ジェノアがビリア獲得に動く?
今回はここ最近話題になっている、ビリアがジェノアへと移籍する可能性について。
Genoa has offered Lucas Biglia a three year contract worth 1.5 million per season. Positive contacts took place with the player’s agent, but Milan will not sell for less than €6 million to avoid capital losses. Negotiations ongoing. [@NicoSchira] pic.twitter.com/javS3VA4vx
— Milan Eye (@MilanEye) 2019年7月30日
ビリアに関してはこれまで今夏の市場における移籍が頻繁に噂されていましたし、ヴェレトゥ獲得交渉の際に積極的に取引に含めようとしていたことからも、少なくともフロントは彼を売却したいという思惑が透けて見えます。
何より年俸が350万ユーロと高額ですからね。ロマニョーリと同額と考えると、なおのこと割高な印象を受けます(ファッソベリさん・・・)。
また、ここ数試合のプレシーズンマッチでも決して悪いパフォーマンスでは無いものの、年俸に値するだけのパフォーマンスかと問われると・・・。それに、契約も来季で満了を迎えると言うことで、今夏は一定の移籍金を手に入れる(ほぼ)最後のチャンスです(冬だと事前契約を結ばれフリーで出ていかれる可能性があるため)。
こう考えると、移籍という選択肢はチームにとって決して悪くはないかなと。
ですが、そうなった場合はアンカーポジションの補強は必須になりますね。
現状のミランのアンカーポジションは、ここまで出ずっぱりのビリアの他には新加入のベナセル(バカンス中。ところで正式発表はまだですか?笑)のみという状況であり、当然ながらビリアが移籍した場合は選手層的に代わりとなる選手が必要となりますからね。
個人的には守備力があり、テンポ良くパスを捌いてくれる選手であれば大満足なのですが、果たしてどういった選手をクラブは想定しているのか・・・。
とてつもなく重要なポジションですから、出来る限り妥協することなく最適な人物を連れてきて欲しいです。
とは言えもちろんまだビリアの移籍が決まったわけではないですし、移籍にあたっては年俸減額という決して避けては通れない巨大な障壁があります。それに年俸だけでなく移籍金の問題もありますから、実現の可能性はいうほど高くはないのかなと(年俸に関しては合意報道もありますが、ジェノアがミランの要求する移籍金を払う意思があるかどうかは今のところ不明)。
まぁとにかく、仮に移籍するとしても僕個人としてはそこまで抵抗感はないですし、むしろ代わりとなる選手が誰になるのかというワクワク感が優るというのが本音です。ビリア個人に悪感情は全くないですけどね。