ローマがスソ獲得に興味を示す?
『Sky』を始めとする各報道によれば、ローマがスソに対し興味を示しているとのこと。
これまでスソへのオファーはなかったとのことでしたが、ここにきて遂に具体的な名前が浮上してきましたね。
とは言え、まだ具体的なアプローチはしていないらしく、現段階では調査に過ぎないとのことです。
これまで何度も書いているように、スソがジャンパオロの下で適応するのはかなり難しいと思いますし、それゆえ手放すという選択肢は十分にアリだと思います。
ただ、その放出先がローマというのはどうなのかなと。
主力の多数放出などありますが、個人的にローマは来季も4位争いのメインライバルだと思っているので(今夏の移籍市場での結果にもよりますが)、そうしたクラブに渡すには惜しい選手だとも思うんですよね・・・。
スソは弱点も多いですがチャンスクリエイト力にかけては確かなものがありますし、それは今季のミランでも十分に証明してくれました。
下手に動かしたり下がらせることなく得意なエリア(右サイド深く)でボールを集めてあげれば輝く選手ですし、彼を組織の中に上手くはめ込んで使いこなせれば中々に驚異的なものになるんじゃないかと。
今季のガットゥーゾはスソを使いこなすというよりは崩しの面で依存しちゃっていましたが、1人でなんでもこなせるわけではないため依存して良いタイプの選手ではないですからね。
ローマの新監督であるフォンセカについて僕はあまり知らないのですが、評判を聞く限りは組織を構築するのが上手な監督らしいのでスソを渡すのは怖いですね。
個人的にイタリア国外からくる監督に対しては基本的に懐疑的なわけですが、ローマの場合は数年前にガルシアという素晴らしい監督を連れてきたこともあり、この人もやってくれるんじゃないかというイメージが強いです(笑)
少し話が逸れましたが、まぁそういうわけでスソの移籍自体には賛成でもローマ移籍はちょっとなーというのが今の率直な感想です。
続いて、スソが移籍する場合の取引形態についてなのですが、ローマ相手の場合一番あり得るのがトレード移籍です。
今報じられているところでは、シック、デフレル、パストーレなどの名前がトレード要員として挙がっていますね。
前者2人についてはジャンパオロの教え子であり、特にシックについては監督が再会を希望しているなんて話も以前ありました。
そしてパストーレですが、できれば7~8年前の彼に来て欲しかったというのが正直なところです(笑)
パレルモにいた頃の彼は本当に輝いていましたからねー。どことなくカカを髣髴とさせるプレーにはときめいたものです(笑)
さて。この3人のうち誰が含まれるとしても、おそらくミランは現金もセットで要求するでしょう。
スソはキャピタルゲインを生み出せる数少ない選手ですからね。ドンナルンマが残留に傾きかけている以上、スソ売却によってキャピタルゲインを得ることはより重要になっています。
問題は、両クラブが各選手にいくらの価値を見出し、そこにズレが生じた際に落としどころを見つけることができるかという点でしょうね。
具体的に、ミランとしてはスソに3000~4000万ユーロの値を付けているみたいですから、その額に相当する選手+移籍金を得られるかに注目ですね。


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