ジェノア戦プレビュー
〇予想スタメン
Probable starting XI's for Genoa-Milan (tonight, 20:45 CEST at Stadio Luigi Ferraris) according to La Gazzetta dello Sport. pic.twitter.com/mCXgEvmYAd
— Meytar Zeevi (@RossoneriBlog) 2019年10月5日
システム;4-3-3
GK;ドンナルンマ
DF;カラブリア ドゥアルチ ロマニョーリ テオ
MF;ケシエ ビリア パケタ
FW;スソ ピョンテク レオン
報道によれば、チャルハノールがパケタに代わる可能性は十分。他にもロドリゲスやカスティジェホ、レビッチ、クルニッチなんかがサプライズでスタメン入りする可能性がありそう。
不満については割愛。今までと大体同じなので。
注目はビリアとドゥアルチ。
前者は守備を考えての起用でしょうし、正直なところ攻撃面ではそこまで期待できないため、どれだけ守備面で貢献できるか。
後者に関しては今節が初スタメンということで、どれほどのパフォーマンスを見せられるか。
彼の出来によっては守備崩壊からの大量失点もあり得ますし、一方でムサッキオに代わる信頼のおけるCBとして一気にスタメンを勝ち取ることもあり得ます。
ムサッキオの尻を叩く意味でも、そして何より勝利のためにも何としても活躍してほしい所です。
〇直近成績
・ミラン
2節;ブレシア戦(H)1-0○
3節;ヴェローナ戦(A)0-1○
4節;インテル戦(H)0-2●
5節;トリノ戦(A)1-2●
6節;フィオレンティーナ戦(H)1-3●
5戦2勝3敗 4得点7失点
・ジェノア
2節;フィオレンティーナ戦(H)2-1○
3節;アタランタ戦(H)1-2●
4節;カリアリ戦(A)3-1●
5節;ボローニャ戦(H)0-0△
6節;ラツィオ戦(A)4-0●
5戦1勝1分3敗 4得点10失点
13位と18位(といっても勝ち点差はわずか「1」)の対戦。
ジャンパオロ監督は言わずもがな、ジェノアのアンドレアッツォーリ監督も解任の噂が浮上しており、いわばこれは進退をかけた一戦になりそうです。
なお、両チームの直近における直接対決の結果はミランの5戦4勝1分。
相性自体は悪くないですね。
〇試合展開・結果予想
ジェノアは引いて守る傾向にあるチーム。そのため、ここ3戦(特にインテル、ヴィオラ戦)で散々見せつけられた、ミランが対戦相手によるハイプレス(中央の選手にマンツーマンを付けられ、フリーのSBへとパスを出したところを狙われる)にタジタジになるという状況はなさそうです(続投の危ういアンドレアッツォーリが勝負に出る可能性もありますが)。
その一方で、3-5-2で固めてくる相手をポゼッションで崩すという作業がいつも以上に要求されますから、どうミランが崩していくかに注目です。
まぁ十中八九スソからのクロスと、レオン&テオの個人技で無理やりこじ開けようとする形がメインになるでしょうが。
それと、今のジェノアはカウンターにめっぽう弱い印象があるので、カウンターチャンスを見逃さないことですね。
前節のラツィオ対ジェノアではラツィオが高速カウンターからチャンスを量産していましたが、まさにああいう形が理想です。
続いて守備に関してですが、まず前線のクアメに起点を作らせないこと。
彼への楔のパスから短いパス交換でゴールに迫るというのがジェノアのチャンスパターンの一つっぽいですし、空中戦を含め彼を封じることが重要ですね(おそらくビリアを起用するのもそれが理由だと思います)。
後はサイドの守備をどうするか。現状の形だと3トップの守備貢献はもっと求められます。
最後に結果予想ですが、スコア1-2辺りでミランが辛勝してくれるのではないかと。
ドゥアルチのパフォーマンスが未知数ですが、彼が安定しているなら何とかなるんじゃないでしょうか。
さて。この一戦の結果によってはジャンパオロとお別れすることになりかねませんし、そうならないためにもこの試合では何としても勝利が必要とされます。
ここを凌げば代表ウィークですから、主力が多数離脱するとはいえ戦術浸透も多少は進み内容も改善されるでしょうしね。
個人的にこの試合の内容に関してはあまり期待していませんが、とにかく内容よりもまず第一に勝って欲しいところです。
Forza Milan!