ミラン、ジャンルカ・スカマッカ獲得を目指す
📰 @AntoVitiello : Milan will try to sign Sandro Tonali and Gianluca Scamacca this summer. Moncada very active. even during this impasse there were phone calls. pic.twitter.com/LfBniY22Kn
— TeamMilanAC (@TeamMilanAC) 2020年4月9日
今季ここまでで公式戦25試合に出場して11ゴール1アシストと上々の成績を残しています。
とは言え、実際に彼のプレーをフルで観たという人は決して多くはないと思いますし、かくいう僕もありません。
そこで、上記のプレー動画を参考にした見解で恐縮なのですが、当該動画を見る限りでは
195センチと長身ながら、ディフェンスに来た選手をひらりと躱す確かな足元の技術があり、スピードも中々のもの。
そして、見た目通りのシュートの威力と空中戦の強さを併せ持っており、スケールの大きさというのを非常に感じさせてくれる選手です。
こうしたプロフィール(若く、将来性のある選手)はエリオットの方針とも完璧に合致しますし、是非とも報道通り獲得を目指して欲しいなと。
もしそうなった場合にポイントとなるのは競合相手と移籍金ですが、『Football Italia』によればベンフィカとサウサンプトンが主な強豪相手とのこと。
また、すでにベンフィカは今冬に移籍金1000万ユーロでオファーしたものの断られているそうで、サッスオーロ側の要求は2000~2500万ユーロほどと報じられています。
現在の新型コロナウイルス騒動により移籍金については大きく変動しそうですが、おそらく一筋縄ではいかない交渉になるでしょう。
ただ、イカルディやミリクといった非現実的な他の獲得候補に比べれば格安ですし、また個人的にはスカマッカに投資した方が良いと感じています。
最後に。上記の通り僕はこの移籍には非常に好意的なのですが、気になることが1つあります。
それは、このスカマッカ獲得のオペレーションがイブラの退団と関連付けられているとの報道が見られることです。要はイブラ退団後の「代役」として、スカマッカを獲ろうというのがミランの狙いであるかもしれないと。
これは違うと思うんですよね。
スカマッカにとって、イブラヒモビッチというのはプレースタイル的に目指すべき1つの完成像そのもののような選手であるでしょうし、彼の側で学べることというのは計り知れないでしょう。
また今の選手層からしても、イブラタイプが皆無な中でスカマッカをいきなり絶対的レギュラーと考えるのはリスキーですし、イブラを軸にしつつ控えにスカマッカというのがベターかなと。
それにイブラがフルシーズンを先発で戦い抜くのは現実的ではないですし、スカマッカにも少なくないチャンスを与えられることは間違いないでしょうしね(他にFWを獲ったとしても)。
僕の望みはあくまでイブラ残留にあって、そこにスカマッカが加入するというのが最高のシナリオだと考えています。
Si va a EuroU19 🇮🇹 #azzurrini pic.twitter.com/rK1pnQ3Sz6
— Gianluca Scamacca (@iamscamacca) 2018年3月24日
それでは今回はこの辺で。