ケシエの去就はどうなるか
今回はケシエについて。
加入直後からスタメンを奪取し、昨季終了時にはアンタッチャブルな存在であった彼ですが(一応レンタル中という形でしたしね)、それから1年が経ちもはやそういった存在ではなくなってしまいました。
その背景には今季のパフォーマンスの悪さだけではなく、財政問題や素行などピッチ内外の様々な事情があります。
そして各報道によると、移籍金3000~4000万ユーロほどの値がケシエに付けられていると言うことで、移籍先候補としてはプレミア、中国などが挙げられています。
個人的にアチェルビユニ晒し上げ行為により好感度がダダ下がりしましたし、「現時点では」ジャンパオロサッカーとの親和性も高くないので放出もアリかなーと思います。
ただし既に何度も言っているように、今のミランの中盤の層は非常に薄く、控えすら碌にいない状況ですから、彼を純粋な金銭のみで手放すのであれば更なる補強は不可欠となります。
そこで、個人的に最も嬉しいシナリオは、アーセナル所属のトレイラとのトレードです。
これなら量的にはプラマイゼロですし、質的にも(少なくともジャンパオロサッカーにおいては)大幅プラスとこちらにとって申し分ないですしね。
まぁ流石に今季のパフォーマンスを比べるに等価トレードは無理でしょうから、おそらく金銭も追加でオファーする必要があると思いますけどね。
またケシエとしても圧倒的フィジカルと怪我耐性の強さはプレミア向きですし、ゲンドゥージ辺りのパサーとダブルボランチを組めば大分機能するんじゃないでしょうか。
アーセナルにしても、代替候補に加えていくらかの補強費用をもらえるというのは悪い話ではないはず。
それに一部報道ではアーセナルもケシエに興味を示しているとのことですし、決して突拍子もない話でもないかなと。
まぁしかしこれは「トレイラとその家族がイタリア復帰を望んでいる」という報道が事実である場合にのみ成立しうることだというのは自覚しています。
アーセナルとしても主力である彼を進んで手放そうとはしないでしょうし、まして金銭的に満足なオファーを出せないことが濃厚なミラン相手には尚更でしょう。
ミラン側の獲得の意思は十分にありそうなため、後はトレイラの側の噂される意思の真偽とそれを評価するアーセナルに懸かっているのかなと思います。
……まぁ本音を言えば何としても来て欲しいですけどねー(笑)


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