【21-22】ラツィオ戦プレビュー
今回は、日本時間で明日の3時45分に行われるラツィオ戦のプレビューを行いたいと思います。
○予想スタメン
システム;4-2-3-1
GK;メニャン
DF;カラブリア、カルル、トモリ、テオ
MF;トナーリ、ケシエ
MF;サレマ(メシアス)、ブラヒム、レオン
FW;ジルー
複数ソースを考慮した上での予想スタメン。
まず注目ポイントの一つとなるのが中盤です。ベナセルがインテル戦での負傷から回復し切れずに欠場することが明言されたため、初期報道ではトップ下スタメンが予想されていたケシエがボランチに回ってトナーリとコンビを組むことが決定的に。一方、空いたトップ下にはブラヒムの先発が濃厚となっています。
詳しくは後述しますが、今季のミランはここまでラツィオと2度対戦し、そのいずれも完勝を収めています。そして、その時の中盤の構成はどちらも今回の予想スタメンと同じです。
トナーリのコンディションがあまり良くなさそうな点やブラヒムの不振など懸念材料はありますが、彼らが十分なパフォーマンスを発揮できるなら問題なさそうです。
また、その他の予想スタメンはいつもと同じ(サレマとメシアスの先発がどちらなのかはっきりしないのも同じ)ですが、サブメンバーに目を向けるとイブラ、レビッチ、ロマニョーリが戦列復帰すると報じられています。
ここ最近全くプレー機会の無いイブラのコンディションや「モチベーションを失っている」といったよからぬ噂が報じられるレビッチなど、こちらも懸念材料はありますが、攻撃の切り札としてこのシーズン最終盤戦で貢献してもらいたいところです。
○ラツィオの直近戦績
シーズン前半戦は浮き沈みの大きい印象を受けたラツィオですが、後半戦になり徐々に安定。中下位クラブ相手にしっかりと得点を奪い、それにより勝ち点を積み重ねています。
一方、上位クラブ相手には勝ち点を取れない傾向が強いです。この点について、ラツィオはシーズン後半戦にここまで3敗を喫しているわけですが、その相手はインテル、ナポリ、ローマといずれも上位クラブです。
また、今シーズンを通してみても上位クラブに勝ったのはシーズン序盤のインテル戦、ローマ戦の2試合のみ。「対戦クラブの順位」という観点からすると、上位勢相手に結果を残し中下位クラブ相手に取りこぼしやすい今季のミランとは反対の傾向にあるチームですね。
○注目データ
まずは両チームの直接対決の成績について、ミラン対ラツィオの試合では「多くの得点が生まれている」ことが分かります。
具体的に見ていくと、今季ここまでの2戦においてはミランが「2-0」、「4-0」で勝利。昨季はラツィオが「3-0」で完勝した試合とミランが「3-2」で辛勝した試合。更にその前はミランが「0-3」で勝利、ラツィオが「1-2」で勝利といった内容です。つまり、直近の6試合で合計20得点が生まれています。
最近のリーグ戦成績を見るに、ミランは良くも悪くもロースコアで試合を終わらせる傾向があるわけですが…果たして今回のラツィオ戦ではどうなるか注目です。
続いての注目データは「ゴールの生まれる時間帯」です。この点、ラツィオは後半15分以降の得点数(25点)がリーグでトップとなっています。
一方のミランはリーグ戦で喫した直近6失点の内、同時間帯に失点したのは4つと比較的多め。セリエAでは6試合連続で無失点を続けているものの、いつも以上に試合終了まで油断ならない展開になりそうです。
最後に、いつものように選手個人の注目データ…といきたいところですが、今回は特筆したいデータが見つからなかったため、個人的な注目選手について言及して終わりたいと思います。
今回の注目選手はブラヒム・ディアスです。公式戦ここ2試合はスタメンから外れた彼ですが、この試合で再び先発のチャンスに恵まれそうです。
振り返ればブラヒムは前回のラツィオ戦(コッパ・イタリア)にて、スコアポイントこそ記録しなかったものの印象的なパフォーマンスを披露。ラツィオがハイプレスを仕掛ける中、彼はその背後のスペースでボールを引き出して積極的に速攻の起点となる役割を遂行しました。
流石にラツィオも対策してきそうですが、仮に今回もライン間を使い易い状況にできた場合、彼が活躍できる可能性は高まります。
ルーカス・レイヴァに自由を与えないための守備貢献も含め、彼のパフォーマンスは試合に大きな影響を与えるでしょうから期待したいですね(本音を言うとマジでそろそろ結果を出して下さい)
(※監督の試合前記者会見)
それでは今回はこの辺で。
システム;4-2-3-1
GK;メニャン
DF;カラブリア、カルル、トモリ、テオ
MF;トナーリ、ケシエ
MF;サレマ(メシアス)、ブラヒム、レオン
FW;ジルー
複数ソースを考慮した上での予想スタメン。
まず注目ポイントの一つとなるのが中盤です。ベナセルがインテル戦での負傷から回復し切れずに欠場することが明言されたため、初期報道ではトップ下スタメンが予想されていたケシエがボランチに回ってトナーリとコンビを組むことが決定的に。一方、空いたトップ下にはブラヒムの先発が濃厚となっています。
詳しくは後述しますが、今季のミランはここまでラツィオと2度対戦し、そのいずれも完勝を収めています。そして、その時の中盤の構成はどちらも今回の予想スタメンと同じです。
トナーリのコンディションがあまり良くなさそうな点やブラヒムの不振など懸念材料はありますが、彼らが十分なパフォーマンスを発揮できるなら問題なさそうです。
また、その他の予想スタメンはいつもと同じ(サレマとメシアスの先発がどちらなのかはっきりしないのも同じ)ですが、サブメンバーに目を向けるとイブラ、レビッチ、ロマニョーリが戦列復帰すると報じられています。
ここ最近全くプレー機会の無いイブラのコンディションや「モチベーションを失っている」といったよからぬ噂が報じられるレビッチなど、こちらも懸念材料はありますが、攻撃の切り札としてこのシーズン最終盤戦で貢献してもらいたいところです。
○ラツィオの直近戦績
28節;カリアリ(A) 0-3○
29節;ヴェネツィア(H) 1-0○
30節;ローマ(A) 3-0●
31節;サッスオーロ(H) 2-1○
32節;ジェノア(A) 1-4○
33節:トリノ(H) 1-1△
6戦 4勝1分1敗 11得点6失点
シーズン前半戦は浮き沈みの大きい印象を受けたラツィオですが、後半戦になり徐々に安定。中下位クラブ相手にしっかりと得点を奪い、それにより勝ち点を積み重ねています。
一方、上位クラブ相手には勝ち点を取れない傾向が強いです。この点について、ラツィオはシーズン後半戦にここまで3敗を喫しているわけですが、その相手はインテル、ナポリ、ローマといずれも上位クラブです。
また、今シーズンを通してみても上位クラブに勝ったのはシーズン序盤のインテル戦、ローマ戦の2試合のみ。「対戦クラブの順位」という観点からすると、上位勢相手に結果を残し中下位クラブ相手に取りこぼしやすい今季のミランとは反対の傾向にあるチームですね。
○注目データ
まずは両チームの直接対決の成績について、ミラン対ラツィオの試合では「多くの得点が生まれている」ことが分かります。
具体的に見ていくと、今季ここまでの2戦においてはミランが「2-0」、「4-0」で勝利。昨季はラツィオが「3-0」で完勝した試合とミランが「3-2」で辛勝した試合。更にその前はミランが「0-3」で勝利、ラツィオが「1-2」で勝利といった内容です。つまり、直近の6試合で合計20得点が生まれています。
最近のリーグ戦成績を見るに、ミランは良くも悪くもロースコアで試合を終わらせる傾向があるわけですが…果たして今回のラツィオ戦ではどうなるか注目です。
続いての注目データは「ゴールの生まれる時間帯」です。この点、ラツィオは後半15分以降の得点数(25点)がリーグでトップとなっています。
一方のミランはリーグ戦で喫した直近6失点の内、同時間帯に失点したのは4つと比較的多め。セリエAでは6試合連続で無失点を続けているものの、いつも以上に試合終了まで油断ならない展開になりそうです。
最後に、いつものように選手個人の注目データ…といきたいところですが、今回は特筆したいデータが見つからなかったため、個人的な注目選手について言及して終わりたいと思います。
今回の注目選手はブラヒム・ディアスです。公式戦ここ2試合はスタメンから外れた彼ですが、この試合で再び先発のチャンスに恵まれそうです。
振り返ればブラヒムは前回のラツィオ戦(コッパ・イタリア)にて、スコアポイントこそ記録しなかったものの印象的なパフォーマンスを披露。ラツィオがハイプレスを仕掛ける中、彼はその背後のスペースでボールを引き出して積極的に速攻の起点となる役割を遂行しました。
流石にラツィオも対策してきそうですが、仮に今回もライン間を使い易い状況にできた場合、彼が活躍できる可能性は高まります。
ルーカス・レイヴァに自由を与えないための守備貢献も含め、彼のパフォーマンスは試合に大きな影響を与えるでしょうから期待したいですね(本音を言うとマジでそろそろ結果を出して下さい)
(※監督の試合前記者会見)
それでは今回はこの辺で。