レッチェ戦プレビュー
〇予想スタメン
Alineación probable Milan vs Lecce:
— AC Milan 🇮🇹 (@ACMilanGoleador) 2019年10月18日
[4-3-3]
Donnarumma; Conti, Musacchio, Romagnoli, Theo Hernández; Kessié, Biglia, Paquetá; Suso, Piatek, Rebic.
🗞 Sky pic.twitter.com/LxfeMJ0weC
システム;4-3-3
GK;ドンナルンマ
DF;コンティ ムサッキオ ロマニョーリ テオ
MF;ケシエ ビリア パケタ
FW;スソ ピョンテク レビッチ
スタートは4-3-3予想となっています。慣れたシステムですし、無難ですが良いと思います。
右SBはカラブリアが出場停止のため、コンティが入ることが決定的。
そして注目は3トップの構成ですが、こちらの『Sky』の予想スタメンではスソ、ピョンテク、レビッチという構成になっています。しかし一方で、レオンとチャルハノールがそれぞれピョンテク、レビッチに代わる可能性も報じられています(ガゼッタ予想ではスソ、レオン、レビッチ)。
守備を考えた場合スソとレオンの両サイドでは非常に危ないですから、レビッチ(orチャルハノール)を入れてバランスをとろうということなのでしょう。
どうせスソさんはすぐには外れないと思っていましたし、そうなるとレオンは1トップ起用かベンチスタートになってしまいますね。
レオンとピョンテクの1トップ争いには要注目です。
〇直近成績
・ミラン
3節;ヴェローナ(A)0-1○
4節;インテル(H)0-2●
5節;トリノ(A)1-2●
6節;フィオレンティーナ(H)1-3●
7節;ジェノア(A)1-2○
5戦2勝3敗 5得点8失点
・レッチェ
3節;トリノ(A)1-2○
4節;ナポリ(H)1-4●
5節;SPAL(A)1-3○
6節;ローマ(H)0-1●
7節;アタランタ(A)3-1●
5戦2勝3敗 5得点10失点
13位(勝ち点9)と18位(勝ち点6)の対戦。
余談ですがレッチェは次回第9節のユヴェントスとの対戦を以て、昨シーズンの順位トップ7全てと対戦することになるというかなり酷い日程です。
なお、両チームの直近5戦における直接対決の戦績は、ミランの4勝1分です。
ホーム戦に限った場合は、なんと直近8戦で全勝だとか。相性の良い相手と言えそうですね。
ただし、最後にリーグ戦で対戦したのが11-12シーズンなんですけどね。
プリンス・ボアテングが途中出場してからわずか十数分でハットトリックを達成した試合は今でも覚えています(笑)
〇試合展開・結果予想
立ち上がりからホームであるミランがフルスロットルで臨むことが予想されます。
守備はハイラインハイプレス、攻撃では縦に速く(主にクロスを使って)攻め切るという感じですね。
元々ピオリのチームの特徴でもありますし、何より自身の手腕というものをホームの観客(約5万人の来場予想)に見せつけ、前任者との違いをはっきりさせる絶好の機会でしょうからね。
組織的にはまだ完成には程遠いでしょうが、少なくともアグレッシブな姿勢は攻守ともに見せつけてくると思います。
具体的に言うと、(上記スタメンで臨むならば)攻撃に関してはコンティとテオをがんがんオーバーラップさせつつ、レビッチやケシエ、パケタ等が積極的に相手ペナルティエリア付近に侵入。そして中央の密度を高めたところでサイドからクロスを上げていくという感じかなと。
レッチェはサイド攻撃に弱い印象ですし、テクニカルな選手を揃えている一方で守備強度が高いわけではないため、上手く押し込んでいければ得点は取れるかなと。
守備に関しても、マンツーマン気味にハイプレスをかけ、積極的に相手のビルドアップを妨害しにかかるでしょうね。
その点を考えてのレビッチ、ビリア起用でもあるでしょうから、特に彼らの動きには注目かなと。
また、レッチェは4-3-1-2で臨むことが予想されていますが、サイドを使った攻めを得意とするためサイドをどうケアするかもポイントです。
ジャンパオロ時代のようにサイドをガラガラにしたままだとマズいですからね。
最後に結果予想ですが、順当にいけば3-1といったスコアで勝利できるかなと。
レッチェが想像以上にガチガチに引いて守ってくるとか、前半開始早々に失点するとか、そういった事情がなければ勝てると思います。
そして今節は何よりピオリ・ミランの初陣ですし、ここは勝利を得るだけでなく、欲を言えば充実した内容を見せてほしいかなと。
近年、結果が芳しくない代表ウィーク明けの試合ではありますが、今回は快勝劇に期待したいですね。