ミランのCB獲得候補、アイェルについて

8 Comments
カカニスタ22
現在、ミランが補強を目指しているCBのポジションですが、そのメインターゲットとしてはフィオレンティーナに所属するミレンコビッチの名前が挙がっています。
しかし、獲得のハードルは高く、一部報道によればフィオレンティーナの要求額は4000万ユーロとのこと。先日の記事で言及したキエーザ同様、今のままではミランが獲得するのは極めて難しい状況です。



そこで、より安価で獲得できる将来有望な選手として、セルティックに所属するアイェルの名前が浮上してきました。

ということで今回は、アイェルについての情報をまとめていこうかなと。
最初に、アイェルのプレースタイルや特徴について。アイェルは2メートル近い身長を誇る大柄なCBで、ハイライト集を見るに長い足を活かしたスライディングを持ち味の1つとしているようです。


(動画時間:8分37秒)


また、彼の持つ大きな武器の1つとして報じられるのが足元の技術です。
ビルドアップ時に正確にパスを捌けるだけでなく、隙あらばドリブルで前に持ち運べるということで、攻撃時の貢献にも大いに期待できそうです。実際、上記のハイライト映像でもドリブルで持ち上がるシーンというのが散見されますしね。

アイェル パススタッツ

データも参照してみましょう。以上は今シーズンのスコットランドリーグにおけるアイェルのパスに関するスタッツ(『SofaScore』より)なのですが、まず目を引くのは平均タッチ数が「89.9回」という点です。非常に多いですね。(単純な比較として、ミランのロマニョーリが昨季記録した平均タッチ数が「67.9回」)。

そして、平均パス本数(精度)も「71回(90%)」と好記録。中でも特筆すべきは敵陣での平均パス本数が自陣でのそれを上回っている点ですね。
スコットランドリーグにおけるセルティックの絶対王者としての立場を考えると、やはり多くのチームがセルティックに対し守備的に振る舞っていることが推察されますし、そういう状況だとCBのアイェルも積極的に敵陣地に侵入し、パスを捌いているということでしょうか。

しかも、敵陣でのパス成功率は「89%」ということで、自陣でのパス成功率(92%)とほとんど変わらないというのも凄いです。

アイェル ヒートマップ

ちなみにヒートマップ(『SofaScore』)を見ても、積極的に敵陣地に侵入していることが窺えます。
また、アイェルは右利きながら左サイドを主戦場としている選手ということで、ロマニョーリ不在時の左CBとして起用の目処が立つのも大きいんじゃないかと。



しかしながら肝心の守備面については、今のところ個人的には判断しかねる部分であります。
やはりハイライト映像やデータだけですと、ポジショニングやカバーリング、ラインコントロールといった判断能力の是非について知るのは難しいですし、リーグの違いもありますからね。

ただ、既にフィジカル面は素晴らしいものがありますし、先述の通り攻撃面での貢献は大いに期待できます。そして判断面はカルチョへの適応の過程で否が応でも鍛えられる部分でしょうから、いずれにせよ非常に有望な選手であるといえそうです。



さて。そんなアイェルの市場価値はおおよそ1500万ユーロ辺りと報じられており、それも買取OP付レンタルでの獲得もあり得るとのことで、実現すればかなり面白い補強になるのではないかと感じています。


個人的に、補強の確実性を重視するならミレンコビッチだと思うのですが、移籍金を考えるとアイェルという選択肢も考慮されて然るべきかなと。

果たしてミランはCBの補強として誰を連れてきてくれるのか…。続報を楽しみに待ちましょう。


それでは今回はこの辺で。

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Comments 8

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名無しのミラニスタ  

ミレンコビッチは1000万€ほどギャップがあるようなので難しそうですね。買取OP1500万€ならバカヨコやキエーザの可能性があるので良いと思います。CBの補強は必要不可欠ですが、バカヨコとキエーザはロマンがあるのでクルニッチとパケタの売却で実現して欲しいと最近思ってます笑

  • 2020/09/20 (Sun) 21:09
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Joie de Myao  

ノルウェー代表でも主力となってるので年齢の割に経験はあるし、セルティックは3バックと4バックを使い分けてるようで、そこで主力としてプレーできるということなので戦術理解度は低くないと思いますが、問題は周りとのコミュニケーションに必要な言葉の問題でしょう。これまで自国ノルウェーと英語圏のスコットランドでしかプレーしてないのにイタリア語が堪能とは考えにくいですし、ピオーリはイタリア語で指示を送るのでイタリア語が分からないのは相当厳しいんじゃないかと。
しかしスケールの大きさでいえば個人的にはミレンコヴィッチ以上のものを感じるので金額以上のリスクはあるものの賭けてみる価値はあると思います。

  • 2020/09/20 (Sun) 21:55
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すくろう  

僕は名前くらいしか知らない選手ですがケアーに似た感じの選手なのでしょうか?
ミレンコビッチより大分安価ですし義務ではない買取りOP付きってのは有難いですしやっぱりその浮いたお金でキエーザにチャレンジできるなら…という下心も込みでアイェル良いんじゃないかと思いますね。
まぁ個人的には機動力もあるアフリカ系のCBがハマるとは思うのですがそんな噂もありませんしね
しかしパケタ絡みでデパイって話もありますがこれはリヨンがバルサ相手に仕掛けてるだけなんじゃないかなとも。でもまぁその絡みで3者が満足できる形もあるんじゃないかとも思うんでよね…具体的にはパケタがリヨン、デパイがバルサ、そしてトティボかウンティティがミランにっていう具合に。まぁさすがにフロントもその辺は模索した上でのアイェルなんでしょうけども

  • 2020/09/20 (Sun) 21:55
  • REPLY
ビオラ  

いよいよ開幕ですね。
カカニスタさん、皆さん、今期もよろしくお願いします。

ニュースのチェックができていないのですが、今年は移籍市場はまだ開いているんですね。
カカニスタさんや、こちらのコメンテーターの皆さんは、今しばらくワクワクできますね!

私はCBクライシスでドキドキするのは嫌なので、ぜひCBの獲得をお願いしたいです。
アイエルは、データはすごいですね。それに長身、足元上手く、ドリブルで仕掛けられ、パス成功率が高く、、私の中では完璧です(笑)
買い取りOP付きでリーズナブルとなれば、ぜひ!

いつもCLに出てくるスコットランド首位のセルティックでポジションを獲得しているなら、それなりにできるのではないでしょうか。

ブレシア戦は観られなかったのでハイライト動画ありがとうございました。
途中でカルル選手が出ていたようですが、どうでしたか?
以前にカカニスタさんの、カルルのレポート読ませていただいてから、出場を楽しみにしています。

それではボローニャ戦は楽しみましょう!
ありがとうございました!

  • 2020/09/21 (Mon) 13:59
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カカニスタ22
カカニスタ22  
To 名無しのミラニスタさん

コメントありがとうございます。

現状、フィオレンティーナの要求額が下がらない限りは難しそうですよね。
ただ、ミレンコビッチ側が移籍を直訴するといった動きも今後考えられなくはないですし、何よりピオリ監督の強いリクエストもあるらしいので、おそらくミランとしてはギリギリまでミレンコビッチ獲得の可能性を探るのではないかと思います。

一方、より安価な価格でアイェルを獲り、浮いたお金で他ポジションの補強という選択肢も魅力的ではあるので、難しい所ですね(笑)

  • 2020/09/21 (Mon) 18:28
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カカニスタ22
カカニスタ22  
To Joie de Myaoさん

コメントありがとうございます。

確かに言語面の問題はありそうですね。盲点でした。

  • 2020/09/21 (Mon) 18:28
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カカニスタ22
カカニスタ22  
To すくろうさん

コメントありがとうございます。

>>ケアーに似た感じの選手なのでしょうか?

僕もまだアイェルの守備の特徴についてほとんど掴み切れていないのですが、マーキングやエリア内での安定感(クリアとか)はケアーが優勢で、守備範囲やスピードなんかはアイェルに分がありそうな印象です。

デパイとのトレード案も興味深いですが、ミランはパケタ資金をCBに充てたい?みらいなので可能性としては低そうですね。仰る通り、リヨン側がバルサに仕掛けた駆け引きの一種である可能性もありそうです。

  • 2020/09/21 (Mon) 18:29
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カカニスタ22
カカニスタ22  
To ビオラさん

コメントありがとうございます。こちらこそ今季もよろしくお願いいたします。

ここ2年ほど、シーズン中にCB不足に苦しめられましたからね。
今年こそ、できれば万全の態勢で臨みたいところです。

>>カルル選手が出ていたようですが、どうでしたか?

短い出場時間でしたが、カルルはやはりフィジカル面には大いに期待できそうです。
肝心の守備に関してはまだ何とも言えませんが、カルチョの守備に適応しようとしている段階ではないかと。
現時点ではまだスタメン争いに食い込んでくるというのはなさそうですが、しっかりと練習を積んで成長して欲しいですね。

  • 2020/09/21 (Mon) 18:31
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