ミラン選手の放出の噂について 【ウインガー編】
冬の移籍市場はまだ先の話ですが、ミランの一部の選手には早くも移籍の噂が浮上しています。
人数が多いため、ポジションごとにその選手と移籍の是非や可能性について整理していこうかなと。
今回はウイングについて。
まず、今回の話題の中心となるのはボリーニとカスティジェホの2人です。
2人とも今プレシーズンにおいては十分な出場機会を貰い、リーグ開幕戦では先発を果たしましたが、現在は出場機会が激減。
監督がピオリに代わったことで状況が変わる可能性も完全には否定できませんが、現状においてはどちらも有力な放出候補といえます。
○ボリーニ
複数ポジションをこなせるのがボリーニの強みではあるものの、ピオリのチームにおいて出場機会が得られるかはかなり微妙なところ。
それぞれのポジションにはボリーニより優先順位の高い選手がいますし、各ポジションにおいて予想される基本的な「役割」を考えても、上手くハマりそうなポジションが思いかびませんしね。
守備を考えての途中出場なら何回かありそうですけど、何度も言うようにそれだと年俸に見合った貢献度とは程遠いですからね…。
余談ですが、今プレシーズンマッチにおけるフェロニケリ戦後半のボリーニ(というよりはチーム全体)には可能性を感じただけに、惜しかったなぁと。
周囲との連携ありきではありましたが、インサイドハーフとして花開きかけてたと思うんですけどね。
そんなボリーニには現在、国内外から複数の関心が寄せられているとのこと。
具体的に、国内ではラツィオやパルマ、国外では中国やアラブ方面に興味を持たれているらしいです。
○カスティジェホ
監督がピオリに代わり、縦への志向が強まることはカスティジェホのプレースタイル的には好都合ですし、今までよりプレーしやすくなるとは思います。
しかし、ボールの受け方とかDFのいなし方等々、そうした本質的な問題を解決しない限りカルチョで継続的に活躍していくのは難しいと思います。
そんなカスティジェホは継続的にスペイン方面からの関心が噂されています。先日のスペインメディアによれば、古巣のビジャレアルが今なお彼の復帰を狙っているとかなんとか。
個人的にはスペインに戻った方が賢明だとは思いますが、ピオリの下での覚醒の可能性も完全には否定できないためひとまずは様子見ですかね。
最後に2人以外の話に関してですが、まずラファエル・レオンがあのバルセロナに関心を寄せられているという一部報道があります。
まぁしかし、ピオリがレオンをチームのキープレーヤーとみなしているという報道もありますし、何よりこの状況でミランが手放すなんてことはしないと信じているため、杞憂に終わるでしょう。
最後にスソに関してですが、赤字補填のために冬に放出するかもと言った報道がある一方で、そもそも買い手がいないという報道もあります。いずれにせよ、今冬の移籍はないかなと個人的には思います。
ただ彼に関しては、現在バイアウト条項撤廃(or引き上げ)を目指した契約交渉がなされていますが、スソ側が年俸600万ユーロというあり得ない要求をしてきている(らしい)ため停滞しています。
この交渉の行方によっては、今冬とはいかずとも来夏に放出リストに載せられる可能性はあるかなーと漠然と考えています。