ドゥアルチ、かかとの負傷で3~4カ月の離脱へ
そして予想以上に状況は悪かったようで、公式の発表によると踵骨(かかとの骨)骨折により3~4カ月の離脱とのことです。
Official Statement: Léo Duarte ➡ https://t.co/R5bnYErmny
— AC Milan (@acmilan) 2019年11月28日
Comunicato Stampa: Léo Duarte ➡ https://t.co/Y3CaAF2qJe pic.twitter.com/GbhJiJYrO8
ここ最近はSPAL、ラツィオ、ユヴェントス戦と3試合連続で先発出場を果たすなど、ピオリの信頼を得ていただけにこの重傷は彼にとっては本当に痛いですね。
無論この長期離脱がチームに与える影響というのも決して小さくなく、CBと右SBで起用可能な彼をしばらく失うことで、(量的には)盤石だった両ポジションが危なくなりました。
特にCBについては、カルダーラが未だコンディション面を理由に起用を見送られており、ガッビアが戦力として考えられているんだかいないんだか分からない状況ですから、現状は実質的にロマニョーリとムサッキオしか起用可能な選手がいません。
ですので、以前から冬の補強のトップターゲットとして報じられているデミラル獲得の動きがより熱心になるのは想像に難くありませんね。
この件に関する僕のスタンスは、以前に書いたこの記事(『ミラン、デミラル獲得の噂について』)でも述べたように「デミラルは良い選手だから獲得できるなら是非とも来て欲しいが、まずはボランチと右ウイングとイブラ優先だよね」というものですし、それは今も基本的には変わりません(ここからロマニョーリorムサッキオを失うなんて事態になれば大きく話は変わってきますが)。
財政的に補強が限られている状況下で、CBを「高額で」補強するというのはどうにも解せないですし、カルダーラやガッビアの奮起に期待したいという思いもありますしね。
確かに、今回の一件でCB補強の必要性は高まったわけですが、するにしてももう少し安価で獲得できる選手の方が良いんじゃないかと。
デミラルに固執し、先述の2つのポジションの補強がおざなりになることだけは勘弁して欲しいですね。
・・・だいぶ話が逸れてしまいましたが、最後にドゥアルチについて。
イタリアサッカーに徐々に慣れつつあった状況下での重傷は本当に無念ですが、ドゥアルチのインスタの投稿を見るに、本人は強い精神をもってこの怪我に立ち向かおうとしています。
一日でも早い怪我の完治、及び復帰後の活躍を祈ります。