テオとベナセル、評価急上昇中

テオ・エルナンデスイスマエル・ベナセル
「19-20シーズン夏の2大補強」と称しても差し支えないテオ・エルナンデスとベナセルの獲得。
当時の両者の獲得に費やされた移籍金はそれぞれ約2000万ユーロ、1600万ユーロと報じられていましたが、今シーズンの活躍を受け、市場価値が急上昇しています。

『milanlive.it』の記事によると、テオに関しては2000万ユーロから5000万ユーロに上昇、そしてベナセルは2倍以上に膨れ上がりましたが、ミランは4000万ユーロでも売却しないとのこと。


「若く有望な選手を獲得し、活躍させて市場価値を高める」という現方針の理想とも言うべき状況ですが、こうなると一ファンとして気になってくるのが「彼らの獲得に興味を示してくるクラブが出てくるんじゃないか?」という点です。

そして実際に、我らがレオ様がSDを務めるパリサンジェルマンが、両者の獲得に興味を示していると『Le10Sport』が報じています。



レオナルドがミランの選手にちょっかいを出すのは今に始まったことではなく、忘れもしない2012年のイブラとチアゴ・シウバの一件に始まり、今夏PSGのSD復帰後はドンナルンマ(今夏)、パケタ(今冬)の引き抜きを画策していました。

そして今度はベナセル、テオと…。ベナセルについては3000万ユーロのオファーを検討しているとか何とか。


確かに、古巣のクラブに対しても私情を挟まない点は仕事人として評価できるのかもしれませんが、ミラニスタからしてみれば心情的に許しがたいものがありますし、何より足元を見て舐めたオファーを出してくるのはどうにも癇に障ります。

例えばドンナルンマに対するオファーでは、5000万ユーロを要求するミランに対してGKアレオラ+2000万ユーロのオファーにとどまり、パケタに至っては2000万ユーロのみという報道でした。
特に後者に関しては状況が変わったとはいえ、半年前のミランTD時代にはボーナス諸々含め、計4000万ユーロ以上を費やして獲得した張本人とは思えない条件提示ですよね。

まぁ、でもミラン時代はカカを連れて来たことを筆頭に、ミランに多大な貢献を果たしてくれた人物であることも間違いないわけで、憎みきれないのもまた事実…。
個人的に、彼に対しては愛憎の念が入り混じっています(笑)


話をテオとベナセルに戻します。現時点で具体的な関心を示しているのはPSG位のものでしょうし、そのPSGは担当者であるレオが上記の通りなので、売却の可能性は現時点では低そうです。そもそもエリオットとしても、現時点でこの2人を手放すつもりはないでしょうしね。

テオとベナセルの2人は度々ミランへの愛を公言してくれますし、願わくはこれから先もロッソネロのユニホームを着続けて欲しいところです。


それでは今回はこの辺で。

2Comments

すくろう

レオに関してはオファーの内容ふざけた額なのが1番頭に来るんですよね
オファー自体は彼の仕事ですし別になんとも思わないんですが…

  • 2020/04/29 (Wed) 20:44
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カカニスタ22

カカニスタ22

To すくろうさん

コメントありがとうございます!

本当に仰る通りだと思います。腹立たしいのは一種の冷やかしとも邪推したくなるオファーの内容ですよね。
そこから徐々に両者の要求をすり合わせていくという作業があればまだしも、報道通りであればレオは提示条件を一切変えるつもりはなかったみたいですしね…。

  • 2020/04/30 (Thu) 19:01
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