ミラン、スアリオ・メイテ獲得へ!

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カカニスタ22
冬のメルカートが開幕して2週間が経過しました。
ミランの補強は未だになされていませんが、続々と獲得候補の名前が挙げられおり、その内の何人かとは具体的な交渉に至っているとの報道もあります。

今回はその一人である、トリノ所属のMFスアリオ・メイテについて書いていきます。
メイテの基本データ

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(『SofaScore』より)

まずはメイテの基本的なデータについて。187センチと大柄な選手で、ポジションはCMとDM。
僕がメイテを知ったのは18-19シーズンのトリノからなのですが、その時は3-5-2のインサイドハーフと3-4-2-1のボランチを主にやっていたはずです。
あの頃のトリノはマッツァーリ・トリノの全盛期で、フィジカルを前面に押し出したパワーサッカーで躍進。当時のガットゥーゾ・ミランも後半戦ではボコられたわけですが(2-0)、その中でメイテは主力として活躍していました。


メイテのプレースタイル・特徴

そんなわけで、メイテの特長の一つは何といってもフィジカルにあります。
巨躯を活かした球際の強さは流石の一言で、セカンドボールの回収や強引なキープを得意としています。

そして、以下の動画を観ていただくとわかる通り、結構テクニック(足元)もあるんですよね。ですので、クリアボールやこぼれ球なんかはしっかり収め、マイボールにすることできます。
更に、ワンタッチで相手を躱して強引に前に運んだり、ロングボールで局面を変えたり等、打開力も兼ね備えていますね。



以上の特長を考慮すると、メイテは今のミランが求めるボランチとしての資質はかなり持っているんじゃないかと。
というのも、ミランのボランチに求められるフィジカル、プレス強度に関してメイテは申し分ないですし、キープ力があってルーズボールをバンバン回収できるため、ハイプレス戦術に向いている選手だと思いますしね(トリノ初年度もアグレッシブなチームスタイルの中で活躍)。
また、チャンスメイクとかシュート精度に良い印象はないですが、これらはミランのボランチにそこまで強く求められる部分ではないですし、とりあえず守備とビルドアップの局面(パス・ポジショニング)が安定していればチームにとって重要な戦力になれます。

という事で、もしメイテ獲得に問題があるとすれば、それはビルドアップに関しての部分になるのかなと。
昨シーズンに僕の見た限りでは、メイテは調子を落としたのか悪い形でのパスミスやボールロストが少なくなかった選手ですし、ビルドアップの局面において気の利いた動きを見せるような選手でもなかったとも記憶しています(昨シーズンはトリノがチームとして良くなかったのもありますが)。

それと今シーズン、ジャンパオロが就任してからのメイテは見てないので詳しくは分かりませんが、彼の下で構想外になってしまったことを考えると、やはりビルドアップの局面に関し問題を抱えているように推察されます(この点に関し詳しい方がいれば教えていただけると助かります)。

もし事実であれば、この点の改善は必要になってくるかなと。

とは言え、ピオリ監督は才能を持て余していたケシエを見事に成長させた実績がありますし、メイテは監督自身が獲得を希望しているという報道もあるため、個人的にメイテ獲得には好意的です。



おわりに



獲得が近いと報じられるメイテですが、そんな彼の移籍形式は「100万ユーロの有償レンタル+約1000万ユーロの買取OP」というのが有力視されています。

2年前に比べパフォーマンスをかなり落としているように見受けられるメイテですが、上手くチームにフィットして復調・成長すれば十分に通用する実力はあると思っているだけに、個人的には結構期待しています。

レンタルなのでリスクは低いですし、当たれば約1000万ユーロで完全移籍させられるという事で、かなり良い取引といえるのではないかと。

正式発表を楽しみに待ちたいと思います。


それでは今回はこの辺で。

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Comments 10

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名無しのミラニスタ  

いつもためになるツイートとブログありがとうございます。
マンジュキッチ獲得の噂がありますが、カカニスタさんはどうお思いでしょうか?

  • 2021/01/15 (Fri) 08:30
  • REPLY
Aki  

いつもありがとうございます。

メイテ獲得は僕もかなり好意的に受け止めておりましたが、カカニスタさんも同意見なら安心です(笑…いやマジです)!
プレー集だと欠点がわからないので気になっていたのですが、
ジャンパオロが好まないあたり、やはりビルドアップなんですね。
今のミランのシステムとピオーリの指導でバッチリ噛み合うことを期待します。

名無しのミラニスタさんも書かれていますが、マンジュキッチはどうお考えですか?
僕はコストや特徴など補強戦略として良い選択肢だとは思うのですが、
ユーヴェ時代(ロマニョーリキック事件)の経緯から好きではないので…
同じフリーで本人が希望を表明したパト復帰のほうが、ロマンはありません?

  • 2021/01/15 (Fri) 15:48
  • REPLY
CL8  

メイテは当たり補強になるんじゃないかと思っています。ベナセルを使いこなせなかったジャンパオロパターンなので笑
冗談は抜きにしてもビルドアップと決定力に課題があったケシエが見事長所を発揮できるよう指導したピオーリですから、フィジカルとテクニックを兼備した才能の塊みたいなメイテは楽しみで仕方がないですね。カラブリアのセンターハーフ起用が減ってしまいそうなのは少し残念ですが負担を減らせるという意味では良い補強ですね。

  • 2021/01/15 (Fri) 17:33
  • REPLY
すくろう  

ベナセルの控えとしてはトナーリがなんとかって感じですがケシエ不在となるとかなりまずいですしメイテも良いと思います。
しかも買取りOP付きならフィットできなければ…という事もできますし最小限のリスクで済むんじゃないでしょうか
シマカンの怪我が痛いですよね。あとはボーナス額をちょっと詰めるだけって感じだったんですが…ここにきてトモリも浮上してきましたがさてどうなるか…
あとマンジュキッチの話、とても面白いと思います。1.5年契約要求ってのは微妙ですが…まずは半年で価値を示してもらいたい所ですね!

  • 2021/01/15 (Fri) 21:46
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To 名無しのミラニスタさん

コメントありがとうございます。こちらこそ読んでいただき感謝です。
もしよろしければ、ハンドルネームを付けていただけると、コメント者が識別しやすくなるので更に嬉しいです。

さて。マンジュキッチについてですが、結論から申し上げると賛成寄りです。

理由を以下に箇条書きさせてもらうと
・イブラの他にポストプレー、空中戦に強い選手が欲しい(イブラ不在時、戦術の幅を広げるため)
・移籍金0
・セリエAでの実績十分
・そもそもマンジュキッチが好きな選手(献身性があり、戦える選手)
・戦術的・チームスタイル的にマッチしそう

こんなところです。ですが懸念材料もあって
・ブランク(試合勘をすぐ取り戻せるか)
・年俸(低年俸でもOKか)
・控えの役割を受け入れてくれるか(途中出場を含めると出番は間違いなく少なくないですか、ベストメンバーが揃えば控えに回ると思うので)

といった感じです。以下の点がクリアできればチームの補強として申し分ない選手だと思いますし、個人的にはかなり来て欲しいです。

  • 2021/01/15 (Fri) 22:56
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To Akiさん

コメントありがとうございます。こちらこそ読んでいただき感謝です。

メイテ不振の原因には精神的なものもあると思いますが、その点は仰るようにピオーリのメンタルケアが効くでしょうし、(潜在)能力的には十分だと思うのでやはり良い補強になると予想します。外したらごめんなさい(笑)

マンジュキッチの例の件について。ラフプレーはその程度により、人それぞれ許すor許せないの判断があると思いますし、許せない場合は獲得に抵抗感があるのは致し方ないと思います。
個人的には当のロマニョーリが気にしてないなら良いのかなと。イブラとケアーも、かつてはそれぞれ別のクラブで対峙した時に小競り合いを起こしてましたし、ロマニョーリとマンジュキッチもチームメートになれば結構良い感じになると嬉しいです。

パトは僕の中ではカカ移籍直後のミランの希望だったので、もう未練たらたらですよ(笑)
ですのでもう一度夢を見せて欲しい思いは強いですし、ロマンもあります。ですが同時に、マンジュキッチよりも活躍するかどうかリスキーな気はしますね。

  • 2021/01/15 (Fri) 22:57
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To CL8さん

コメントありがとうございます。

>>~ジャンパオロパターンなので笑

……なるほど、盲点でした(笑)

メイテは素材は確かでしょうから、実に楽しみな補強になったと思います。

カラブリアはホントに凄いですよね。将来的にはボランチでの本格起用もあり得るんじゃないかとすら思います。

  • 2021/01/15 (Fri) 22:59
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To すくろうさん

コメントありがとうございます。

買い取りOP付きレンタルでまとまったのは大きいですね。完全移籍できるよう、メイテには是非とも頑張って欲しいです。

シマカンは惜しい選手ですねー…。個人的にはトモリどうなの?って感じですし、シマカンに対する期待が高まっていただけに非常に残念でした。
一応下書きしてたシマカンに関する記事がお蔵入りになったのも痛いです(笑)

僕もマンジュキッチと契約するならまずは半年間が無難かなという気がします。選手からすればある程度の期間の保証が欲しいのは尤もだとも思うのですが、イブラやケアーが短期間の勝負で自らの価値を証明しただけに、彼にも同様のパターンを期待したいです。

  • 2021/01/15 (Fri) 22:59
  • REPLY
名無しのミラニスタ  

マンジュキッチは大好きな選手で、ロマニョーリの件等言われるまで忘れてましたし、試合中の小競り合い等はその試合で完結することだと自分は思いますので、マンジュキッチは賛成です。
むしろパトの方が私は否定的です。本人のかベルルスコーニの意志かは解りませんが、PSGからの移籍金4000万ユーロのオファーを拒否して残留、(ガッリアーニがPSGと合意したとメディアで話してたのを覚えています)マンCのテベスを2500万ユーロで獲得のクラブ間合意が失くなり、来たのはマキシロペス、そしてスクデットを失った過去を鮮明に覚えています。あれさえなければチアゴもイブラも失いませんでした。その後テベスにミランはボコボコにされてます。更にマンジュキッチはユーベで常に活躍していましたが、パトは最後の欧州トップリーグでのチェルシー時代に2試合しか出てませんし、その時も途中出場でプレーも怪我の影響か全盛期の爆発的なスピードを持った選手ではなく、フリーランニングも上手くありませんでした。なので、私はパトに獲得に対してはかなり否定的です。

カカニスタ22
カカニスタ22  
To 名無しのミラニスタ(00:12)さん

コメントありがとうございます。

テベスの件、よーく覚えています。あの時は怪我がちでまともにピッチに立てなかったパトを放出し、戦術的にも能力的にも当時のミランにかなり合っていたテベスを迎え入れるのが間違いなく合理的な選択だったと思います。しかし、確かパトが自分の娘さんとお付き合いしていたってこともあって、ベルルスコーニ会長が鶴の一声で止めたんですよね…。
あの一件はパトが好きな僕にとっても、チーム状況を第一に考えれば極めて納得しがたいものがありました。

近年の実績、能力を考慮すれば、マンジュキッチ獲得の方が戦力として確実でしょうね。パトの復帰願望は個人的にとても嬉しいですが、そのためにはセリエAの別クラブ等で自身の価値を再度証明する必要があるのかなと。

  • 2021/01/17 (Sun) 16:33
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