レンタル移籍中のミラン選手たちの現状
記事更新&コメント返信が遅れてしまい大変申し訳ございません…。
今回はちょいと軽めの記事で恐縮ですが、ミランからレンタル移籍中の主要選手(プリッツァーリ、ラクサール、ハリロビッチ、アンドレ・シウバ)のここまでのプレー時間及び成績を振り返っていこうかなと。
リーグ戦;7試合 ※1クリーンシート
以前プリッツァーリについて言及した際は、出場はわずか1試合。それも4失点大敗ということで先行きが非常に不安だったわけですが、第14節からスタメンを奪取。
そこから直近の19節エンポリ戦まで6試合連続フル出場中です。
ざっと調べたところ、それまで正守護神であったジマという選手は現在ベンチに座っているため、正守護神の怪我や移籍による棚ぼた出場ではなく実力でスタメンを奪い取ったといえるのではないかなという印象です。
しかし現状、プリッツァーリの成績はクリーンシート1回で、出場時におけるチームの勝利数はゼロ(所属クラブのリヴォルノは最下位)という厳しいものとなっています。
なんとかこの苦難を乗り越え、成長を遂げてミランに戻ってきて欲しいです。
○ラクサール(→トリノ)
リーグ戦;12試合(456分)※1アシスト
そこそこ試合には出ている印象ですが、先発出場は3試合(内フル出場2回)にとどまっています。
僕の観るトリノの試合ではほとんど出ていないので具体的なパフォーマンスについては何とも言えませんが、一部報道によると、トリノ側はラクサールの買取OP(1150万ユーロ)を現時点で行使する気はないそうです。
仮にミランに戻ってきても、テオがいる以上はスタメンの座を手に入れるのは至難ですし、少なくともボールを持ったときのプレー(特にビルドアップの局面)に改善が見られない限りは継続的に出場機会を得るのは難しいでしょうね。
ただ、ラクサールはスピードがあり、(スペースがあれば)ドリブルで運ぶこともできるため、上記の点を改善できれば優秀な控えとして貴重な戦力になれる可能性もゼロではないかなと。
○ハリロビッチ(→ヘーレンフェーン)
リーグ戦;11試合(284分) ※1アシスト
カップ戦;1試合(90分) ※1アシスト
ちょくちょく試合には出ていますが、気になるのは出場時間。
リーグ戦については284分と少なく、先発出場はここまで2試合にとどまっています。
ただ、具体的に出場時間の変遷を見ていくと、当初は1分間やせいぜい20分ちょっとだったのが、徐々に出場時間は増えている印象ではあります。
このレンタルに買取オプション等は付いていないはずなので、おそらく来季には戻ってくるわけですが、ちょっと今のままだと厳しいですかね。
○アンドレ・シウバ(→フランクフルト)
リーグ戦;10試合(533分) ※3ゴール1アシスト
EL;5試合(360分)
移籍直後こそ快調なペースで得点を積み重ね、リーグ戦4試合にフル出場して3ゴールを挙げる活躍を見せたわけですが、怪我で2試合に欠場すると状況が一変。
その後はベンチスタートが増え、先発したのは8試合中わずか1試合という状況に。
そういえば昨季もセビージャでこんな感じだったなあと思いだしました。
ELでは先発出場が続いているようですが、得点という結果が出ていない現状は決して楽観視できるものではなさそうです。
アンドレに関しては2年間のレンタル契約で、買取オプションが付いているかは諸説ありますが、いずれにせよこのままだと1年半後のミラン復帰は十分にあり得ます
仮にそうなった場合、ミランとの契約期間は残り1年しかありませんから、果たしてまともに買い手が付くかどうか…。
本人のためにもチームのためにも、なんとかここから復調してもらいたいものです。