レナト・サンチェスとの交渉と代替候補について

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カカニスタ22
ボトマンやオリギと並び、ミランの有力な補強候補として長らく報じられるリールMFのレナト・サンチェス。

前2者については、前々回の記事で言及した通り交渉は順調に進んでいるようです。しかしながら、一方のサンチェスは複数メディアによって代替候補が報じられるなど、少々雲行きが怪しくなってきた印象を個人的には受けます。
この点に関し、サンチェスの交渉が難航しそうな(している?)背景としては「年俸」を始めとする金銭面が挙げられます。
というのも一部報道によれば、サンチェスとその代理人(ジョルジュ・メンデス)は契約締結に当たり年俸600万ユーロを要求しているとのことです。

今のミランで600万ユーロといえばイブラ(出来高込みで700万ユーロ)やロマニョーリ(出来高込み600万ユーロ。前政権が交わした契約形態によるもの)と同等の数字であり、昨季まではドンナルンマが貰っていたとされる額です。
また、テオやレオン、ベナセルといった現主力組が今季~来季にかけて結ぶ(予定の)新契約における年俸はそれぞれ300~500万ユーロの範囲と報じられています。

以上を踏まえると、代理人の要求はミランにとって受け入れがたいものであることは明白です。これまで厳守してきた年俸バランスが大きく崩れることになりますからね。
そのため、ミランが獲得するには彼らに減俸を認めてもらう必要があるわけですが、その過程に際しては「競合クラブ」の存在がネックとなり得ます。

というのもサンチェスに対してはアーセナル、ユベントスなど複数クラブが興味を示していると報じられており、仮に争奪戦となれば減俸どころか年俸・移籍金の高騰といった事態にもなり得ますからね。
ましてサンチェスには以前の記事で言及した通り「怪我による欠場数の多さ」という懸念材料が存在しますし、争奪戦になった場合に財政的に無理をしてでも獲りにいくべきかは疑問の余地があります。

気になるレナト・サンチェスの「負傷履歴」

ミラン移籍の噂が流れて久しいリールMFレナト・サンチェス。彼については引き続き継続的な報道がなされており、一部報道では既にミランとリールがサンチェス移籍について合意済みなんていう話もあります。Renato Sanches está próximo do Milan. Lille e Milan já chegaram a um acordo sobre os valores do negócio envolvendo o jogador.📰 @86_longo pic.twitter.com/pCDzNC1Bhf— Milan News Brasil (@MilanNewsBrasil) ...



さて。上記のような状況を受けてか、最近はサンチェスに代わる獲得候補として何人かの選手が浮上しています。
例えばベンフィカ所属のユリアン・ヴァイグルです。個人的にはドルトムント時代の印象が強い彼ですが、現在はベンフィカで主力としてプレー。ミランが彼の代理人と面会したという話もありますね。



ただし、一部報道によればヴァイグルに対しベンフィカが4000万ユーロの値札を付けているなんて報道もあり、個人的には今のところ全く現実味を感じない話です。

もう一人獲得候補を挙げておくと、それはレンスに所属するMFセコ・フォファナです。



フォファナというと個人的にはウディネーゼ時代のイメージが強く、調べて見たところウディネーゼでは119試合に出場して13ゴール12アシスト記録していたとか。
そうしたセリエAでの経験に加え、推定市場価格も2000万ユーロと予算範囲内であるため候補として名前が挙がるのは個人的に頷けますし、マルディーニ&マッサーラが高く評価しているといった話もあるので今後噂が具体化していくかもしれませんね。

レナト・サンチェスとの交渉の行方はもちろん、その代替候補の噂にも注目していきたいと思います。

それでは今回はこの辺で。
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Comments 4

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CL8  

年俸や代理人手数料に厳しいミランにはコストが高そうで厳しそうですね。ケシエの後釜として即戦力が欲しいのはわかりますが、ポベガとアドリの復帰とレナトの故障率の高さを考えると獲得を見送っても良いのではないかと個人的に思います。
それよりも前線の選手の補強を優先して欲しいです。無失点で抑えながら点が取れず勝ち点を落とすという今のままではいつまで経ってもスクデットは厳しいでしょうしね。
アセンシオやベラルディ、スカマッカなど噂がありますが、カカニスタさんはこの選手に一番来て欲しいなどありますでしょうか?

  • 2022/04/10 (Sun) 07:49
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To CL8さん

コメントありがとうございます。

最後の局面というのは大なり小なり個人技が要求されるところですし、相手が自陣で守備を固める状況になればなおさらです。今のミランのメンバーだとそうなった時に苦しいですし、仰るように勝ち点を取りこぼさないために求められる改善ポイントの一つでしょうね。

いただいたご質問の回答につきましては以下の通りです。

基本システムを4-2-3-1と仮定すると、僕の特に希望する前線の補強ポイントは「2列目の2人」になります。
それぞれの希望タイプを挙げると、1人は「ラスト30mでドリブル・パスを使って違いを作り出せるタイプ(ブラヒムの強化版)」、もう1人は「ダイナミズムがあり、エリア付近への飛び出しにより得点に絡めるタイプ(左サイドで作ったチャンスをゴールに結びつけられる選手)」です。その特徴にプラスして「フィジカルがあること・ビルドアップに積極的に絡めること・守備に走れること」など様々な付加長所を両選手に分割して求めたいです。

今噂に上っている選手の中だと、例えばアセンシオは前者だと思います。右サイドハーフの候補と考えられているようですが、個人的に彼はミランのトップ下で起用すると面白いのではないかと。後者は現時点であまりピンと来ていませんが、万能型アタッカーの素質を感じるデ・ケテラエル(クラブブルッヘ)にはかなり注目しています。
サッスオーロ組の2人については、個人的な意見としては割高な印象を受けています。サッスオーロ側が要求していると報じられる額が下がらない限り、ミラン移籍はないんじゃないかなと。

結論として、現時点で僕が来て欲しいと感じているのはデ・ケテラエルですかね。もしも彼を獲得できた場合、上記2者の役割を柔軟にこなせるはずなので1人で良いかもしれません(アドリも加入するので)。その分、空いた費用はボランチ(インサイドハーフもできるタイプ)やCF(出来れば万能型、最低でもテクニカルで流動的に動けるタイプ)に回すというのが個人的な希望です。

だいぶ大雑把になってしまったのでわかりにくかったら申し訳ありません。もし何か追加のご質問があればお待ちしています。

  • 2022/04/10 (Sun) 18:18
  • REPLY
CL8  

質問にお答えいただきありがとうございます。デ・ケテラエルが補強できれば理想的で素晴らしいですね。複数のポジションがカバーでき、フィジカルが強くパスとシュートも上手い印象です。現状のミランだとレオンやテオのクロスに合わせられるのがジルーやイブラしかイメージ出来ませんが、デ・ケテラエルであれば合わせられる気がします。
毎度大変興味深いミラン関連のブログありがとうございます。影ながら応援しております。

  • 2022/04/10 (Sun) 21:02
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To CL8さん

また何かございましたらお気軽にどうぞ!
今後ともよろしくお願いいたします。

  • 2022/04/11 (Mon) 19:08
  • REPLY