ポベガという名のワイルドカード

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カカニスタ22
ポベガの今シーズン

現在、トリノにレンタル移籍中のトンマーゾ・ポベガ。

今季は第3節で初出場を果たすと、それからは累積欠場1試合を除く全てのリーグ戦に出場し、4ゴール1アシストを記録。
案の定というべきか、ポベガはユリッチ監督率いるトリノのアグレッシブなチームスタイルにフィットし、ボール回収やボール運び、前線への飛び出しによるチャンス創出などオールラウンドなプレーでチームに大きな貢献を果たしています。


――一例として、ジェノア戦におけるポベガの得点シーン(0:45~)について。ここではポベガの切り替えの速さ、前方のスペース認識能力、走力などを確認できる



来シーズンの去就

とは言え、幸いにもポベガには買取OPが付いていないために、今季どれだけトリノで活躍しようともこのままであれば来季のポベガはミランに復帰します。

一方、トリノとしてもポベガをすんなりとレンタルバックする気はないようで、報道によればミランとの再交渉によってポベガを来季以降も確保しようと画策しているようです。
監督であるユリッチが度々ポベガを称賛するコメントを残していることから、監督の要望に応えるためにクラブが動く可能性は十分に考えられますね。

ユリッチ「ポベガは我々のチームで最も替えがきかない選手の1人だ。クラブがこのことを理解してくれるように願う」



ミランとしてはそう簡単にポベガを手放す気はないはずでしょう。それは今季のポベガのレンタル移籍に際して買取OPを付けなかったことからもわかります。
一方、ミランにとってポベガは貴重な市場価値を持った選手であることは間違いなく、他ポジションの補強のためにポベガを差し出す可能性というのも取りざたされています。



例えば、トリノCBブレーメルの獲得に際し、ポベガを交渉に含めるかもしれないという話です。
ブレーメルは今季のトリノにて素晴らしいパフォーマンスを披露しており、守備スタッツからもその好調ぶりは窺えます。


ブレーメル_守備スタッツ
――今季ここまでにおけるブレーメルの主要な守備スタッツ、および5大リーグのCBを対象としたパーセンタイル。殊にプレス、インターセプトの数値が突出している


アグレッシブな守備スタイルを志向するミランにとってブレーメルは正に垂涎ものであり、またケアーの長期離脱により、CB補強の必要性は極めて高いものとなっています。
もちろん、こうしたブレーメルに対する他クラブの関心は当然ながら強く、インテルを始めとする国内ビッグクラブだけでなくプレミアリーグからの関心も噂されており、資金力という点ではミランは圧倒的に不利です。
他方、トリノに対しポベガという切り札を有するミランに交渉の余地が残されているのも事実であり、仮にポベガを交渉に含めれば状況は変わり得ます。

現時点では何とも言えないところですが、こうした取引も可能性の一つとしては考えられると思いますし、ミランのCB補強の行方については要注目です。


ちなみに個人的な意見としては、ポベガを完全移籍で放出するのは反対です。
そもそも、元々今夏の放出自体反対だったのに(よりにもよって後釜があの人だし)、このままロクにミランでのプレーを見ることなく完全移籍でサヨウナラ何てことになったらやり切れません。
いずれはイタリアA代表にだって定着しておかしくない逸材だと思いますから、来季からはミランでプレーして欲しいですね。


それでは今回はこの辺で。
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