メシアスの去就はどうなる?

5 Comments
カカニスタ22
今回はメシアスについてです。
今季のメシアスを数字で振り返ると、ここまで公式戦で24試合(うちスタメンは14試合)に出場し、5ゴールを記録。また直近のリーグ戦では6試合連続で先発するなど、監督からの信用を得ることに成功しています。

一方、そんなメシアスは現在クロトーネから1年レンタルで加入しているという事で、来シーズン以降の動向は第一に「ミランが買取OPを行使するかどうか」にかかっています。


買取の是非

メシアスがサレマとのポジション争いで明確にリードし始めたのは、彼が(今の)サレマと比べチームの機能性を保証してくれるからであると考えられます。
というのも両者を比較すると、メシアスの方が右アウトサイドレーンを起点としたプレー(ボールキープや、そこからの持ち運び)を無難にこなしており、また得意とするシュートの形も兼備しています。それに加えて守備も献身的に行っているという事で、サレマに比べて使いやすく安定しているように感じます。

しかしながら、メシアスの攻撃面のクオリティに物足りなさを感じるのも事実であり、年齢も30歳とベテランに差し掛かっていることから、買取という決断を全面的に支持するのは難しいものがありますね。
そこで、今のメシアスが行うような戦術的動きを得意とし、かつ彼以上のクオリティを備えた選手を獲得するというのがチーム強化のためには最善であるようにも思われます。

ピオリ監督が4-2-3-1の右サイドに求めるウイングに関して、ミランは非常に正確なビジョンを策定しているようだ。
彼らはジュニオール・メシアスに似た資質を持つ選手を求めている。すなわちワイドな位置からスタートし、中に切り込んで危険をもたらす選手である。攻撃のバリエーションを増やし、成果を高めるために、1シーズンで10ゴール程度を保証する選手を望んでいるのだ。
――Corriere dello Sport




またメシアスの買取の有無には、保有元であるクロトーネのスタンスも密接に関わってきそうです。
というのも現在メシアスには約550万ユーロで行使可能な買取OPが付いていると報じられていますが、ミランとしては買取を決断した場合でもお得意の減額交渉を行うつもりだとか。そうなれば当然クロトーネ側が減額を認めてくれるかが争点になってきます。



この点に関し、クロトーネは今シーズンのセリエBで暫定19位と大苦戦しており、このままでは3部への降格も十分にあり得るという状況です。仮にそうなった場合、おそらくメシアスのようなベテランの保有は厳しくなることが考えられますし、ミランにとっては交渉を有利に進められるようになるのではないかなと。



さて。まぁ何にせよ、メシアスが残留するかどうかを決める一番のファクターが「メシアス自身のパフォーマンス」であることは間違いないですし、ここからの残り試合はチームにとってもメシアス個人の去就にとっても極めて重要になってきます。
ですので、彼には是非とも決定的な役割を果たしてもらい、自らの価値を証明して欲しいですね。


それでは今回はこの辺で。
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Comments 5

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Aki  

メシアスの去就はとっても気になりますね!!
充分な戦力ですし、それ以上に経歴だけでなく彼の素朴なキャラはとても好きですし今の陽キャが多いミランにはこういう人も欲しいなと思うので、残留は大歓迎です。
でも、フロントだけでなく僕らファンを説得するためにも、残りの試合で高パフォーマンスを見せて欲しいです。ここのところの活躍だと、好感度抜きだと結構きわどいところですよね。せっかく買取するなら、みんなが満足する形であって欲しいです。

この活躍で値下げ交渉…からの来季大活躍というトナーリパターンも嬉しいっちゃ嬉しいですが!

  • 2022/03/28 (Mon) 13:10
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To Akiさん

コメントありがとうございます。

買い取るべきかどうかの判断は凄く難しいでしょうね。サブ扱いでも納得してくれそうですから、本命を補強しつつ彼を控えさせるというパターンが戦力的には望ましいですが、そうなると現状サレマがあぶれてしまいますし。
サレマの今後の起用法や去就、そして何よりメシアス個人のパフォーマンスに応じて最終的に決断されるでしょうから、シーズン最後まで注目ですね。

  • 2022/03/28 (Mon) 20:27
  • REPLY
Aki  

話が逸れてしまうのですが、サレマに関してはLWGでの起用をもっと増やしても面白いかなと思いました。右と左で少しスタイルが変わるようですし、右利きの彼のプレーを見ているとそっちのが点に絡めるのではと。
レビッチの去就にも関わるので難しいですし的外れかもしれませんが、どうでしょう?

  • 2022/03/29 (Tue) 09:09
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To Akiさん

サレマ個人の観点でいうと、カットインの選択肢が増える左サイドは自らのプレー選択の幅を広げ、チャンスに絡みやすくなり得るという点でアリだと思います。シーズン前半のエンポリ戦では当該ポジションで起用され結果も残していますしね。
ただ、チーム全体として見たときに、サレマを今の左サイドで起用することにどれだけのメリットがあるかというのは慎重に考えるべきでしょうね。例えば今の左サイドではアタッカー色の強い選手を起用する傾向があり、特に守備(ミドルプレス~自陣での組織的守備)時にはやや前残りした左サイドの選手がその後のカウンターの中心となることが求められますが、サレマにその役割がこなせるかは疑問の余地があります。
左にサレマを置く代わりに右サイドに攻撃面で強力な選手を置くといった策を取れればバランスの観点で良いのですが、今のメンバーでは中々それは難しいところ。そのため、現状ですと積極的にサレマを左サイドで起用するメリットはあまりないかなぁと個人的に思います。
もし先発起用するとすれば、チームとして守備重視のゲームプランを採用したため両サイドに守備に走れる選手を置きたい場合など、シチュエーションは限定されそうです。

  • 2022/03/30 (Wed) 00:50
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Aki  

カカニスタさん
ありがとうございます、とても参考になります。

すみません勝手に、来季に攻撃力のあるRWGを獲得することを妄想していたので
更にもしレビッチが移籍した時には左サレマになると
LWGはレオン、控えサレマ、RWGは新選手、控えメシアス(サレマやフロレンツィも)とかだと
バランスも良い構成かなとか考えてました。

SBのバランスも難しくなりますが。書いてみると、危険な再構築ですね。

ちなみに新加入RWGの妄想はラングとかアントニーのような。

  • 2022/04/01 (Fri) 22:04
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