ミラン、テオ・エルナンデス獲得を目指す
ここ最近、レアルマドリーに所属するSBテオ・エルナンデスのミラン移籍の可能性が報じられています。
これについてはイビサ島にて我らがマルディーニTDとエルナンデスが会談する写真も撮られており、少なくともミランが関心を示していることは確実です。
🇺🇸 In Ibiza, Maldini held a meeting with Theo Hernandez about a potential Milan move. You can't say no to Maldini, Theo!
— Daily AC Milan 🇺🇸🇮🇹 (@milannews365) 2019年6月23日
Real Madrid will let the defender join Milan on a loan with an €18m-20m option to buy. pic.twitter.com/255BG9q1TR
また、『マルカ』を始めとする報道ではエルナンデス側もミランのプロジェクトに魅了されているらしく、選手側とは基本合意を済ましているなんて話も。
しかしこの移籍の実現のため、ミランは少なくとも2つの障壁を乗り越える必要があります。
1つはクラブ間合意(移籍金)。エルナンデスには約2000万ユーロの値が付けられているらしいのですが、当然ながら今のミランがポンと出せる額ではありません。
そこで例によって買取オプション付きのレンタルオファーを出しているそうですが、これをマドリーが了承してくれるかどうか・・・。
またエルナンデスに対してはナポリとレヴァークーゼンも興味を示しているらしいですから、彼らの動向にも注視する必要がありますね。
2つ目は左SBの整理。
現在のミランの左SBにはリカルド・ロドリゲス、ラクサール、そして今季途中に心臓の問題を克服して戦線復帰したストリニッチが既にいるわけですが、ここにエルナンデスが加われば4人と明らかに過剰戦力です。
ストリニッチの放出は難しそうですから、ミランはロドリゲス、ラクサールの少なくともどちらかを手放す必要があるでしょう。
そして、もちろんこの人員整理は補強資金を得るためにも重要なことですから、ストリニッチに起用の目処が立てば両者を売却することもあり得るかなと。
なおラクサールについてはトリノからの興味が噂され、ロドリゲスについてはブンデス方面からの関心や、トレイラ獲得のための取引の一部に含まれる可能性が取り沙汰されています。
最後に。例によってセリエA以外の選手に非常に疎い僕は、これまでエルナンデスを「有望な若手」程度にしか認識していなかったのですが、ミラニスタの方の評やプレー集を観るに素晴らしい補強たり得るのではないかと感じています。
特に4-3-1-2だと攻撃に際しては走力だけでなく一定のテクニックも求められますから、彼のような選手は非常に適任ではないかなと。
ロドリゲスは走力が、ラクサールはテクニックがそれぞれ物足りないですしね。
それに年齢も若いですし、今のミランの補強方針とも一致します。
今のミランにとってSBは中盤と比べれば大きく補強の優先順位は下がるとは言え、彼ほどの選手を獲れるチャンスがあるのであれば是非ともモノにして欲しいと思います!


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