ミランの夏の移籍まとめ~獲得編~ 【19-20シーズン】

9 Comments
カカニスタ22
今回は、今夏のミランが獲得した選手についてまとめようと思います。

※移籍金等の数字については『Transfermarkt』を参照
※言及対象は主にトップチーム所属の選手のみであり、プリマヴェーラの選手は対象外



テオ・エルナンデス(←レアルマドリー)



レアルマドリーから移籍金2000万ユーロで完全移籍。
推進力があり、独力でボールを運べる彼のようなSBは特に中央突破を目論むチームにとっては必要不可欠。
そこで、数的には決して要補強ポジションとはいえなかった左SBを新たに獲得したのでしょう

システムが本格的に変わりそうな今、彼の役割や重要度も変わるかもしれませんが、いずれにせよ復帰が待ち遠しいですね。
現状は右カラブリア、左エルナンデスがバランス的に最良かなと。



クルニッチ(←エンポリ)



エンポリから800万ユーロで完全移籍。
推進力のあるドリブルや強烈なシュートを持ち味とするダイナミックな選手。スペースのあるカウンター時などは縦へのスルーパスも上手い。

現在は(おそらく)戦術的な動きを十分に身につけられておらず出場機会に恵まれていませんが、システムが4-3-3に変わるのであれば彼にとっては朗報でしょう。
彼は後方で組み立てに関わるよりも積極的に前線に顔を出して得点に絡むタイプですから、一般に縦に飛び出しやすい4-3-3の方が持ち味をより発揮しやすいはずですしね。



ドゥアルチ(←フラメンゴ)



フラメンゴから1100万ユーロで完全移籍。
スピードがあり、ボール運びに長けた現代的なCB(らしい)。

彼もまたイタリア式の守備戦術の適応に時間がかかっているのでしょうし、本格的にスタメン争いに絡んでくるのはまだ先の話でしょう。

今はロマニョーリとムサッキオのコンビが安定しているので良いですが、控えが心許ないですからできるだけ早くフィットして欲しいですね。


ベナセル(←エンポリ)



エンポリから1600万ユーロで完全移籍。
まぁ間違いなく今夏最高の補強だと思いますし、実際チームに合流して間もなくのウディネーゼ戦に続き、スタメン出場したブレシア戦でも印象的なプレーを見せてくれました。

敏捷性とボールの受け方の上手さを活かした圧倒的なキープ力、縦パスの意識の高さとそれを可能にする視野・技術には素晴らしいものがあります。

それと確かまだミランでは見せてなかったと思いますが、正確なロングボールも蹴れますからね。
長短のパスを操れる選手ですから、システム・戦術を問わず活躍できるポテンシャルを持っています。

ピルロが去って以来長らく不在だった純正レジスタになり得る真の逸材ですから、彼の成長と活躍には本当に期待しています。



ラファエル・レオン(←リール)



リールから2500万ユーロ+チアゴ・ジャロで完全移籍。
圧倒的なスピードとフィジカルに加え、磨けば光りそうなテクニックも兼備する未完の大器。
しかし取引の額で言えば今夏最大のビッグディールだったわけですが、ここまではあまり出場機会に恵まれていません。

加えてミランはシステム変更(4-3-3or4-3-2-1)が濃厚になったわけですが、果たしてどのポジションで起用されるのがベストかは未知数です。
おそらく左ウィングのポジションをレビッチと争う形が濃厚だと思いますが…。

2トップで観てみたいというのが個人的な感想です。


レビッチ(←フランクフルト)



アンドレ・シウバとのトレードで加入。一部報道によると2年間のレンタル移籍で、2500万ユーロでの買取OPが付いているとのこと。

爆発的なスピードがあり、スペースがあればゴリゴリと突破する積極性は魅力的。また複数ポジションをこなせるらしい上に守備にも滅茶苦茶献身的とのことで、非常に使い勝手の良さそうな選手です。

バランス的に右サイドのスソとの相性も良さそうなため、セリエAの厄介な守備に対応できるようであればすんなりと左ウィングのポジションをモノにできそうな期待感がありますね。

楽しみです。



まとめ

4-3-1-2だと物足りないですが、4-3-3システムをメインにして臨むと考えると十分なスカッドを揃えられたんじゃないかなという印象です(中盤に一人潰し屋が欲しかったところですが)
今でもベストの11人なら前者の方が強いとは思いますが、安定感やベンチメンバーを含めた総合力なら4-3-3のほうが無難な選択だと思いますし、同じシステムでも明らかに今季の方がメンバーの質は上がっていると思います。

それだけにジャンパオロ・ミランに懸かる期待は大きいですし、今季こそは最高の結果で終われるよう頑張って欲しいですね。

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Comments 9

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諭吉  
No title

ベナセル 本当に楽しみな選手ですね。
アフリカネーションズカップでもMVP獲ってますし、調子の良さが周りにも浸透してくれればなと思います笑
個人的にエヴェルトン来てほしかったのですが、全体的に適材適所な補強内容だった気がします‼︎ジャンパオロ新体制期待しておりますを

CL8  

レビッチは非常に楽しみですね!
マルディーニ、ボバン体制になってからスピードとテクニックがある選手が増えたので期待できそうです。
ただ、レオンは今のところ残念ですね。ピョンテクと開幕からツートップを組むのかなと思っていたので、コンディションの問題だとしたら早くベストになってほしいです。
ベナセルは大当たりの予感ですね!

  • 2019/09/06 (Fri) 10:10
  • REPLY
CL8  

レビッチは非常に楽しみですね!
マルディーニ、ボバン体制になってからスピードとテクニックがある選手が増えたので期待できそうです。
ただ、レオンは今のところ残念ですね。ピョンテクと開幕からツートップを組むのかなと思っていたので、コンディションの問題だとしたら早くベストになってほしいです。
ベナセルは大当たりの予感ですね!

  • 2019/09/06 (Fri) 12:01
  • REPLY
すくろう  

戦術的な事を考えるならばタイプ的には狭い所を抜けられるコレアの方が良かったんですが4-3-3にするならヨビッチも悪くないと思います。
アンドレを含む今回の取引はミラン側にかなり有利な話だった、というかフランクフルト側がかなり譲歩してくれた様な気がしています
昨年EL含め、ヨビッチがブレイクしましたがレビッチの貢献度もかなり高くレンタルでしかも買い取り額が2500万€というのは安いと思います。
一切譲歩してくれなかったスペインのチームとは大違いですね
ベナセルも値段も含め良い買い物になりそうですが、少し心配なのはレオンとクルニッチかな?
特にレオンについてはミランにとっては高い金額だった割にセカンドトップとしてはカスティジェホを押しのける事もなく、左ウイングとしてはレビッチも獲得しています。単に4-3-3への路線変更による影響でCFもWGもできるレビッチを獲得したというだけであれば良いのですが…
まぁ新加入の選手たちがそれぞれの理由でなかなか観られない状況ではありますが逆に言えばミランはまだ伸びしろが大きいという事でもあります!今後が楽しみですね!
と4節がダービーなのであまり悠長な事も言っていられませんが…

  • 2019/09/06 (Fri) 12:18
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To 諭吉さん

コメントありがとうございます!

ベナセルがミラン加入前に国際大会で結果を残してくれたのは大きいですね。
良い経験になったと思いますし、それをミランに還元してもらいたいです。

エヴェルトンは来夏(早ければ今冬?)にも獲得に再チャレンジするという話もありますし、今後ミランが4-3-3メインで臨んでいくとすれば実に興味深い選手になりそうですね。
パケタと同サイドで起用されることが想定されますから、そうした相乗効果も期待できそうですしね。

  • 2019/09/06 (Fri) 18:25
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To CL8さん

コメントありがとうございます!

昨季は中盤がかなりフィジカル重視のテクニック軽視になっていましたから、今の路線になって少しホッとしています(笑)
ただ今は今で守備軽視な感があるため、その辺は適切なバランスを見つけて欲しいですね。

レオンとピョンテクの2トップはじっくり見てみたかったですし、今後起こり得るシステム変更がレオンにとって吉と出るかは微妙なところですね。
しかし値段が値段なだけに、何としても戦力となり活躍を見せてほしいです。

  • 2019/09/06 (Fri) 18:42
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To すくろうさん

コメントありがとうございます!

昨季の活躍度で言えば明らかにアンドレ<レビッチですし、その上年齢もそこまで変わらないですからね。
それで等価トレードは確かにミラン側にとって大分有利だった気がします。

クルニッチは縦への志向が強いダイナミックなタイプですから、適切なポジショニングと細かい崩しを要求されるジャンパオロのサッカーに未だ適応できていない感がありますね。
技術はあるので、後は意識と判断の改善で解決できる問題だとは思うのですが。

そしてレオンもおそらく同様の問題でしょうが、仰る通り獲得に費やした金額がクルニッチよりも遥かに高額ですし、やはり彼には早急な適応と活躍が期待されます。
おそらくシステム変更後は左ウィングが主戦場になるとは思いますが、レビッチと切磋琢磨して頑張って欲しいですね。

  • 2019/09/06 (Fri) 18:58
  • REPLY
リーナ  

今シーズンも割りと大型補強になった感じですね( ・∇・)
ジャンパオロになって個人として組織としてどのように成長してくのが楽しみな選手ばかりです!
「FW殺し」のリーグに対応出来るか心配ですね(>_<)
今まで見られなかったファイナルサードでの組織の崩しを完遂してくれれば最高ですO(≧∇≦)O
守備寄り(ファイタータイプ)の選手が減ってしまったような気がしますが、ポジショニングと協調体勢が築けてれば今までよりザルになることはないでしょうし、この陣容ならピルロシステムも出来るんじゃないかなって思ってます(゜ロ゜)
その、なんと言うか、ジャンパオロの十八番を諦めないで欲しい(つд;*)

  • 2019/09/07 (Sat) 05:59
  • REPLY
カカニスタ22
カカニスタ22  
To リーナさん

コメントありがとうございます!

今夏のメルカートは流石に落ち着いたものになってしまうかなという予想だったのですが、まさかの大型補強でしたね。
現時点のネームバリューよりも将来性を見据えた良い補強だったと思います。

中盤の守備強度の低さは、仰るようにある程度ポジショニングやトランジションの速さによって補える部分もあると思いますし、何より重要なのはDF陣を含めた連携ですからね。
後はロマニョーリとドンナルンマに特に頑張ってもらいましょう(笑)

  • 2019/09/07 (Sat) 16:41
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