4人目のCBは誰になる?
今回はCBについて。
カルダーラが負傷離脱中の今、ミランの起用可能なCBはロマニョーリ、ムサッキオしかいないという状況です。
「この状況でよくもまぁサパタ(、アバーテ)と契約延長しなかったものだな」というのは既に多くの方が感じ、言及していることでしょうから置いとくとして、とにかく何らかの方法で最低1人はスカッドに加える必要があります。
そこで、数週前から様々な名前がミランの獲得候補として挙がっているわけですが、未だに誰を獲ろうとしているのかは明確になっていません。
最初の頃は、シュツットガルトに所属していたカバク、サンプドリアに所属していたアンデルセンの名前がホットでしたが、前者はシャルケ、後者はリヨンへとそれぞれ移籍してしまいました。
というわけ、現在挙がっている候補としては、リヴァプールのロブレン、フィオレンティーナのペッセッラ、シャルケのナスタシッチ、ライプツィヒのウパメカノ、ユヴェントスのデミラル辺りでしょうか。
まぁこの中でいうと、ナスタシッチが最も現実的なところであり、正直他の候補は噂で終わりそうな選手ばかりです。
というのも、ロブレンとペッセッラには2000万ユーロという値がついているらしく、今のミランではかなりキツいです。
デミラルはそもそもユーヴェがサッスオーロから獲得したばかりですし、同様に獲得の可能性はかなり低い。単年のドライローンでの獲得という可能性が浮上していますが、正直そこまでして獲る選手かというと・・・。今季はサッスオーロで奮闘していましたし、将来有望な非常に良い選手であることは間違いないですけどね。
最後にウパメカノについてですが、彼の市場価値は3000万ユーロらしいのでもちろん厳しい。ただし、彼の場合チャルハノール(ライプツィヒの大好物)を取引に含めたオファーという秘策で獲れる可能性はありますかね。
チャルハノールを手放すことについては賛否両論あるでしょうし、僕も否定的ではあるんですけどね。
ただウパメカノはロマニョーリとの補完性が高そうですし、あの選手としてのスケール感の大きさは筆舌に尽くしがたいものがありますから、是非とも来て欲しい選手ではありますね(ブンデスリーガはそんなにリアルタイムでは観ていないので、あまり偉そうなことは言えないのですが。笑)
さて。復帰後のカルダーラのコンディション、チームへの適応時間が未知数な現状を考えると、欲を言えばディフェンスリーダーとなり得る選手を1人獲得して欲しいというのが僕の本音です。
まぁそうは言っても財政的な制約がある以上あまり高望みはできませんので、少なくとも1人、バックアッパーとして計算できる選手を獲れれば及第点でしょうか。