【激闘のミラノダービー】インテル対ミラン【2020-21シーズン・セリエA第4節】

今回はセリエA第4節、インテル対ミラン(ミラノダービー)のマッチレビューを行いたいと思います。

スタメン

【20-21】インテル対ミラン_スタメン

3-4-1-2のインテルと4-2-3-1のミラン。
(※当記事におけるキャプチャ画像の映像引用元はいずれも『Dazn』より)


ミランの守備

まずはミランの守備(プレス時)について。インテルの3バックに対し、ミランは1トップのイブラと両サイドハーフのサレマとレオンの3人で対応します。そして、相手のダブルボランチに対してはチャルハノールと片方のボランチが対応し、トップ下に対してもう片方のボランチが付く形が基本です。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説1
――ミランの守備陣形について。この場面ではサレマがコラロフへのパスコースを切りながら、ハンダノビッチにプレスをかける


このように、相手の中盤3枚に対しミランは少し柔軟に形を変える必要があるため、最序盤は相手中盤に良くない形でボールを持たれるシーンが何度かありました。

【20-21】インテル対ミラン_戦術解説2
――例えばこの場面。ボランチのマークが間に合わず、中盤で数的不利に。ボールホルダーのデフライはブロゾビッチにパス


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説3
――その後の場面。サレマがカバーに入るが、ブロゾビッチはフリーとなったコラロフへパスを出す。


とは言え、その後は大体において上手く守れていたかなと。


インテルの攻撃とミランの守備

一方のインテルの攻撃について。インテルの強みは何といっても強力2トップにあります。
DFを背負ってからのプレーが上手く、敏捷性に優れるラウタロと、圧倒的なフィジカルを持つルカクの2人が基本的に前線に張ってパスを受け、それぞれケアー、ロマニョーリと対峙する形です。
また、走力とテクニックに優れるバレッラがトップ下で流動的に動き、主にその2人と絡みながらチャンスを演出していこうとします。

対するミランは組織で応戦。1対1では分が悪いため、ベナセルとケシエの中盤2人が奔走し、積極的にDF陣を助けることでインテルの攻撃を凌いでいきます。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説4
――例えばこの場面。ルカクがこの位置でロマニョーリを背負いながらボールキープ(黄)。これにより生じるスペースにバレッラ(青)が侵入していこうとするも、ベナセルが付いていく。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説5
――その後の場面、ラウタロがワンタッチでエリア内のバレッラにパスを送るも、ベナセルがカット。

対ラウタロについては、例えば以下の形です。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説6
――ラウタロがボールを持ち、ケアーに対しドリブルで仕掛ける


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説7
――その後、ケシエが素早くヘルプに入り、ケアーと挟み込んでラウタロを止める(黄)


ミランの強力カウンター


このようにしてインテルの攻撃を防いだミランは、カウンターないし速攻からチャンスを量産していきます。
ミランの狙いは明確で、それは相手ボランチ(ブロゾビッチ、ビダル)の背後に素早くボールを送り込むというもの。
そこでボールを持てれば一気に相手の3CBと対峙できますし、今回のインテルの左右CBは本職ではないため、質的な意味で優位に立つことが可能となりますからね。

そして、その際に重要な役割を担ったのが、チャルハノールとイブラヒモビッチの2人です。
まずチャルハノールは、抜群の走力とポジショニングセンスを如何なく発揮し、攻撃時に素早く相手2ボランチの背後に潜り込むなどしてパスを引き出します。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説8
――例えばこの場面。自陣エリア内からサイドのテオにパスが通り、ミランがカウンターを開始。同時にチャルハノール(赤)は前方へすぐさま駆ける


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説9
――その後の場面。テオから斜めのパスを引き出し、ファールを獲得した


そして、イブラは後方からのボールを圧倒的なキープ力で収めつつ、ストライカーとして自ら積極的にゴールを狙っていきます。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説10
――例えばこの場面。自陣深くでこぼれ球を拾ったチャルハノールは、ワンタッチで前方のイブラ(画面外)にロングパス。イブラがそのボールを収め、時間を作る。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説11
――その後の場面。サレマが駆け上がり、イブラがそこへスルーパスを送る


このようにして相性抜群のこの2人を中心に攻撃を展開したミランは、13分、16分に立て続けにゴールを奪うことに成功しました。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説12
――1点目のPKに繋がった場面について。自陣でのボール奪取後、カラブリアがドリブルでボールを運ぶ。同時に、チャルハノールは相手2ボランチの背後に走り、カラブリアから縦パスを引き出す


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説13
――その後の場面。チャルハノールはイブラの裏への動き出しに合わせてスルーパスを通す。イブラはそのままエリア内へ侵入し、倒されてPKを獲得した。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説14
――続いて、2点目に繋がった場面について。右サイドからパスを受けたチャルハノールは、ワンタッチで素早く左サイドのレオンにパス。レオンはダンブロージオとの1対1の局面を迎える


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説15
――その後の場面。スピードを活かして縦に抜いたレオンは、そのままイブラに素晴らしいクロスを供給し、ゴールをアシストした。


以前(昨季中断前まで)のチャルハノールはプレーの判断・走力に関しては素晴らしいものがありながら、肝心のプレー精度が足りないことで、目に見える結果を残すことはできていませんでした。
しかし今、こうしてプレーの精度をも高めたことで申し分のない選手となりましたし、もはやミランに決して欠かすことのできない存在です。

イブラについてはもう流石としか言いようがないですね。最高の選手です。
ポゼッション・カウンター両局面で今なお絶対的な存在ですし、この試合でもドッピエッタを記録する大活躍。
この試合にもしイブラが間に合わなかったと思うとゾッとします。



インテルの反撃

幸先良く2点を決めたミランですが、インテルも反撃。前線の2トップ(特にルカク)に集中的にボールを集めることでチャンスを作っていきます。
この点については、ビルドアップ時にバレッラが動きを変えたのも大きかったかなと。積極的にサイドに流れることでボールを引き出そうとしつつ、これにより2トップのためのスペースメイクも行います。

バレッラ(トップ下)に対するマーク担当は、バレッラにタイトに付いていけば中央にスペースを空けてしまいますし、かといって付いていかなければフリーの状況でバレッラにボールを受けさせてしまうリスクが生じるということで、難しい選択を強いられることになりました。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説16
――例えばこの場面。サイドに流れるバレッラ(青)に、ベナセルが付いていく。一方のハンダノビッチは前線のルカクにロングパス


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説17
――ルカクがケアーと競り合う(紫)。一方で、ラウタロは中央フリーでそのこぼれ球を狙う


そうこうしている内に29分、左サイドからのクロスにルカクが合わせ、インテルに1点を返されてしまいます。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説18
――1点目の少し前の場面について。右サイドでルカク(紫)がボールをキープし、ハキミにバックパス。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説19
――その後、ハキミは逆サイドのコラロフにパス。ミランは全体的に左サイドに寄せられており、かつ右サイドハーフのサレマがこの位置だったためプレスバックが間に合わず、逆サイドで数的不利となり失点を喫した

このようにしてインテルが盛り返していきますが、ミランも速攻・カウンターで応酬しチャンスを演出。
その後も両チームともにチャンスを作っていきますが、前半はそのまま1-2で終了。ミランリードで前半を折り返します。



後半の攻防

ミランは前半同様、チャルハノールとイブラを中心に速攻を仕掛けてチャンスを演出。
ただし後方からのビルドアップ時は、イブラへのセーフティなロングボールをより多用していきます。
具体的には、ミランの2ボランチに対し、インテルは主にバレッラとボランチのビダルで対応するということで、ミランはその背後のスペースにボールを送り込んでいくといった形などですね。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説20
――例えばこの場面。ミランはロングパスを使い、ビダルとバレッラの背後にボールを送る。このボールにはブロゾビッチが対応。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説21
――そのこぼれ球をイブラとケシエで拾い、最終的にはチャルハノールがボールを受けて速攻に繋げた


イブラは大抵のボールに競り勝ち、そして収めてくれるので、こうしたシンプルな攻めも実に効果的なものになりますね。


【20-21】インテル対ミラン_空中戦勝利数ランキング
――参考:この試合における空中戦勝利数トップ5。イブラは断トツの「9回」を記録(『WhoScored』より)


一方のインテルも前半と同様の攻めの形を継続しつつ、より前線へのロングボールを多用していく形です。
ラウタロに対しては、ケアーが流石の落ち着きで前半よりもしっかりと抑え込めていましたが、ルカクは止められず、次々とボールを収めてチャンスに繋げていきます。

このルカク無双についてはルカク自身が素晴らしかったのもありますが、対峙したロマニョーリのコンディションが最悪に近く、抜かれないことを最優先に守った結果、ルカクに自由にボールキープさせてしまったというのも原因として大いにあったと思います。
ただ、長期離脱明けで即ダービー戦、しかもマッチアップ相手はルカクという精神的にも肉体的にも滅茶苦茶タフな状況でしたし、そうした背景を考慮するとロマニョーリは最善を尽くしてくれたのではないかと。

また、ミランにはこの圧倒的不利なマッチアップをチーム全体でカバーする意識もありましたし、中でもケシエの貢献度は高く、的確なカバーリングでスペースを埋めていました。
しかも、ルカクに対してフィジカルで互角に渡り合える数少ない選手として、存在感を大いに発揮していましたね。


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説22
――例えばこの場面。ルカクがボールを収め、ロマニョーリが対応。その背後のスペースにビダル(青)が侵入するが、ケシエもカバーに入る


【20-21】インテル対ミラン_戦術解説23
――その後の場面。ハキミからビダルにパスが送られるが、ケシエがインターセプト(水色)。そのままカウンターに繋げた



交代の意図

62分、ミランはレオンとサレマに代え、クルニッチとカスティジェホを投入。カスティジェホはそのまま右サイドに、一方のクルニッチはトップ下に入り、チャルハノールは左サイドに回ります。
この交代に関しては、どちらかというと守備面を重視したとみて間違いないと思います。

もしスコアが同点ないしビハインドの状況であれば、ディアスやハウゲといった攻撃的なカードを切ったのでしょうが、1点リードという状況でしかも若干押され気味でしたから、フィジカル(守備での貢献度)と走力(カウンター)を考えて上記の2人を投入したのでしょうね。

そして72分にはロングボールから2人の速攻でチャンスを作り出しましたが、クルニッチが決められず。

対するインテルも67分にエリクセンをブロゾビッチに代えて投入。攻撃的なカードを切り、73分にはあわやPKかというシーンに絡みました。
更に83分にはビダルに代えてサンチェス。最後の攻勢を仕掛けます。
追い詰められたミランでしたが、チーム全体で意地の守りを見せてインテルの猛攻を凌ぎ切り、試合はそのまま終了。


インテル1-2ミラン



雑感

激戦となったミラノダービーでしたが、結果は1-2でミランの勝利となりました!!!

ミランがインテル相手にリーグ戦で勝利を収めたのは実に2015-16シーズン(ミハイロビッチ・ミラン時代)以来ということで、本当に久しぶりですね。
「自分がミラニスタになって初めてインテルに勝ったのを見た」という旨のコメントも拝見しましたし、改めて月日の経過というものを実感します。
いやはや…それにしてもやはりインテル相手の勝利は格別ですし、何ものにも代えがたい喜びを覚えますね。

なお、これでミランはリーグ4連勝ということで、暫定ながら単独首位に浮上しました。
まだ4試合を消化したに過ぎないとは言え、内容・結果共にこれほど充実したシーズン序盤など記憶にないレベルですから、弥が上にも期待が高まりますね。

このチームが今シーズン、どのような結果を残すか本当にワクワクしますし、今シーズンこそはきっと目標を達成し、ミラニスタ同士で喜びを分かち合えると信じています。


Forza Milan!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

20Comments

ろろろ

一夜経っても興奮が収まらない最高の日曜
このまま優勝だあああああ!!!😈😈😈
Forza Milan!

  • 2020/10/18 (Sun) 22:33
  • REPLY

alt

レポおつです!

土曜の深夜ということもあり、生で見てましたが、んもぉ最高っ!
後半の具合を見るからに、私達にはツキがありましたね(笑)


一点目のPKはカラブリアの縦のするどいパスが素晴らしかった。
ケシエは目立ってましたし、サレマーカーもよく走ってましたし、イブラはPKはずしてもしっかりと決めてました。
全員で戦おうという意志が感じ取れますし、チームの雰囲気も素晴らしいですね。


インテルの勝ち点三を奪って、ラツィオがサンプにやられて、何よりナポリのマイナス1は終盤の上位くい込みでかなりきいてきそうです。
ミランにとっては、ここ二週間素晴らしい風が吹いてますね。


個人的には、ELは気持ち半分にして確実にCLを取るのに専念してもらいたいですが、そうもいかないでしょうね(笑)

インテルとは地力の差はあった気がしますが、ネガティブな話は置いておきましょう。
まずは、久しぶりのダービー勝利!皆さんと喜び分かち合いたくコメ入れさせていただきます!

やったね!☆ミ


  • 2020/10/18 (Sun) 22:42
  • REPLY

ビオラ

カカニスタさん、早々のマッチレポートありがとうございます。

一瞬も気が抜けないすごいゲーム、まさに激闘でした。
イブラ、、
王、神、救世主と言われてましたが、とうとう実況の北川さんが「専制君主」と(笑)

39歳であのパフォーマンス、フィジカルや資質に恵まれてるとは言え、本人のメンタルの強さ、向上心や自制心には頭が下がりますね。
チームにもたらした「勝つこと、いつでもベストを尽くすこと」への強いこだわりが見てとれるゲームでした。

チャルハノールはミランの10番を背負うのにふさわしい選手になりましたね。私がミランのゲームを見始めた頃はセードルフが10番を付けてました。
私の中では、それ以来の10番です。

皆、すばらしかったですがケシエの働きには感動すら覚えました。胸が熱くなりました。

カラブリア、どうしちゃったの、っていうぐらい今期は安定してますね。何があったのでしょう!

2点目のレオンのクロスにはしびれました、今期は楽しみです。

ダービーで以前に「やったー」と叫んだのは、、もう記憶にありません。そんなに前なんですね。

今しばらくミラニスタの皆さんと喜びを分かち合いましょう!
ありがとうございました!

  • 2020/10/18 (Sun) 22:54
  • REPLY

Hiromiffy

2点目ジーンときました。これぞスーパースター!

  • 2020/10/18 (Sun) 23:00
  • REPLY

名無しのミラニスタ

下手したら泣いた人もいるはずだ
昨日は寝れなかった
これがシーズンの到達地点では無いけど何と長かった事か

病み上がりの大一番でイブラは仕事をしてくれた
流石に疲労も見えたがイブラはイブラだ
ここまで希望が持てるのは正直イブラが以前いた時代までさかのぼる
ケシエにケアーにレオンにドンナルンマにピオリの割り切った戦略
あらゆる部分で秀でてた事を語り尽せない
正直選手層のクオリティではインテルに負けている
試合開始前の整列ではコロナで出れない選手がいるとは言え厳しいと
インテルの錚々たる面々を前に感じていた
でも勝った苦しい時間もあったが勝った最後まで勝ち抜いた
これがミランだ勝者のメンタリティーだイブラだけではなくチームが勝者になった
大好きだからこそ否定的になってしまう事もあるけどイブラは本当にイブラで愛さずにいられない
昔イブラはミランに救われたと言った大事にしたいと
なんという貴重で重要な贈り物をミランに返してくれてるのだろう
10年の時を経てなんて美しい恩返しなのだろう

カッサーノは今もなおイブラをセリエA最高の選手の一人だと豪語する
私もカッサーノに同意したい昔の天才で怪物だったイブラも今の老獪で卓越してるイブラも
どちらも最高で素晴らしいものだ
ここからの敵は過密日程と選手のメンタリティ次第だ最初の大一番を制した
そして次の試合が大事だ

シェバシェバ

コメント失礼致します。

マッチレポートありがとうございます。ほんとに勝てて良かったです。

イブラヒモビッチは流石ですね。2得点はもちろんのこと、ロングボールを収めてくれることでだいぶチームは助けられますよね。

守備陣も出来ることは100%やったからこそ1失点で終えることが出来たのではないかと思います。

レフェリーの判定には多少不可思議な点も見受けられましたが、次のEL(DAZNで放送されるか分かりませんが)、ローマ戦と勝利してもらいたいです。

  • 2020/10/19 (Mon) 01:43
  • REPLY

華夏

ミラノダービー勝利!おめでたいですね
辛勝とは言えダービーに勝てたのは好調すぎる イブラ様々
チャルハノールも10番に恥じない選手に復活しましたしケシエもとんでもない選手になりそうです
イブラは後半疲労で交代を求めたそうですがピオリはそれを許さなかったらしいですししっかりチームの手綱を握れてるようで安心です
ラウタロとルカクが怖かったのとロマニョーリとテオの守備が不安だったのでサムカスとクルニッチに交代して守備を固めるよりレギュラー2人が不在のCBをもっと攻めたほうがいいんじゃないかと思いましたが結果勝ちきりましたのでピオリには頭が上がりません
そして遂に勝ち点でも単独1位!
このままCL圏獲ってもらいたいです

  • 2020/10/19 (Mon) 01:51
  • REPLY

ミラさん

レポート有難うございます!
いやー本当に勝ててよかったですし、私は恥ずかしながら試合終了のホイッスルと共に涙してしまいました(笑)
今季のミランは昨季の勢いを維持しつつ、イブラ抜きの時期にもしっかりと勝ち切ことが出来るいいチームになっていました。
ですがこういったビックマッチではやはりイブラの存在感は別格だと改めて感じました。
そしてそのイブラに若い選手たちが必死に付いて行き、今回の結果に繋がったんだと思います。
イブラの試合後インタビューの「俺には助けてくれる仲間がいる」という言葉が今のチームの最高の状態を表していると思いました。
近いうちにレビッチ、ドゥアルテも戻ってきますし、今回の試合に出れなかった選手も相当モチベーションは高く維持できている筈なのでここで油断せずに勝ち続けてほしいですね!

  • 2020/10/19 (Mon) 11:20
  • REPLY

すくろう

シンプルに嬉しい!
インテルの3バック2トップとは噛み合わせが悪いと思うんですよね。解説の細江さんも仰ってましたが今季のインテルは去年のサイドサイドっていう感じから中央の比重も増えて守る方からすると的が絞りにくい。加えて3バックの一角に置かれたコラロフもたまに出てくるのでそこを誰が見るのかも難しい。まぁその分あっけないとすら感じさせる脆さもあるわけでそこを上手く突けたタイミングをしっかり決めれたのは大きかった。
ミランの守備としては特にチャルハノール、ケシエ、ベナセルの所が毎回違う相手を見なきゃいけない可能性がでてくるので肉体的な負担と判断の難しさが半端じゃないと
そのなかで三人は見事な仕事をしてくれましたね。
交代も意図が分かりやすい交代でしたし入った選手もやるべき事を理解していた様に見えました。運もあったと思いますがベンチ含めチームとして上手くいってるというのが感じられた試合でした!
僕は常々レオンに批判的な意見を言っていますが二点目のシーンは勝負しろ!って叫んじゃいました。結果左足で見事なクロス
やっぱりポテンシャルは凄まじいものがありますね。
しかしマージーサイドダービーやナポリxアタランタとかマドリーとバルサが揃って負けるとかユーベもドローと土曜は色々面白い1日でしたよね

  • 2020/10/19 (Mon) 11:54
  • REPLY

Ap21

レビューありがとうございます。

近年、感じた事の無い興奮がありました。
終了ホイッスルの瞬間は1人でスタンディングオベーション(笑)

失点した時、ドローまでは覚悟したんですが、そうはさせなかった。ケシエを始めみんなが集中力を切らす事なく頑張ってくれた結果ですがロマが調子が上がってない中
ケアーがとても安定してたように思いま
す。

イブラの2点目も圧巻でした。

ベテランと若手の融合、パオロは正しかったと改めて…







  • 2020/10/19 (Mon) 20:51
  • REPLY
カカニスタ22

カカニスタ22

To ろろろさん

コメントありがとうございます。

過密日程による疲労、怪我のリスクが大いに気になるところでありますが、今のチームの勢いであれば目標以上の結果を残すことも決して不可能ではないでしょうね。
引き続き応援していきましょう。

  • 2020/10/20 (Tue) 00:33
  • REPLY
カカニスタ22

カカニスタ22

To altさん

コメント&労いのお言葉ありがとうございます。

カラブリアのパフォーマンスも素晴らしかったですね。
仰るような得点シーンの縦パスを始め、積極的な仕掛けやパスでチームの攻撃を活性化させてくれました。

かつてのミランであればELなら手を抜き、リーグ戦に全力というスタンスでしょうが、仰る通り今は違うでしょうね。
とにかく過密日程による怪我だけには気を付けて欲しいです。

  • 2020/10/20 (Tue) 00:34
  • REPLY
カカニスタ22

カカニスタ22

To ビオラさん

コメントありがとうございます。こちらこそ読んでいただき感謝です。

イブラの飽くなき向上心にはただただ頭が下がりますよね。
39という年齢でこのパフォーマンスを発揮するというのは並大抵の努力ではないでしょうし、彼のような存在がお手本としてチームに在籍してくれるのは本当に重要なんだなと改めて感じます。

今在籍している若手選手には是非ともイブラのメンタリティを学んで欲しいですし、そうして将来はイブラのようにミランを支えてもらいたいです。

  • 2020/10/20 (Tue) 00:36
  • REPLY
カカニスタ22

カカニスタ22

To Hiromiffyさん

コメントありがとうございます。

コロナからの復帰戦で即2ゴールを決めるというのは並大抵ではないですし、それがミラノダービーであれば尚更です。
仰る通り、正にスーパースターのみがなしえる偉業ですね。

  • 2020/10/20 (Tue) 00:36
  • REPLY
カカニスタ22

カカニスタ22

To 名無しのミラニスタさん

コメントありがとうございます。

2点先取から1点を返された場面で、近年のミランであれば気落ちしてズルズルと引きずってしまったのでしょうが、あそこで踏ん張り追加点を許さず攻めの姿勢を維持した点にチーム全体の成長、勝者のメンタリティを大きく感じましたね。
途中までは前回のダービー戦と同様の展開だっただけに、チームとして対照的なリアクションを示してくれたことが嬉しいです。

加齢による身体的変化や戦術トレンドの変遷と共に柔軟に意識を変え、自身の強みを発揮し続けるイブラのインテリジェンスの高さにはただただ脱帽ですし、「戦術のカルチョ」を象徴する選手だと思います。

  • 2020/10/20 (Tue) 00:37
  • REPLY
カカニスタ22

カカニスタ22

To シェバシェバさん

コメントありがとうございます。こちらこそ読んでいただき感謝です。

守備陣の頑張りにも感謝ですね。
CBのエリア内での空中戦、SBのサイドでのマッチアップ、いずれも痺れました。

この勢いを維持するためにも決して負けて欲しくないですし、過密日程が続きますが勝ち続けてもらいたいですよね。

  • 2020/10/20 (Tue) 00:38
  • REPLY
カカニスタ22

カカニスタ22

To 華夏さん

コメントありがとうございます。

長年リーグで勝てていないダービー戦でしたし、この勝利は本当に嬉しかったですね。

CL権は今年こそ獲りたいですし、このチームならそれも十分に可能だと思います。大いに期待したいですね。

  • 2020/10/20 (Tue) 00:38
  • REPLY
カカニスタ22

カカニスタ22

To ミラさんさん

コメントありがとうございます。こちらこそ読んでいただき感謝です。

昨冬のイブラ加入直後と比較すると、イブラを中心としつつもチームとして確実に成長しているのを実感しますし、仰るように最高のチーム状態なのでしょうね。

この過密日程を乗り切るには(現在の)控え選手の活躍も不可欠ですし、彼らの奮起には大いに期待したいところです。

  • 2020/10/20 (Tue) 00:39
  • REPLY
カカニスタ22

カカニスタ22

To すくろうさん

コメントありがとうございます。

中盤3人は仰るようにかなり難しい役割を任されましたが、素晴らしいパフォーマンスでしたね。
昨季から継続していることもあって相互理解が深まっていますし、中盤が磐石であることは強く安定感のあるチームには必須だと思うので最高です。

ミラノダービー以外にも色々と面白い展開があったみたいですね。
個人的にはナポリ対アタランタの結果に特に驚きました…。

  • 2020/10/20 (Tue) 00:40
  • REPLY
カカニスタ22

カカニスタ22

To Ap21さん

コメントありがとうございます。こちらこそ読んでいただき感謝です。

僕も試合終了直後には一人でガッツポーズを連発してました(笑)

イブラを説得し、ミランに連れてきたマルディーニ、そして今は退団してしまいましたがボバンの2人は最高の仕事をやってくれましたね。正に英断だったと思います。

  • 2020/10/20 (Tue) 00:40
  • REPLY