トリノ戦プレビュー
Probable lineup AC Milan - Torino
— TeamMilanAC (@TeamMilanAC) 2020年2月16日
(4-2-3-1):
Donnarumma; Calabria, Kjaer, Romagnoli, Theo; Bennacer, Kessie, Castillejo; Calhanoglu; Rebic; Ibrahimovic.
システム;4-2-3-1
GK;ドンナルンマ
DF;カラブリア/ケアー/ロマニョーリ/テオ
MF;カスティジェホ/ケシエ/ベナセル/レビッチ
MF;チャルハノール
FW;イブラヒモビッチ
システムは直近の2試合と同様で、メンバーについても前回のユヴェントス戦と同じだと予想されています。
コンティはカップ戦に引き続きリーグ戦でもサスペンションのため欠場。代役はカラブリアとなることが極めて濃厚なわけですが、前回のユヴェントス戦では比較的安定したプレーを見せていたため、この試合でも期待できます。
後のメンバーは不動。攻守におけるバランスという点で、今のメンバーはベストに近いですね。
〇直近成績
・ミラン
21節;ブレシア(A)0-1〇
伊杯8;トリノ(H)4-2〇
22節;ヴェローナ(H)1-1△
23節;インテル(A)4-2●
伊杯4;ユヴェントス(H)1-1△
5戦 2勝2分1敗 9得点8失点
・トリノ
20節;サッスオーロ(A)2-1●
21節;アタランタ(H)0-7●
伊杯8;ミラン(A)4-2●
22節;レッチェ(A)4-0●
23節;サンプドリア(H)1-3●
5戦 0勝0分5敗 4得点20失点
直近成績を見て明らかなように、トリノは現在ヤバい状態です。
22節でレッチェ相手に大敗を喫したことで、マッツァーリ監督を解任。後任にモレーノ・ロンゴが就いたわけですが、初陣となったサンプドリア戦に敗退。
しかしながら、現在トリノはミランを相手に公式戦7戦負けなし(先日のカップ戦では2-2で延長戦に突入したので)という状況ですので、ミランにとって決して相性が良くない相手ではあります。
〇試合展開・結果予想
監督交代後(つまり前節)のトリノの試合を観られていないので詳しくは何とも言えないのですが、前節のスタメン及び今回の予想スタメンを見る限りは継続路線と考えて良いのかなと。
ただしマッツァーリ監督時代末期のスペースがら空きの中盤や、低すぎるDFラインの修正には流石に着手しているでしょうし、その変化の度合いによっては厄介なことになりそうです。
もしもあまり変化がないのであれば、イブラへの(ロング)ボールを軸にした速攻でボコボコにできそうな予感もありますが…。トリノとの過去2戦では前線がイブラではなくピョンテクだったので前線や2ライン間で起点を作れず苦戦しましたが、今回はイブラがいるし、チャルハノールもトップ下で起用されるようになったので、前よりも遥かにライン間でパスを引き出しやすくなりましたしね。
とどのつまり、トリノの監督交代の効果がどの程度あるのかっていうのが注目ポイントですかね。あまり無いようだったらかなり優勢に試合を進められるでしょうし、バイタルをしっかりと締めてくるようであれば苦しくなりそうです。
もう1つのポイントは、ミランがここ2試合のパフォーマンスを維持できるかという点でしょうか。
この1週間でインテル戦、ユヴェントス戦という極めてタフな試合を連続でこなし、体力的にも精神的にもだいぶ消耗している中、肉弾戦上等のトリノを相手にするというのは相当キツいはず。
それに豊富な運動量をベースとした戦術ですから、選手の疲労が蓄積すればチームの機能性に与える影響は甚大ですし、中でも直近2試合にフル出場したチームの要であるイブラのコンディションは気になります。
ここを凌げば1週間空きますし、何とか選手たちには踏ん張ってもらいたいところです。
最後に結果予想ですが、3-1でミラン勝利と予想します。
先述の通り、未知数な要素が多々あるので予想が難しいのですが、今の両チームの状態に鑑みればミランがしっかりと勝利を収めてくれるのではないかと。
さて。ミランは内容面についてはどんどん向上している一方で、直近の対戦成績はよろしくないという中々もどかしい現状です。
この試合では必ず勝利を収めてもらい、ここからの快進撃のキッカケとなることを期待したいです。