ミラン、ラデ・クルニッチの獲得間近か
『Sky』を始めとする各報道によると、ミランがエンポリのMFラデ・クルニッチの獲得に限りなく近づいているとのこと。
Rade Krunic will sign a 4-year contract with Milan, according to @DiMarzio. pic.twitter.com/r84Erafgvo
— TheMilanBible (@TheMilanBible) 2019年6月12日
既にエンポリと合意したなんて報道もありますね。突然すぎて驚きです(笑)
クルニッチの特徴を大雑把に言えば水準以上のテクニックとパス精度を持ちつつ、積極的にエリア内へと侵入してゴールに絡んでいくインクルソーレタイプの選手。ちなみに今季の成績は5ゴール7アシストとかなりのもの。
ドリブルの意識も高く、スペースがあればボールを縦へと持ち運んでいける推進力も魅力的。また積極的に突っかかっていくのでファールも頻繁に貰う印象です。
一方で狭い局面でのプレーとかはあまり得意ではなさそうですし、守備力(具体的にはタックル、インターセプトといった積極的な守備)もさほど高くなさそうです(今季の彼のプレーをフルで観たのは6~7試合程度なので、確信はないのですが)。
今のミランで言えばケシエに近い役割が期待されますね。
正直ケシエの方が個人的にロマンを感じますし、将来的(育成に成功した場合)には彼の方がよりビッグネームになりそうな気配はありますが、現時点で言えば話は別。
特に今季後半戦のように攻守において雑なプレーをし続けるのであれば、クルニッチがケシエからスタメンを奪っても全く不思議ではないかと。
ケシエは加入初年度のような前方へのゴリゴリドリブルや縦パスの意識等を取り戻した上で、各プレー精度が向上していけば本当に素晴らしい選手になれると思うんですけどね。
スタメン絶対安泰という今季の状況が彼の成長を阻んだ側面は少なからずあると思いますし、来季はクルニッチと切磋琢磨して欲しいと思います。
話をクルニッチに戻しますが、報道によれば移籍金は600~900万ユーロ位とのことで、非常にリーズナブルです。
また、数年前にジャンパオロ(当時エンポリ監督)の下でプレーしており、彼の不変のサッカー哲学に触れている点も大きなメリットでしょう。
つまり能力、移籍金の安さ、監督との関係等を総合的に考えると非常に素晴らしい補強と言えるのではないでしょうか。
正式発表が楽しみです!


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