ミラン、バルセロナDFトディボ獲得に動く?
📰 @Gazzetta_it : Milan are looking to sign Barcelona’s French defender Jean-Clair Todibo in January, on loan with option to buy for €10M. pic.twitter.com/iriLsWQMx0
— TeamMilanAC (@TeamMilanAC) 2019年12月11日
具体的なオファー内容についてはメディアごとにばらつきがありますが、例えばガゼッタによれば1000万ユーロの買取OP付レンタルで、メディアセットによれば800万ユーロ+バルサの買戻しOP付オファーとのこと。
ミランの獲得候補としてこれまで長らく報じられていたのは、ユヴェントス所属のCBデミラル。
彼の推定市場価格は3000万~4000万ユーロとのことでしたから、彼に比べるとトディボはかなり安価な獲得候補といえますね(デミラルへの関心も失っていないらしいですが)。
そしてトディボは今のところ出場機会にも恵まれていませんし(ここまで公式戦3試合に出場)、移籍の可能性というのは決して低くないかなという印象ですね。
続いてプレースタイルに関しては、先日のインテル戦でのプレーを観る限りだと実に現代的といいますか、とにかくボールを持てるCBですね。
前方にスペースがあればゴリゴリと縦にボールを運んでいけるフィジカルとテクニック、そして度胸を兼ね備えている点は非常に魅力的。
一方で守備技術(特にマーキング)に関してはまだまだといった印象ですが、19という年齢や試合勘、それに相手のレベルを考慮すれば及第点かなと。
(※当該インテル戦におけるトディボのプレー集。動画時間:5分5秒)
今のところ、彼の適性は3バックの右だと思いますし、彼の補強によって本格的に3バック採用が考慮されるようになるならば是非とも来て欲しい選手ですね。
まぁそうでなくともドゥアルチが重傷を負って長期離脱し、ガッビアが構想外のような状況っぽいですから、どちらにせよ1人はCBが加入しても良いかなと(カルダーラの状態にもよりますが。)
ちなみに、デミラルとトディボの他に、ミランはユヴェントス所属のCBであるダニエレ・ルガーニに対しても関心を寄せていると報じられています。
個人的に、この3者の中で(戦力的に)来ていただきたいのはデミラル・トディボ・ルガーニの順なのですが、デミラルの移籍金の高さを考慮するとトディボが良いですかね。
そして、わざわざルガーニを獲得する位だったらガッビアで良くない?というのが個人的な見解です
今のミランに必要とされる補強ポイントは他にありますが、使える資金は限られています。
CBに注力した結果、他の補強がおざなりになるなんて事態は起きないようにして欲しいですね。