ラツィオ戦プレビュー
今回は、日本時間で明日の４時４５分に行われるラツィオ戦のプレビューを行います。
〇予想スタメン
📰 Probable XI AC Milan v Lazio
— TeamMilanAC (@TeamMilanAC) 2019年11月2日
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システム；４－３－３
ＧＫ；ドンナルンマ
ＤＦ；カラブリア ドゥアルチ ロマニョーリ テオ
ＭＦ；パケタ ビリア クルニッチ
ＦＷ；スソ ピョンテク チャルハノール
色々と言いたいことはありますが、一番の注目はケシエ→クルニッチとなっている点でしょうか。
ケシエをこれまで起用していた理由は守備面を考えてのものでしょうが、攻撃での貢献度がほぼゼロに近いですし、肝心の守備面も守備範囲だけで守備技術がてんで伴っていないため、はっきり言って大して効果がなかった。
昨季みたいに、ディレイだけしてても隣にバカヨコのようなボール奪取マンがいれば話は違いますが（ケシエが相手の前進を妨害・誘導し、バカヨコがボールを奪う）、ベナセルや今のビリア（衰え＋乱調）に同じ役割は期待できないですしね。
なので、彼を起用する位だったら攻撃面での貢献に期待できるクルニッチを起用した方が良いという判断なんですかね。
しかし、エンポリ時代の印象だと確か守備は良くないし、周囲のメンバーとの組み合わせを見ても彼の持ち味が活きるかは微妙なところ。
テオ、チャルハノールとの連携プレーが合えば良いのですが…。
まぁ実際はこの予想スタメンからいくつか変更があると思いますし、このままだったら勝算は限りなくゼロに近いので違うと信じます。
〇直近成績
・ミラン
６節；フィオレンティーナ（Ｈ）１－３●
７節；ジェノア（Ａ）１－２○
８節；レッチェ（Ｈ）２－２△
９節；ローマ（Ａ）２－１●
１０節；ＳＰＡＬ（Ｈ）１－０○
５戦 １勝１分３敗 ７得点８失点
・ラツィオ
７節；ボローニャ（Ａ）２－２△
８節；アタランタ（Ｈ）３－３△
ＥＬ；セルティック（Ａ）２－１●
９節；フィオレンティーナ（Ａ）１－２○
１０節；トリノ（Ｈ）４－０○
５戦 ２勝２分１敗 １２得点８失点
暫定１０位（勝ち点１３）と５位（勝ち点１８）の対決。
ラツィオの直近戦績にはＥＬも含めましたが、リーグ戦のみの成績で言えば５戦負けなし、そして５戦全てで２ゴール以上をあげている非常に得点力のあるチームです。
ただしミラン対ラツィオというと、近年見られる特徴として「ロースコアゲームが多い」というのが挙げられます。
証拠として、近年における両チームの公式戦の戦績をスコア付きで振り返っていくと
ミラン０－１ラツィオ
ミラン１－０ラツィオ
ラツィオ０－０ミラン
ラツィオ１－１ミラン
ラツィオ０－０ミラン
ミラン０－０ラツィオ
６試合で両チームそれぞれ２得点(笑)
まぁカップ戦も大量に含んではいますが（６試合中４試合）、それにしたって少ないです。
それと、もう１つミランに有利なデータとしましては、サンシーロにおけるラツィオ戦の戦績です。
⏰ Lazio have not won a Serie A match against #ACMilan at San Siro since 1989 - a run of 18 defeats and 11 draws since.
— MilanData📊 (@acmilandata) 2019年11月1日
💪🔴⚫ pic.twitter.com/GcjmHNcCfc
これによると、サンシーロでのミラン戦において、ラツィオは１９８９年以来一度もリーグ戦で勝てていないということです（１１分１８敗）
これ、結構とんでもない記録ですよね。
〇試合展開・結果予想
ミランホームではありますが、双方の予想スタメンやチーム状況から判断すると、主導権はラツィオ側にあると思います。
なので、彼らがフルスロットルで攻めてくるのであれば押し込まれて防戦一方になりますし、非常にヤバいわけです。
上述の予想スタメンじゃあまともにカウンターに繋げられませんからね（キープのできない１トップ、推進力のない両ウィングetc…）。
逆に、ある程度リスペクトしてきてラツィオが引いて守ってくる可能性も捨てきれませんが、そうなったらなったでポゼッションで崩せるのかという問題が…。
それに中盤の守備力が低いのでカウンターも受けきれませんし、前回対戦時にやられたようなロングカウンターを炸裂される恐れは十分です。
そういうわけで上記の予想スタメンでは限りなく厳しいですし、上述の相性やデータを考慮しても、スコア０－３とかで負けるんじゃないでしょうか。
まぁそうは言っても流石に上記のメンバーそのままで臨むことはないと思うので、ちょっと今回は予想が難しいですね。
さて。今節は間違いなく難しい試合になりますが、ホームですし、何とかして引き分け以上の結果は欲しい所です。
もしもここで勝てれば本当に大きいですし、ミラニスタである以上その期待を捨てずに応援したいと思います。
Forza Milan！
