ウディネーゼ戦プレビュー 【セリエA19-20シーズン開幕!】
いよいよ今週開幕を迎えるセリエA。
ミランの初戦の相手はアウェーでのウディネーゼ戦。時間は日本時間で日曜日の25時(日曜と月曜の間)キックオフです。
今回は、そんなウディネーゼ戦のプレビューを行おうかなと。
Probable lineups for Udinese-Milan [Gazzetta dello Sport] pic.twitter.com/mG8vOPGgwb
— Milan Eye (@MilanEye) 2019年8月24日
システム;4-3-1-2
GK;ドンナルンマ
DF;カラブリア ムサッキオ ロマニョーリ ロドリゲス
MF;ボリーニ チャルハノール パケタ
MF;スソ
FW;カスティジェホ ピョンテク
ビリアが内転筋を負傷するまさかの事態により欠場、その代役としてチャルハノールがアンカーを務めるとのこと。
それにより空いたインサイドハーフのポジションには(多分コンディションの悪い)パケタが入るということらしいです。
開始時間と相まって視聴のモチベーションを著しく減退させるスタメンですが、まぁこうした事態はチェゼーナ戦の時点で想定済みですし仕方ないですね。
ただしビリアのいきなりの負傷だけは想定外。練習中の負傷でしょうから致し方ないこととは言え、ベナセルを起用できないときこそ彼が最も必要とされる場面だけに、ここで欠場されてはたまったもんじゃないですね。
○直近成績
ここ数年のミラン対ウディネーゼの直接対決の結果はミランの2勝2分1敗です。
また、ジャンパオロが昨季まで率いたサンプドリアとウディネーゼとの直近戦績を一応参照しますと、2勝1分2敗とのこと。
五分五分ですね。
○試合展開・結果予想
開幕戦ということで参考にできるデータが少ないため、場合分けして考えます。
まず嫌な展開が、ウディネーゼに引いて守られ中央を固められること。
今のミランはサイドを有効に使えておらず、中央から崩すパターンがほとんど。
それにも関わらず、狭いスペースを崩す力に欠ける選手を前線に起用するものですから、中央を固められると相当苦しいわけです。
加えてカウンターに対するケアも甘いですから、「攻めあぐねる→ボールロスト→ロングカウンターを食らう→失点」という流れが十分に起こり得ます。
おまけにウディネーゼのシステムは3-5-2か3-4-1-2のどちらかでしょうし、特に前者は一般に4-3-1-2キラーとしてかなり厄介なシステムですからね。
逆に、前線からプレスをかけてくるようであればミランにとっては好都合。
昨季と違ってプレス耐性を身につけたミランからすれば、自陣近くで奪われるリスクよりも相手が前掛かりになって後方にスペースを空けてくれるメリットの方が大きいですからね。
プレスを躱し、カウンター気味の攻撃からスソがミドルシュート一閃でゴールを決めるという形が期待される得点パターンですかね。
まぁしかし同じハイプレスでもマンツーマン気味にプレスを仕掛けてくる場合だと不味いと思いますが。
特に今回はアンカーが本職でないチャルハノールですから、ビルドアップが不安定になる可能性もありますしね。
今回はウディネーゼホームですし、おそらく序盤はハイプレス、その後引いて守るという形になるのではないかと予想しています。
ですので、できれば序盤の内に先制点を奪いたいところです。
最後に結果予想ですが、現実的にこのメンバーだと負けなければ御の字じゃないでしょうか。
もちろん願望を言えば勝って欲しいですけどね。少ないでしょうが、訪れたチャンスをモノに出来れば勝てるとは思います。
苦しい戦いになるとは思いますが、大事な開幕戦を最高の結果で終えて欲しいと思います。
Forza Milan!