ミランのコーナーキック問題について ~カルダーラという一つの解善策~
『milannews.it』によると、ミランが最後にコーナーキックからゴールを決めたのは、昨シーズンのアタランタ戦(今年2月)までさかのぼるそうです。
確かにCKからは長らく決められていません。というか最近はチャンスすらまともに作れていませんよね。
ちなみに、そのアタランタ戦でゴールを決めたのはピョンテクです。
このゴールを含むドッピエッタの大活躍でアタランタ撃破の立役者となり、ミランはCL権獲得という目標に大きく近づくことができた試合でしたね(結局は逃してしまったわけですが…)。
また、この試合のピョンテクに関してはもう1つのゴール(ロドリゲスのアーリークロスにダイレクトで合わせたシュート)も本当に素晴らしかったですし、あの興奮を味わわせてくれた彼が苦戦している現状は非常に残念ですしもどかしいですね。
閑話休題。そんなわけで現在セットプレーの弱さを抱えているミランですが、その解決の一助となりそうなのがカルダーラの復帰です。
長いこと離脱していたカルダーラは、ようやく先日からチーム練習に復帰。一部報道によると、数週間後の実戦復帰が見込まれています。
順調にいけば、年明け前には復帰できそうな感じですね。
アタランタ時代、カルダーラは最後の2シーズンで計10ゴールを挙げる活躍を見せているように、得点力にも定評のあるCBです。
アタランタの戦術に助けられる側面も大いにあったわけですが、ヘディングでのゴールは勿論のこと、こぼれ球に鋭く反応してゴールに流し込んだり、ダイレクトボレーでネットを揺らしたりと器用さも持ち合わせています。
ちなみにコチラが、16-17シーズンのカルダーラのゴール集(※1分46秒)です。
まぁそんなわけで、劇的な改善というのは難しくとも、彼の復帰により多少なりコーナーキックに期待が持てるようになって欲しいですよね。
もちろんそれだけなく、彼の本格的な復帰が3バック採用の後押しになる可能性も十分に考えられますし(個人的に今のメンバーに3バックはかなりアリだと思っています)、色々と良い意味での影響をもたらしてくれるはずです。
昨季は期待外れに終わってしまいましたが、今季こそ重要な戦力としてチームに貢献して欲しいと思います。