ミラン、ノヴァ―ラとの練習試合で引き分ける
ジャンパオロ・ミランの初陣となった試合でしたが、結果は1-1。60分にPKで先制されるも、その後途中投入されたテオ・エルナンデスが80分にゴールを決めて同点に追いついたという試合展開だったそうです。
そして、気になるスタメンについてはこちら。

2トップの左右が逆だったりするかもしれませんがお許しください(笑)
メンバーとフォーメーションだけ観れば、ノヴァ―ラと引き分けたのも然もありなんといった印象です。まぁ結果については今はどうでも良いですけどね。
なお交代選手は、コンティ、ガッビア、エルナンデス、ボリーニ(いずれも45分から)、A・ドンナルンマ、ストリニッチ、カポーネ、ジャロ(いずれも63分から)、ミオニッチ(75分から)とのこと。ムサッキオとチャルハノールはフル出場したみたいです。
また公式によるマッチレポートを参照すると、具体的な試合内容については以下のようにまとめることができそうです。
・ミランがポゼッションし、自らのチームスタイルを前面に押し出す。
・コンスタントに2タッチ以内でボールをはたき、素早くボールを回していく
・縦への意識が高い
・ノヴァ―ラの得点(PK獲得)はカウンターアタックから
上記の3点についてはまさにジャンパオロ戦術の根幹ともいえるプレー原則でありますし、チームの意識改革の効果が早速出始めているようですね。
4点目については、4-3-1-2は比較的危険なカウンターを受けやすいシステムですし、チーム戦術の根本的な変化が始まって間もない段階では致し方無いかなと。
続いて、選手個人に目を向けますと、やはり今回の練習試合で第一に注目すべきはスソでしょう。
先述の欠場者の多さを考えれば彼がトップ下を務めることに異論はありませんが、気になるのはそのパフォーマンスです。
ジャンパオロ曰く良いプレーをしていたとのことですが、コンディション良好なスソが実力差のある相手にチャンスを作り出すというのは想定の範囲内ですからね。
問題は、トップ下としてやるべき戦術的タスクをこなせたかどうかです。やはりこの辺は実際に見てみないとわからないところですね。
ICCでも彼がトップ下でプレーする機会は多くなることは間違いないでしょうし(欠場者が滅茶苦茶多いため)、その際にどのようなパフォーマンスを見せるか楽しみです。
それと、テオ・エルナンデスが早速自らの攻撃力を見せてくれたのが良かったですね。
今季の目玉補強の一つですし、彼の適応度によってはサイド攻撃の威力が段違いに変わってきますからね。
後はブレッシャニーニやジャロといった若手有望株が試合に出場しているというのも気になりますね。観たかった(笑)
最後に。初陣を終えたジャンパオロ・ミランは次に、日本時間24日の朝10時にバイエルンと対戦します。
チームがどのようなプレーを見せてくれるのか本当に楽しみですし、プレシーズンマッチとは言え非常にワクワクしますね。
まずは結果よりも内容に主眼を置きつつ、サポーターにとっては実質的初陣ともいえるこの試合を観ていこうと思います。
Forza Milan!
最後まで読んでいただきありがとうございました。