気になる来シーズンのGK事情

2 Comments
カカニスタ22
ミランの来季のGKが控えを含めどうなるか、という点は大きな関心事の一つです。


今冬にレンタルで加入したベゴヴィッチに関してはシーズン終了後の退団がかなり濃厚ですが、その他のドンナルンマ、レイナ(今季アストンビラにレンタル移籍中)、プリッツァーリ(今季リヴォルノにレンタル移籍中)の去就については定かではありません。
まずはレイナについてですが、『Tuttosport』が報じるところによれば、レイナはミランがスタメンを保証する場合のみ残留するとのこと。
もしこれが事実で万が一にでも実現するとすれば、すなわちそれはドンナルンマの放出と、彼に代わる有力なGKの獲得をしないことを意味します。

元々、レイナはドンナルンマの後釜としてミランに移籍するはずでしたが、ミラン首脳陣の交代に伴うドンナルンマの逆転残留により立場が一変し、控えとしてドンナルンマをサポートする役割を任されることになりました(以上のことは本人が認めています。)。

今冬のレンタル移籍も出場機会を求めてのものでしょうし、おそらくプレーする拘りは今も強いのではないかと(ちなみにアストンビラ移籍後は全試合に先発)。

しかしながら、ミランがレイナを今更正GKに据えることは考え辛く、年俸も高額(300万ユーロ)であることから、次の移籍市場での再放出が濃厚かなという気がします。

『Calciomercato.com』の以下の記事でも同様に、レイナがミランのプロジェクトから外れるであろうことが書かれています。






続いてプリッツァーリですが、こちらは別の話題で触れる予定なので、今回は詳細については割愛します。

彼の去就予想としては、ドンナルンマの去就によるかなと
ドンナルンマが残留するならプリッツァーリはまた武者修行でしょうし、逆にドンナルンマ退団するようならプリッツァーリが正式に後継者として抜擢される可能性もゼロではないかなと。
現時点では荷が重い気もしますけどね。



最後に、そのドンナルンマの去就についてです。

こちらについては、『Tuttosport』が以下の3つのシナリオが起こり得ると報じています。

ドンナルンマ残留&契約延長

ミランの希望は2025年までの契約延長で、年俸は現在の600万ユーロから500万ユーロへ変更。下がった分はボーナスを付けることで補うというもの。


ドンナルンマを放出し、その資金で後釜を獲得する

報じられている後釜候補はシリグ(トリノ)、メレト(ナポリ)、ムッソ(ウディネーゼ)、マキシミアーノ(スポルティング)、オナナ(アヤックス)など様々です


ドンナルンマを放出し、その後釜にレンタル復帰してきたレイナもしくはプリッツァーリを据える



③についての個人的見解は既に上記で述べたため、割愛します。

まず①についてですが、この提示条件で5年といった長期契約を結べる可能性はほぼゼロだと思います。
ボーナスの条件や額にもよりますが、条件があまりに楽な個人成績(例えばシーズン15試合出場などの、今でも楽々クリアしているもの)だとあまり意味はないですし、逆に難しければまずライオラが許可しないでしょうしね。

そうなると、「来季のCL権獲得」等といったチーム目標を条件に絡めるのが妥当なところでしょうが、それに関しても達成が十分に可能であるとライオラが判断しなければ難しい。

そして、以前に彼が発した「今のミランがマルディーニとボバンの目指すものだとは思わない」という旨のコメントから察するに、エリオット下でのミラン復権に懐疑的なライオラをこうした条件で説得できるかは怪しい所です。


②に関しては、契約延長に失敗した場合のシナリオとして考えられています。
しかし、ネックとなるのは移籍金。これまではPSG、ユヴェントス、レアルマドリー等のビッグクラブが関心を寄せていると報じられてきたドンナルンマですが、コロナによる財政的ダメージもあり、果たしてミランの望む5000万ユーロ以上のオファーを提示してくるクラブは現れるのか…。

代役候補に関しては、報じられる候補が多すぎてまだ何ともといった感じですね。



最後に。ドンナルンマの去就に関する僕の予想ですが、それは「1年間の契約延長で残留。年俸は現状維持」というものです。

ドンナルンマの希望はあくまで残留にあるというのは様々なメディアで報じられており、先日の『Mediaset』によれば、チームメイトにも自分は残留希望であることを告げているそうです。
また、ミランも当然ドンナルンマを失いたくはない。フリー移籍なんてもってのほかです。

そして肝心のライオラ(選手の代理人を「肝心」と称するのはどうしても違和感ですが)にしても、コロナ禍において選手を無理に移籍させようとすることはないでしょう。平時と比べると、コミッションや選手年俸も下がることは避けられないでしょうしね。


そんなわけで、少なくとも1年間の契約延長の合意に関しては割とスムーズにいくのではないかと。
問題の先送りといった印象は拭えませんが、ひとまずドンナルンマをフリーで失うリスクは減りますから、ミランとしては悪くありません

しかし、それでも年俸面は争点となるかなと。少しでも減俸したいミランと、そんなことはさせまいとするライオラとの間で駆け引きが行われることは間違いないと思います。

で、僕の予想だとライオラが勝つと(笑)
減俸はするけどボーナスで補填、という形で上手くまとめられれば良いんですけどね。


さて。グダグダと語ってしまいましたが、来季のGKの編成については引き続き注目していきましょう。

何といってもドンナルンマの去就が最大の関心事です。彼の去就如何によってレイナとプリッツァーリの動向も大きく変わってきそうですしね。


それでは今回はこの辺で。

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Comments 2

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おでごろう  

更新お疲れ様です。

ミラニスタ的にはどんな状況でもジージョには残留して欲しいと思いますが、なんといっても今のミランにCLがかなり難しいこと、代理人がライオラということを考えるとなかなか難しいところではありますよね。
レイナにしてもやはり正GKにするには将来的なビジョンが見えないので厳しい。
そうなるとプリッツァーリになるんですかね…?将来性豊かで楽しみなGKではありますがジージョの後釜とした据えるのは厳しいですし、本人にも多大なるプレッシャーがかかると怖いところではあります。

個人的には今言われている候補の中ではメレトかシリグに頼みたいところではありますが、今のミランに来てくれるか、といったところではあります。メレトはともかく、若手路線を引くとなるとシリグはGKとはいえ30超えてますからね…。

  • 2020/05/04 (Mon) 23:39
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To おでごろうさん

コメントありがとうございます!

ドンナルンマクラスの選手は滅多に現れるものではないでしょうが、サポーターとしてはプリッツァーリにどうしても彼の面影を求めてしまうでしょうし、仰る通りプレッシャーで潰されかねない点が非常に不安ですよね…。
しかしこのままレンタルでたらい回しにし続けるのも可哀想ですし、彼を今後どのように扱うは本当に難しい所です。

シリグは本当に素晴らしい選手ですし、昨季は凄まじいパフォーマンス(今季も孤軍奮闘)でしたが、やはり年齢がネックなんですよね。
ただシリグを正GKに据え、プリッツァーリをセカンドGKにという構成も個人的にはアリだと思っています。

  • 2020/05/06 (Wed) 00:08
  • REPLY