ミランのヨビッチ獲得はあり得るか
今回は、レアルマドリーに所属するFWルカ・ヨビッチのミラン移籍の噂について。
今季からレアルマドリーに加入したヨビッチですが、結果を残すことができず、移籍の可能性が報じられています。
そこで、ナポリやプレミア勢と並んで獲得に興味を示していると報じられているのがミランです。
この移籍の実現を果たす上で、ポイントの一つと考えられるのがフランクフルトで同僚であったレビッチの存在です。
『todofichajes.com』によると、ヨビッチはミランへの移籍に好意的で、またレビッチが彼に対しミラン移籍を真剣に検討するよう説得したとか。
レビッチとヨビッチはフランクフルト時代に2人合計で55ゴール15アシストを記録し、ピッチ内外で見知った仲のようですから、レビッチの説得というのが彼の意思に影響を与える側面は小さくなさそうです。
ところで、肝心のヨビッチのプレースタイルというのはどのようなものなのでしょうか。
コチラはフランクフルト時代にヨビッチが決めた全ゴール集(時間:6分32秒)ですが、まず目を引いたのが得点パターンの多彩さです。
左右の足で遜色なく精度の高いシュートを打ってネットを揺らしており、またヘディングでのゴールも結構多い。
上記の動画を観ながらゴールパターンを数えてみたんですけど、右足で18点、左足で12点、頭で6点という内訳でした。
利き足は右らしいですし実際に右足での得点の方が多いですけど、難しいボレーや低く抑えた強烈なシュートなんかは左足でも普通に撃ってるんですよね。
続いて、一見したところロークロスからのワンタッチシュートによる得点が目立ちますが、その他にもトラップからシュートまでの速さと正確さも持ち味なのかなと。
例えば、上記動画でいうところの16ゴール目(2:32~)と18ゴール目(2:48~)。
前者は狭いスペースでトラップし、すぐさま左足でシュートを放ってゴールポストに当ててゴール。
後者はサイドからのパスに対してゴールに背を向けてトラップし、すぐさま反転しながら右足でシュートを放ち、ゴール左隅に押し込みました。
両足でシュートを撃てるので、対面のDFからするとシュートコースを限定しづらいですし、もし上記のような動きが継続的にできる選手なのであれば素晴らしいですね。
後はスピードですかね。昨季のELインテル戦でのゴールシーンが印象的でしたが、非常に速い。
それと少し余談になりますが、27ゴール目(4:07~)のシーンでヨビッチがGKと1対1になったところで、ゴールする前から既にレビッチが腕を上げて喜んでるんですよね(笑)
ヨビッチへの厚い信頼が如実に表れているシーンだと感じました。ある意味で、ストライカーにとっては何より重要な事だと思います。
さて。以上のことから、彼を中心とした組織・戦術(例えばカウンターベースで、サイドからのクロス多め)を用意してあげれば輝きそうですし、そうした組織づくりの上手いチームが多いセリエAは正にうってつけではないでしょうか。
あり得ないでしょうけど、ラツィオ辺りにいったら覚醒しそうな雰囲気がありますよね。
もちろんミランでも(来季のチーム状況によりますが)面白いと思いますし、それこそラングニックのサッカーだったらかなり合うんじゃないでしょうか。
最後に。個人的見解のまとめとしては、現時点ではヨビッチのミラン移籍の可能性は低いと思います。ですが、獲得のチャンスがあるなら是非ともって感じです(移籍金や移籍形態・来季のチーム事情・編成等にもよりますが)。
まだ22歳と若く、伸びしろも十分ですしね。
それでは今回はこの辺で。
今季からレアルマドリーに加入したヨビッチですが、結果を残すことができず、移籍の可能性が報じられています。
そこで、ナポリやプレミア勢と並んで獲得に興味を示していると報じられているのがミランです。
この移籍の実現を果たす上で、ポイントの一つと考えられるのがフランクフルトで同僚であったレビッチの存在です。
📰 @TDfichajes : AC Milan and Real Madrid will meet in the coming weeks to. Jovic would have already expressed appreciation for a transfer to Milan. Luka has reportedly already spoken with Ante Rebic, whom he has known very well since they played together at Eintracht Frankfurt. pic.twitter.com/6wRFt2yHs5
— TeamMilanAC (@TeamMilanAC) 2020年5月1日
『todofichajes.com』によると、ヨビッチはミランへの移籍に好意的で、またレビッチが彼に対しミラン移籍を真剣に検討するよう説得したとか。
レビッチとヨビッチはフランクフルト時代に2人合計で55ゴール15アシストを記録し、ピッチ内外で見知った仲のようですから、レビッチの説得というのが彼の意思に影響を与える側面は小さくなさそうです。
ところで、肝心のヨビッチのプレースタイルというのはどのようなものなのでしょうか。
コチラはフランクフルト時代にヨビッチが決めた全ゴール集(時間:6分32秒)ですが、まず目を引いたのが得点パターンの多彩さです。
左右の足で遜色なく精度の高いシュートを打ってネットを揺らしており、またヘディングでのゴールも結構多い。
上記の動画を観ながらゴールパターンを数えてみたんですけど、右足で18点、左足で12点、頭で6点という内訳でした。
利き足は右らしいですし実際に右足での得点の方が多いですけど、難しいボレーや低く抑えた強烈なシュートなんかは左足でも普通に撃ってるんですよね。
続いて、一見したところロークロスからのワンタッチシュートによる得点が目立ちますが、その他にもトラップからシュートまでの速さと正確さも持ち味なのかなと。
例えば、上記動画でいうところの16ゴール目(2:32~)と18ゴール目(2:48~)。
前者は狭いスペースでトラップし、すぐさま左足でシュートを放ってゴールポストに当ててゴール。
後者はサイドからのパスに対してゴールに背を向けてトラップし、すぐさま反転しながら右足でシュートを放ち、ゴール左隅に押し込みました。
両足でシュートを撃てるので、対面のDFからするとシュートコースを限定しづらいですし、もし上記のような動きが継続的にできる選手なのであれば素晴らしいですね。
後はスピードですかね。昨季のELインテル戦でのゴールシーンが印象的でしたが、非常に速い。
それと少し余談になりますが、27ゴール目(4:07~)のシーンでヨビッチがGKと1対1になったところで、ゴールする前から既にレビッチが腕を上げて喜んでるんですよね(笑)
ヨビッチへの厚い信頼が如実に表れているシーンだと感じました。ある意味で、ストライカーにとっては何より重要な事だと思います。
さて。以上のことから、彼を中心とした組織・戦術(例えばカウンターベースで、サイドからのクロス多め)を用意してあげれば輝きそうですし、そうした組織づくりの上手いチームが多いセリエAは正にうってつけではないでしょうか。
あり得ないでしょうけど、ラツィオ辺りにいったら覚醒しそうな雰囲気がありますよね。
もちろんミランでも(来季のチーム状況によりますが)面白いと思いますし、それこそラングニックのサッカーだったらかなり合うんじゃないでしょうか。
最後に。個人的見解のまとめとしては、現時点ではヨビッチのミラン移籍の可能性は低いと思います。ですが、獲得のチャンスがあるなら是非ともって感じです(移籍金や移籍形態・来季のチーム事情・編成等にもよりますが)。
まだ22歳と若く、伸びしろも十分ですしね。
それでは今回はこの辺で。