ミランGKレイナがレアルマドリーへ?
ここ最近になって浮上してきた、GKペペ・レイナのレアルマドリー移籍の噂。
Pepe Reina (36) fits the profile Real Madrid are looking for to be Courtois’ backup goalkeeper. Milan will not make his transfer complicated and the player would welcome an offer from Madrid. The other candidates are Subasic (34), Mirante (36) & Stekelenburg (36). [as] pic.twitter.com/uQuUW9vwad
— SB (@Realmadridplace) 2019年8月22日
マドリーのセカンドGKケイラー・ナバスに移籍の可能性が生じており、彼が実際に移籍した場合の後釜としてレイナに照準を合わせているとのことです。
現在ミランでドンナルンマのサブを務めるレイナからしてみれば、マドリーでセカンドGKとなることに抵抗はないでしょう。
加えてCLのあるマドリーでは欧州カップ戦のないミランよりも出場機会に恵まれる可能性がありますし、自身の母国であるという点も彼にとって大きいと思います。
そして何より、今も昔も世界ナンバーワンを争うクラブであるという事実。
ミランとマドリーの関係を考えてみても、マドリーが本腰を入れてきた場合に断るというのは難しいかもしれませんね。
しかし、個人的には残留して欲しいというのが正直なところです。
理由としては、まず実力面。今季の彼のパフォーマンスは未だわかりませんが、昨季は安定したパフォーマンスでドンナルンマ欠場時を見事にカバーしてくれました。
リーグ後半戦のラツィオ戦なんかはまさにその典型で、彼の好セーブ連発によりチームは1-0で勝利。当時の4位争いの直接のライバル相手からもぎ取った勝ち点3は、ミランが最後の最後までCL権争いに残る上で欠かせないものでした。
また少ない時間ながら今プレシーズンマッチに出場していますが、今のところ急激な衰えというのはみられていませんし、おそらく今季も頼れる存在となるのではないかと。
もう1つの主な理由としては、チームのまとめ役を失うことによるダメージを避けたいという点。
以前からレイナのロッカールームにおける重要性というものは度々話題になっていましたが、それはミランに来てからも変わらずのようですし、人柄の良い彼の存在は今の若いチームにとっては特に重要でしょう。
また最古参のアバーテや、外国人選手にとっての良き理解者であったサパタが退団していなくなった今、レイナのようなベテラン選手は貴重ですし是非ともチームのまとめ役として残って欲しいと考えています。
さて。現時点ではナバスの去就がまずは先決事項ですし、その後もマドリーがレイナ以外の選手を後釜として据える選択も否定できません。
ですので残留の可能性は決して低くないと思いますし、今のところは楽観視しています。
まぁそうは言っても決まる時は一瞬で決まるのが移籍市場あるあるです。今後はマドリーのキーパー事情についても注視していきたいですね。