ミラン、2月の怪我人情報まとめ

先日のトリノ戦で3試合ぶりの勝利を収め、再び勢いに乗ろうとするミランですが、ここにきて気がかりなのは怪我人が増え始めたことです。

まずはビリアとクルニッチ。

前者は今シーズン定期的に負傷を繰り返しており、先日、2月の中旬にまたしても右膝を負傷。それにより、今シーズンの復帰は難しくなったとか。

正直なところ、復帰したところで今のチームだとスタメンは難しいですし、守備固めか主力を休ませるための交代要員といった感じなので戦力的にはあまり痛手ではないですかね。
ただ、今はクルニッチも負傷中で中盤に控えがいない状態ですから、もちろんいてくれるに越したことはありませんが。

ちなみに、ビリアがミランに加入して以降、この2年半で怪我により欠場した試合は40試合以上にのぼるそうです(『transfermarkt』より)。
また、今季の出場時間は525分で、先日この記録を加入からわずか1カ月半でイブラヒモビッチが上回りました(540分)。まぁこちらに関してはイブラが凄いって印象ですかね。


続いてクルニッチですが、彼は先日のミラノダービー前に負傷。第3中足骨の疲労骨折により、1カ月以上の離脱だとか。
先述の通り中盤の層が薄い状況での離脱ですから、チームとしてはもちろん、出場機会が十分に得られたであろう本人にとっても痛恨。

早く復帰して欲しい所ですが、骨折ですし、報道でも「最短で」全治1カ月ということですので、果たして実際の復帰時期はいつになるか…。
報道通り全治1カ月であれば、大一番であるローマ戦(3月16日)までには戻れそうですけどね。


以上の2人に加え、先日のトリノ戦前後で負傷者が続出。

まずは、トリノ戦の前日に負傷したチャルハノール。
不幸中の幸いにも怪我の程度は軽く、場合によっては次節のフィオレンティーナ戦に復帰できる可能性があるとか。
現戦術における彼の重要度は、先日の試合でも欠場したことで間接的に明らかになりましたし、無理はして欲しくない一方で早く復帰して欲しい思いが強いです。


続いて、トリノとの試合中に負傷したケアーとムサッキオですが、ケアーについては左の太腿の負傷で1週間ちょっとの離脱だとか。それにより、次節のフィオレンティーナ戦欠場が濃厚。
ムサッキオはふくらはぎに違和感を覚えていたらしいですが、幸い負傷の程度は軽いとのこと。
とは言え、大事を取ってムサッキオも次節はベンチスタートの可能性がありますし、そのためガッビアがトリノ戦に続いてチャンスを得る可能性がありそうです。

次に、サレマーカーズが試合後に(多分練習かなんかで)負傷。左足首を痛めたそうです。
目下、カスティジェホの控えとして彼の負担を減らすことが求められていたわけですが、これによりカスティジェホの酷使は続きそうです。

また、カスティジェホの欠場(累積警告)が決まっているコッパ・イタリア準決勝ユヴェントス戦(3月上旬)のことも考えると、その有力な代役候補であった彼を直前の試合で起用して慣らすなどといったことができないのは痛恨。
怪我の程度が軽ければ良いのですが…。


以上5名が、ここ1、2週間ほどで負傷した選手たちの容体についてですが、最後に言及しておきたいのはドゥアルチについてです。

彼は11月の終わりに踵の骨を折り、全治3~4カ月と発表されていたため、経過が順調であればそろそろ練習復帰が近いかなと
しかしながら、ドゥアルチの離脱していたここ3カ月でミランは戦術的に大きく変貌しましたし、新たなシステム・戦術にも適応しなければなりませんから、実際に出場機会を得るのは当分先の話になりそうな感じです。

理想を言えば、現在不安定なポジションである右SB辺りにピタッとハマってくれると嬉しいんですけどね。


それでは今回はこの辺で。

※先日の記事へのコメントに対する返信は今晩中に行わせていただく予定です。
コメントしてくださりありがとうございました!

1Comments

こう

選手の怪我は数年前からずっと、多いような印象があるんですがミラノラボは機能しなくなったんですかね…

  • 2020/02/22 (Sat) 14:00
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