フィオレンティーナ戦の雑感
雑感と題していますが、9割愚痴です。本当に申し訳ないですが、ちょっとどこかに吐き出さないとやってられないので。
前節と同じ11人とシステム。
前節のパフォーマンスが「「相対的に」」良かったのはトリノの守備(スペース開けすぎ、ラインバラバラ)が要因であって、別にミランの組織力が劇的に改善したわけではなかったんですけどね。そもそも試合にも負けていますし。
そして、個人的に一番の疑問点は、いつまでもピョンテクの1トップに拘っている点。
ドリブル、キープ、パス、どれも十分にこなせない彼が1トップを務めたところで全く以て効果的じゃないのはここ数節を見れば明らかなわけで、下がってボールを受けたりもしてましたけど一体何をさせたいんでしょうか。
1トップのポゼッション型でジラルディーノを起用するようなもんですよと。
彼自身にも問題はありますが一番悪いのは使い方であって、素直に2トップにするなり速攻からサイドを起点にして徹底的に放り込むなりして活かしてあげないといけないんじゃないかと。
ミランの拙攻はデータにも表れているわけですが、そりゃ前線が機能していないんだから得点はおろかシュートすら打てませんよと。
他にも言いたいことは山ほどありますが、とりあえずピョンテク問題はまず真っ先に解決するべきでしょう(形を変えるか、彼をスタメンから外すか)。チームにとっても、彼にとっても今のままじゃ得がないですからね。
ジャンパオロの去就についてはこれまで続投派寄りの中立派でしたし今でもそれ自体は変わりませんが、正直に言って、個人的には仮に解任されたとしても一切同情はありません
流石にトリノ戦の敗戦に懲りて根本的に修正するかと思ったらしないですし、このままいってもズルズルと酷い内容のまま引っ張りかねないですしね。
ガットゥーゾが監督だった昨季は、確かに試合内容はあまりにアレでしたが、選手時代からのとてつもなく高い好感度や何よりミランを良くしたいという気迫や情熱は感じられたため、不満を述べつつも何とか前向きに観られたんですけどね(再び見たいとは思いませんが)。解任(辞任)された時も一抹の寂しさを感じましたし。
一方でジャンパオロは(個人的に彼を支持する上での生命線だった)4-3-1-2すら使わなくなったし、しかも本人はインテリスタ。はっきり言って今の彼を支持する理由が「感情面」においては(個人的に)一切ないですからね。
内容面に関しても、時間が~、成熟が~、と言ったところで今のスタメンとシステムで今後本当に劇的に改善するのか?と疑念が拭えません。
まぁ早期解任はフロントの責任問題にも発展しますし、後任はどうするのか?とか色々と問題があるので結局のところ続投するでしょうが。
それに、個人的にも選手が支持している限りは続投でも別に良いと思いますしね。選手の心が離れたら即刻解任するべきでしょうが。
・・・ここまでグチグチと好きな事を言わせていただきましたが、結局のところジャンパオロの下でチームが改善していくのがベストなことには変わりないですし、チームには頑張ってもらいたいという気持ちは変わりません。
しかしそのためには最低限の結果と内容は必要不可欠なわけですが、現状はその最低限すら出せていないわけで・・・(開幕6戦4敗は1938-39シーズン以来最低。内容に関しても「流れからのゴール数」、「枠内シュート数」ともに今季のセリエA最下位)。
まずは次節のジェノア戦で結果を残すことは絶対ですし、その上で今後に繋がるパフォーマンスをピッチの上で見せてほしいと思います。