアシストといったより直接的な得点への関与も求めたいところです。確かに、残り3戦はいずれもスーパーサブとしての起用になることが濃厚で出場時間こそ多くありませんが、今のチームの得点力からするとヒーローになるチャンスは十分に残されています。ここで明確な結果を出せれば来季の序列や去就にも大きな影響を与えるでしょうし、レビッチにとっても勝負の3戦といえそうですね。
それでは今回はこの辺で。
年俸が比較的高い点やオリギというライバルの加入が濃厚とされる現状、このままでは今シーズン終了後に去就が騒がれることは必至でしょう。
一方、ここ数試合のレビッチが有望なパフォーマンスを披露していることも事実です。33節のジェノア戦では積極的な裏への飛び出しからスルーパスを引き出し、最終的にチーム2点目となるメシアスのゴールをクロスで実質アシスト。34節ラツィオ戦では果敢なプレスによるボールを奪取し、決勝ゴールに繋がるクロスを供給。そして35節のフィオレンティーナ戦でも相手DF陣へのプレスによりGKのミスを誘い、間接的に決勝ゴールに絡みました。
このように、ここ3試合はいずれも途中出場ながらゴールに絡む活躍を見せています。また、実際にプレーを見ても彼のコンディションが上がってきたことが窺えるシーンというのが随所に見られます。一例を挙げましょう。

――例えばこのフィオレンティーナの戦の一場面。左サイドからライン間でパスを引き出すレビッチ。それに対し、相手は最終ラインからSBが出てくる

――その後の場面。レビッチは相手のプレスをいなし、フィジカルでキープしながら前を向く

――その後の場面。相手のアンカーも出てきてスペースを消しにかかるが、レビッチはすぐさま前方のイブラに縦パスを通し、チャンスを演出した
レビッチに限らない話ですが、不調時の彼に多く見られる傾向として「トラップミス」や「体のキレの悪さ」があると思います。そのため、中央でボールを受けようとしてもトラップが大きくなり、周囲の相手DFにボールを奪われてしまい易くなると。また、フィジカルを活かしたボールキープや突破を1つの武器にする彼にとって、体のキレというのはパフォーマンスの良し悪しに直結しますね。
逆に言えば、好調時のレビッチはフィジカルを活かしたボールキープや突破により相手守備陣を崩す働きが期待されますし、上記のシーンなどはその好例といえるのではないかと思います。
そして、安定したプレーが続けばよりゴールに絡む動きにも期待できるという事で、ここからの3試合はゴールやアシストといったより直接的な得点への関与も求めたいところです。確かに、残り3戦はいずれもスーパーサブとしての起用になることが濃厚で出場時間こそ多くありませんが、今のチームの得点力からするとヒーローになるチャンスは十分に残されています。ここで明確な結果を出せれば来季の序列や去就にも大きな影響を与えるでしょうし、レビッチにとっても勝負の3戦といえそうですね。
それでは今回はこの辺で。