上位勢に強く、中下位勢に取りこぼすミラン

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カカニスタ22
先日、セリエA26節を消化したミラン。
リーグ戦の残り試合数は「12」と少なくなってきたということもあり、今回は1つ興味深いデータに言及しつつ、残りの対戦相手を概観していきたいと思います。
興味深いデータ

「対戦相手の順位」という観点から今のミランの特徴を端的に述べますと、「上位勢には強いが中下位チームに取りこぼす傾向がある」と言うことができます。



具体的に。上記のデータによれば、今季ここまでのミランはリーグ戦で「トップ7チーム(※ここではミラン、インテル、ナポリ、アタランタ、ユベントス、ラツィオ、ローマと定義)」との戦績において5勝3分1敗と好成績を記録し、獲得可能な勝ち点「27」のうち「1866.7%)」をゲットしています。
比較して2位のインテルが10戦行って勝ち点「1446.7%)」ですから、上位勢との対戦成績においてはミランが上回っています。

それでは8~20位との対戦成績はどうか。この観点から見ていくと、インテルは最大獲得勝ち点「45」のうち「4088.8%)」と、安定して勝ち点を獲得しているのが分かります(※上記データでは26節サッスオーロ戦の結果が含まれていないようなので、ここではそれを含めた数字に修正)。
対するミランはここまで17戦(最大51ポイント)を行った中で「38」の勝ち点を得ていますが、パーセントで表示すると「74.5%」ということで、インテルと比較するとその差は明白です。

現在はミランが2位との勝ち点差「2」で首位に立っていますが、インテルは未消化試合が1つ残っており、その相手は暫定12位のボローニャ。インテルの中下位チームに対する安定感を考えると、現在の勝ち点差はアテにできないといった印象です。



今後の対戦相手


さて。以上を踏まえた上で、ここからのミランの対戦チームをざっと見ていきましょう。


ウディネーゼ(H)
ナポリ(A)
エンポリ(H)
カリアリ(A)
ボローニャ(H)
トリノ(A)
ジェノア(H)
ラツィオ(A)
フィオレンティーナ(H)
ヴェローナ(A)
アタランタ(H)
サッスオーロ(A)




色付けした部分は、先のデータで定義された「トップ7チーム」です(実際は、暫定でフィオレンティーナがローマを順位で上回っています)。

もちろんこれらのチームとの3試合は重要であり油断ならない試合になることは間違いありませんが、ミランとしては残りの9戦も同じかそれ以上に重要です。
というのも今のペースだとミランの総勝ち点は「82」という事で、もしもスクデットを獲ろうとするならばこれは物足りない数字となります。そして先のデータで見た通り、現在のミランは中下位クラブとの対戦成績が十分とは言えないため、彼らとの残り9戦でこれまで以上のペースで勝ち点を積み上げていくことがスクデットのためには不可欠となるでしょう。

この点に関して、対戦成績が示す通り今のミランの実力は上位勢を相手に十分に通じるものですが、テンションの高いサッカーである分、現状はそのテンションを中下位チーム相手にも維持するのがどうにも難しい側面があるように見受けられます。
そのため、こうしたメンタル面を多少なり改善できればより安定した成績を残せるでしょうし、大変だとは思いますがコーチ陣や選手たち自身の奮起に期待したいと思います、

それでは今回はこの辺で。
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