再び起こり得る、CBクライシス
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— AC Milan (@acmilan) June 18, 2020
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手術は来週行われるとのことで、離脱期間は不明。一部報道では離脱が長引く可能性も示唆されています。
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— calciomercato.com (@cmdotcom) June 16, 2020
ただし彼の場合、怪我から復帰してすぐに先発できる状態かというと怪しいところです。離脱していた時期が長い分、コンディション面はもちろんのこと、戦術的にフィットする時間が必要になるのではないかと。
ということで、現時点で起用可能なCBはロマニョーリ、ケアー、そしてガッビアの3人となります。
これから始まる過密日程を考えると数的にかなり心許ないですね。
調整期間不足により怪我のリスクが高まっている状況でもありますし、ここで誰か一人でも離脱すれば控え不在という事態にもなりかねません。
更に、注意すべき点として、イエローカードの累積による出場停止が挙げられます。
現在、ロマニョーリの累積警告回数は4回でリーチがかかっており、ケアーもアタランタ時代を合わせてイエローカードを3枚貰っています(※『Calciomercato.com』によればケアーも4回となっているのですが、リーグ戦に限れば3回のはず。確かにカップ戦でもらったイエローを含めると4回なのですが…その辺の規約に詳しい方がいれば教えていただけると幸いです)。
つまり、次節のレッチェ戦でロマニョーリがイエローを貰うと、その次のローマ戦に出場停止という最悪の事態になります。
ミランがここから奇跡の上位進出を果たすには、既に勝ち点差が「9」も離れている5位ローマとの一戦には絶対に勝たなければいけないわけですが、その一戦をロマニョーリ抜きで戦うのは厳しすぎますからね。
また、先述の通りケアーも危ないですから、極力イエローを貰わずに結果を残すということがこの2人にはしばらく求められます。
そしてこういった状況ですと、もう一人のCBであるガッビアにもより一層の期待が懸かりますね。
来る過密日程期間中に多くの出番が与えられる可能性は高いですし、彼には是非ともこのチャンスをモノにして欲しい。
現在はロマニョーリとケアーのコンビが安定したパフォーマンスを見せてくれていますが、今シーズンを戦い抜くにはガッビアの成長、そして活躍が不可欠だと思います。
さて。思えば昨季もCBに離脱者が続出し、一時期はアバーテが代役としてCBを務める試合もあったわけですが、今回そういった事態になることは避けたいところですね。
今季はそのアバーテもいないですからね…。
CBに限った話ではないですが、可能な限りこれ以上の怪我人を出すことなくシーズンを戦い抜いてほしいです。
そのためにも、ピオリ監督による柔軟な選手起用に期待します。
それでは今回はこの辺で。