気になるレナト・サンチェスの「負傷履歴」

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カカニスタ22
ミラン移籍の噂が流れて久しいリールMFレナト・サンチェス。

彼については引き続き継続的な報道がなされており、一部報道では既にミランとリールがサンチェス移籍について合意済みなんていう話もあります。

退団するケシエの後釜としてサンチェスがミランに来る可能性は現時点ではっきりしませんが、もし彼がミランに加入して期待通りのパフォーマンスを発揮できれば、ミランにおけるケシエの残像を割とすぐにかき消してくれるだろうと個人的には踏んでいます。今シーズン、メニャンが前任の守護神を忘れさせたのと同様のケースですね。

しかしながらサンチェスについて、この「期待通りのパフォーマンスを発揮できれば」という条件の達成に疑念が生じています。というのもサンチェスは怪我が多い選手であり、そもそも試合に出場できないことが多々あるのはないかという話です。

この点、『transfermarkt』を参照してサンチェスの負傷履歴を振り返ってみると、確かにここ数年は断続的に負傷離脱していることがわかります。

レナト・サンチェス_負傷履歴

リールに移籍した19-20シーズンからの状況をまとめてみると、当シーズンにおいては怪我により計「12試合」に欠場。翌20-21シーズンは「14試合」。そして今の21-22シーズンにおいては暫定で「13試合」に欠場しています。また、サンチェスは現在進行形で負傷離脱中という事もあり、今季はこの記録が更に伸びてしまう恐れがあります。

さて。今のミランは豊富な運動量や高いインテンシティを選手に要求しており、それは殊に中盤の選手に強く求められる要素です。そしてこうしたフィジカル的な要素をサンチェスは持っている一方で、ミランの試合で必要となる肉体的負荷に耐えられるだけの怪我耐性を十分に備えているかは疑問符が付くところ。まして、あの全く怪我をしない「超鉄人」ぶりを発揮していたケシエの後釜として考えると、その部分で物足りなさを感じる可能性は十分に考えられます。

また、ミランは近年でもそうした怪我耐性やコンディションに不安を抱えた選手(マンジュキッチ、ペッレグリ等)を獲得したことはありますが、彼らのほとんどは低コストで比較的ローリスクな補強でした。
一方、サンチェスの推定移籍金は約2000~3000万ユーロと比較的高く、年俸や契約年数もミランにとっては高額かつ長期になることが予想されます。

そこで個人的な意見としては、サンチェスの能力面には確かに魅力を感じる一方で、以上の点から獲得はリスキーなものになるのではないかと考えています。


それでは今回はこの辺で。
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Comments 2

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Aki  

いつも、痒い所に手が届く記事をありがとうございます!

サンチェスの負傷歴はとても気になっていたのでデータありがたいです。
リールとミランのインテンシティの差にもよりますが「あの超鉄人ケシエ」の後釜がミランでプレーすることを想像すると、この負傷歴は非常に心配ですね。
ポジティブに考えるなら、後任としてではなく
ベナセル・トナーリ・ポベガ・アドリと交代でと考えると
そこまで心配しなくていいかもしれません(なおバカヨコは…)。

一方で上記メンバーがいることを考えると、リスクを冒して大金を注ぎ込むポイントでない気もしますので、フロントの決断と交渉に期待ですね。

余談ですが、僕が来夏一番来て欲しい選手はラング一択です。

  • 2022/03/24 (Thu) 09:42
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カカニスタ22
カカニスタ22  
To Akiさん

コメントありがとうございます。

仰るようにボランチ全体の観点からすると、もしサンチェスが負傷してもそれが数試合程度の離脱であれば問題なくカバーでき得る数と質と揃えられそうですよね。
逆にそうした面子が揃っているだけに、サンチェス個人が出だしで躓くと彼のチームにおけるスペースが減少するリスクはありますし、怪我によってそうした事態に陥る恐れというのはやはり気にしてしまうところです。

CF補強を安価で済ませる場合、やはりその分だけ2列目アタッカーの補強に資金を充ててチームの攻撃力を高めて欲しい思いは強くなりますし、ノア・ラングといった有望株はまず間違いなく狙い所になりそうですね。
2列目は「実績十分な選手」と「トップクラスになり得る有望株」をそれぞれ1人ずつ補強できれば個人的には満足です。

  • 2022/03/24 (Thu) 15:40
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