【強化試合】 フェロニケリ対ミラン 【マッチレポート】

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カカニスタ22
スタメン

フェロニケリ戦前半


スタメン予想だとムサッキオとピョンテクでしたが、彼らに代わってガッビアとアンドレ・シウバが先発。
ピョンテクを外したのは、おそらくレオンとのコンビで試したかったためなのではないかと。
前半

観たのは途中から(前半10分くらいから)でしたが、前半の内容については基本的にはICCでのそれとあまり変わらなかったなーという印象です。


フェロニケリはローラインの4-1-4-1で引いて守り、ハーフウェイラインちょい奥からプレスを開始。

それに対しミランは、相手アンカーの両脇を徹底的に攻めていく攻撃を志向。

具体的には中央でボールをキープして相手のインサイドハーフを釣りだし、空いたアンカー脇のスペースにスソや2トップが入ってパスを引き出すといった形などですね。
そして、そこからの裏へのパスやシュートでチャンスを作っていくミラン

その後はプレスを緩め中央を固めたフェロニケリに多少攻めあぐねたものの、26分、スソが見事なFKを直接決めてミランが先制に成功しました。




前半終盤に関しては、フェロニケリが攻勢を強め、序盤から続けるロングボールでの裏抜けに加えて左サイドからの突破を狙う。

対するミランもいくつかチャンスを作り出しますが、ゴールネットは揺らせず前半終了。



後半

後半は最初から大量に選手交代。コンティ、ムサッキオ、ストリニッチ、パケタ、ボリーニ、ボナベントゥーラ、レオン、ピョンテクを同時投入。


フェロニケリ戦後半


そして後半から入った何人かの選手たちが躍動し、素晴らしい立ち上がりを見せます。


例を挙げるとすれば、まずはトップ下に入ったボナベントゥーラ。スソよりも狭いスペースでプレーできる彼の存在により、特に2トップとの関係性が向上。ワン・ツーパス、スルーパスなどで中央から崩していきます。

次にパケタ。スペースに的確なパスを出せる彼の存在により、チームは流動性を保ったままスピーディーな攻めを見せることができました。彼自身もサイド、中央とどこでもプレーできるため、流動的に動いてスムーズにボールに絡むことができます。

そしてレオン。仕掛けの意識の高さとそれを可能にするフィジカル、テクニックによりチームに欠けていた個の推進力をもたらしてくれました。


上記3者とボリーニ、ピョンテクを中心としつつ、時に両SBが積極的に攻撃に絡んでいくことで次々とチャンスを作り出していくミラン。

55分、ボナベントゥーラの裏へのパスにピョンテクが頭で合わせましたがギリギリオフサイド。しかし見事なプレー。

そして58分、サイドに流れたレオンからのクロスボールにボリーニがダイレクトボレーで合わせてミランが追加点を奪いました。




その後もチャンスを作っていくミランでしたが、徐々にペースダウン。リードしていることもあったでしょうが、まぁ上記3選手のコンディションの問題が大きかったですかね(特に長期離脱明けのボナベントゥーラ)。



終盤にはブレッシャニーニ、マルディーニ、ラクサールを投入。

一度クロスバー直撃の危険なチャンスを作られたものの、無失点で試合終了。


フェロニケリ0-2ミラン



雑感

ミランがフェロニケリを2-0で降し、ジャンパオロ体制下での初勝利となりました。


この試合で注目だったのは、やはりボナベントゥーラとパケタのパフォーマンスでしたかね。

狭い所を崩せるボナベントゥーラ、多彩なボール運びとキープ力のあるパケタは現チームにおいて間違いなく欠かせない存在ですし、更なる補強でもない限り、遅かれ早かれこの2人が中盤の軸となるでしょう。

ボナベントゥーラはちゃんと負傷前の状態に戻れるのか不安だったんですけどね。どうやら杞憂に終わりそうですし、むしろジャンパオロの指導で更なる飛躍を遂げそうな気配がしますね。


パケタはボナベントゥーラがトップ下ならインサイドハーフ起用でも何の問題もないですし(流動的なポジションチェンジでトップ下のスペースにもガンガン入れるため)、こちらの方がボール運びの能力をより活かせる分良いかもしれませんね。
現チームにおける戦術的タスクはこれから習得していくことでしょう。楽しみですね。


残りの中盤ポジションについては、アンカーがビリアorベナセル、そして右インサイドハーフがボリーニor(戦術への適応度によって)ケシエという構成が無難かなと。

アンカーは、順当にいけばベナセルでしょうがビリアでも特に問題はなさそうです。

右インサイドハーフにはバランス的に走力と守備範囲(できればボール奪取力も)のある選手が望ましいわけですが、今のところその点に関してはボリーニが素晴らしいですね。


テンポ良くボールをはたく為リズムをあまり崩しませんし、個の限界はあるものの一定レベルの相手であれば彼がスタメンでも問題はなさそうです。
ケシエがフィットしてくれれば申し分ないんですが、今のところ未知数ですしね。

それと中盤にはチャルハノールやクルニッチ、トップ下にはスソもいますし、状況やコンディションに応じて中盤の構成を色々と使い分けることができそうですね。



続いてもう1つの大きな収穫は、ラファエル・レオンのパフォーマンスですかね。

この試合では早速1アシストと結果を残してくれたわけですが、他にも65分辺りで見られた強引な縦への突破ですとか、ロングカウンター時にボナベントゥーラのスルーパスを受けて爆走したシーンですとか(シュートはご愛嬌。笑)、当初から彼に望んでいる役割を忠実にこなしてくれそうな点は非常に嬉しいですね。

まだまだコンディションは万全ではないでしょうし、戦術的タスクや更に上のレベルの相手と対戦する際のプレーなど気になる点も多々ありますが、明らかにウィークポイントだったセカンドトップのポジションがしっかりと埋まりそうな気配がするのは大きいです。



さて。この試合でも多くのポジティブな側面が見られ、ジャンパオロ・ミランに対し更なる期待感が高まりました。
その上何人かの主力選手のコンディション面ですとか、戦術面に関してはまだまだ調整段階ですから、今後更なるパフォーマンスの向上が期待されます。

セリエA開幕まで残り2週間ほどですが、このまま順調に仕上げていけば内容と結果の伴った強力なチームが披露されるでしょう。非常に楽しみです!

Forza Milan!


長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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Comments 2

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すくろう  

いやぁレオン良いですね!
というかここまでカスティジェホやスソ、ボリーニとコンバートの最中の選手が意外な適応を見せてくれた(カスティジェホはちょっとヤバいけど)と思っていたんですがレオン、ジャック、パケタと本職はやっぱり違いますね!その3人が入った事によってピョンテクも良くなりました。実はゴールがないことをちょっと心配してたんです。まぁこの試合もゴールこそありませんでしたが手応えのような者は感じました。
ボリーニは破格の適応力で右インサイドではスタメン争いできるんじゃないかって感じにまでなってきたような気がしてますがここもケシエ辺りが入ってやっぱり本職は~と言わせてもらいたい所です
それと僕の頭の中ではてっきりジャックとパケタの位置は逆かと思い込んでいたんですがあまり関係なく上手くやるものですね。とにかくジャックの躍動には感無量です!

  • 2019/08/11 (Sun) 13:12
  • REPLY
カカニスタ22  
返信>>すくろうさん

コメントありがとうございます!

その三人が入った途端にあの展開ですからね。
まだまだ連携・コンディション面共に不十分な状態だということを考えると凄まじい伸びしろを感じます。

ケシエには是非とも適応して欲しいですねー。
純粋なフィジカル等の個の力ではボリーニ以上ですし、ポジショニングとプレー判断が改善すれば劇的に良くなると思いますしね。

ボナベントゥーラの復帰は大きいですよね。
もうすぐ30歳ですが老け込む歳ではないですし、セリエAではここから一伸びする選手も多いですからね(笑)
今季は更なる成長に期待です!

  • 2019/08/12 (Mon) 12:54
  • REPLY