ジャンパオロはボリーニを評価せず?
『トゥットスポルト』などの報道によれば、ボリーニがジャンパオロからの評価を得られていないとのこと。
構想外かも、なんて話もありますね。
まぁ正直言って予想通りですし、補強があまり進んでいない現時点でも出番を得るのが難しいレベルだと思います。
というのも一番起用され得るポジションが2トップの一角なわけですが、彼の担うであろう役割(簡潔に言うとフィニッシュワーク)はピョンテク、クトローネとモロ被りですし、この2人より優先して出場機会を得られるとはどうしても思えないからです。
残る可能性としてはSBなわけですが、このポジションも左右ともに数は十分に揃っているため、本職の彼らより優先されることはないでしょう。
それに4-3-1-2だとSBにも突破力やビルドアップ能力といった個の力がより求められるわけですから、献身性以外に際立った武器のない彼が適正だとも思えませんしね。
彼の持つポリバレント性は確かに魅力的であり、4-3-1-2では起用できずとも試合中におけるシステム変更の際にウイングorウイングバックで使う・・・といったように戦術の幅を広げてくれる存在ですから、ベンチに置いておくと重宝するタイプではあります。
ウイングに置いてひたすら裏抜けさせるですとか、守備固めで起用するなど使い所や役割を限定して使えば有用な選手だと思いますしね。
しかし、そうした便利屋として置いておくには年俸が高すぎるわけで・・・。
基本フォーメーションでの使い所がない以上は、構想外による放出も止む無しかなと。
ただ、そうなると最大の問題は「買い手が付くかどうか」という点です。
実際、同じく構想外になりそうなカスティジェホはバレンシアやセビージャからの関心が噂されていますが、ボリーニにはそういった噂が全くといっていいほどないですしね。
昨冬の移籍市場では中国クラブからの関心が報じられましたが、流石にもう興味はないんでしょうかね。
というか、あれは結局のところ本人もしくはクラブが拒否したのか、そもそも報道自体がガセだったのかどちらなんでしょうね。
いつの間にか立ち消えになった印象でしたが。
まぁ何はともあれジャンパオロが就任した以上、このままなら放出は既定路線だと思います。
常に全力でプレーしてくれる点は凄く好印象なので、少し口惜しい気もしますけどね。


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