ラングニック・ミランの中心となることが期待される6選手
📰 GdS: Six players to form the core of Rangnick's #ACMilan side - Romagnoli not includedhttps://t.co/lii3QAcLYH #SempreMilan
— SempreMilan (@SempreMilanCom) June 1, 2020
その結果、ドンナルンマ、テオ、コンティ、ベナセル、チャルハノール、レオンの6人を中心的存在と捉え、チームを構想しているとのことです。
チャルハノールは以前から高く評価されていたらしいので当然としても、今のレオンはあまり評価されていないと思っていました。
十中八九ラングニックの下では中央(2トップ)で起用されることになるでしょうし、ここはレオンの最適ポジションだと思うので是非とも覚醒させて欲しいところです。
また、現在は苦戦中のコンティもこのラインナップに含まれていますが、アタランタ時代のプレーを思い起こせば期待されるのも頷けます。
現状右SBは要補強ポイントの一つだと思いますが、彼が復活すれば話も変わってきますしね。
残りの3選手については順当としか言いようがありません。
一方で、気になる点としては、ミランのカピターノであるロマニョーリが先のラインナップには含まれていないというものです。
確かに、DFラインをめっぽう上げてボールの即時奪回を狙うラングニックのサッカースタイルにロマニョーリが適合的かというと、若干怪しい感じはします。
ロマニョーリは相手を引き込んでから奪う守備や、ポジショニングの良さを活かしたエリア内でのボールクリアについては素晴らしいものがありますが、縦への強さだったりタックルによる積極的なボール奪取だったりはあまり見られません。
また、CBには縦にも横にも広い範囲をカバーする必要性が生じるため、フィジカル(特にスピード)的に大丈夫なのか?という気がしますね。
まぁただし、この点は相方のCBによって多少変わってくると思いますし(今の状況だと、前に出にくい側面は間違いなくある)、いずれにせよ現状スタメンの座は揺らがないとは思いますけどね。
それに、もし噂されるクアッシ辺りのフィジカル能力に優れた選手を獲得でき、彼らがすぐに戦術に適応してくれるのであれば、ロマニョーリの負担も軽減され積極的なボール奪取等が見られるかもしれないですしね。
ところで、少し話は変わるのですが…先に挙げた6選手の中にも含まれていたベナセルについてですが、先日の『RMC Sport』が報じたところによりますと、PSGだけではなくマンチェスター・シティの指揮官であるペップ・グアルディオラがベナセルの獲得を希望しているそうです。
RMC Sport: Guardiola is interested in Bennacer and has called him to discuss the project. They maintain that the Algerian has a €50m release clause included in his contract. The same source say PSG are also interested. Vitiello corroborates that Bennacer has a 50m release clause pic.twitter.com/sfXDBmTkBh
— HomeOfMilan (@homeofmilan) June 3, 2020
しかも、ベナセルの現行契約には5000万ユーロのバイアウト条項が付いているという衝撃の情報が…。
確かにミランはベナセルを約1600万ユーロで獲得したわけですので、仮に5000万ユーロで売却という話になれば大儲けです。
しかし、戦力的には大ダメージなわけで、ようやく手に入れた中盤の中心的存在を手放すというのはどうにも受け入れがたいものがあります。
今のミランの方針だとベナセルが5年後までミランに在籍しているとは思えませんが、せめて後2、3年は支えて欲しいと思っていますし、まだまだ若いベナセルとしても出場機会が保証されている現状はもうしばらくキープしても良いのではないかと。
まぁコロナ禍において5000万ユーロをポンと支払えるクラブが現れる可能性は低いと思いますし、今夏の残留に限っては割と楽観視しているんですけどね。
それでは今回はこの辺で。