今のミランの中盤事情について


様々な移籍情報の飛び交うこの季節。ミランも実に様々な選手に興味を示していると報じられています。

特に中盤の選手についての報道はホット。それも当然の話で、今のミランは質的にも量的にも中盤の選手が足りないですからね。


今回はそんな中盤の現状について、整理してみようかなと。


現有戦力について

まずは今季限りで退団する選手を列挙しますと、

・モントリーヴォ
・ベルトラッチ
・マウリ
・バカヨコ


前者2人は戦力外だったため問題なし。

一方マウリはそこそこ試合に出ており、アンカーとしてもインサイドハーフとしても計算できる戦力だったため(量的には)少し痛い。

そしてバカヨコ。言わずもがな今季は主力中の主力だったため痛い。

つまり現時点で2人分の戦力ダウンが確定しています。



続いて退団が噂される選手について。

・ビリア
・ケシエ
・チャルハノール


ほぼ全員(笑)

ビリアは高年俸&高齢、しかも契約も来年で切れるということでアルゼンチン復帰やフランス移籍が噂されています。

またケシエは多くのキャピタルゲインを生み出せそうなことや、今季のいくつかの問題行動により移籍リストに載せられたという報道があり、移籍先候補はプレミア。

そしてチャルハノールはプレミア、ブンデス方面からの興味が継続的に報じられています。


まぁ流石に上記の3選手を全員放出することは考えられませんし、放出するとしても1人が限度でしょうね。


絶対安泰と言えるのはパケタ位なわけですが、来季の彼はトップ下が主戦場となることが濃厚なため、今季のようにインサイドハーフで計算することはできません。



つまり、現状のメンバーで中盤を構成するとすれば


チャル――ケシエ
―――ビリア

という不動の組み合わせとなり、(長期離脱中のボナベントゥーラを除けば)控えがいないという異常事態です(しかもこの3人も残留確定ではない)。



獲得候補について

以上のことから中盤の選手の獲得はマストであり、それも1人ではなく最低2人、できれば3人欲しいところです。

現在報じられているMFの獲得候補を列挙しますと、


・センシ
・バレッラ
・プラート
・ヴィエイラ(サンプドリアの選手)
・トレイラ

確か現状はこんなところだったはず(思い出したら追記します)。

この中で現実味があるのはセンシ、プラートでしょうかね。

特にセンシ獲りについては報道が過熱しており、嬉しいことに獲得にかなり近づいているといえそうです。


バレッラとトレイラは・・・来てくれたら歓喜の雄叫びを上げますけど金銭的に困難を極めます。

特にバレッラはインテルが獲得に熱心ですからねー。それに質だけでなく量も必要なミランにとって、1人の選手に多額の移籍金を払う余裕はないはずです。


とりあえずインサイドハーフについては、センシとプラートが来てくれたら個人的には最高に近いですかね(欲を言えば更に潰し屋が欲しいところ)。


問題はアンカーなんですよね。

今挙がっている候補ですと、トレイラは夢物語。ヴィエイラは金銭的にはいけそうですが、20歳とかなり若く主軸とするにはやや心許ないかなーと。

まぁしかしヴィエイラは今季のミラン戦にも出ていて、しかも結構良いパフォーマンスだった気がするので獲れるなら獲っては欲しいですかね(笑)


またセンシのアンカー起用という方法もありますが、守備を考えるとここには高水準の守備力を保証してくれる選手を1人確保しておきたいところです。



まとめ

中盤は現有戦力が全員残留するとしても最低2人、できれば3人は補強して欲しいポジションです。

もし現有戦力を放出した場合は、その数に応じて補強の数も増やす必要があるでしょうね。


そしてインサイドハーフはある程度補強の目処が立っているように思われますが、アンカーはまだまだ未知数。
今後の報道に注目です。


最後に。言うまでもなく中盤は重要なポジションですし、それがジャンパオロのように素早いパス回しで崩していくサッカーを志向する監督の下ではなおさらです。

財政的に厳しい状況であることは分かっていますが、出来る限り盤石のスカッドを揃えて欲しいと思います。


 
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