18-19シーズンのミラン選手を振り返る 【GK編】



今回から数日かけて、18-19シーズンのミランの選手たちを採点&寸評していきたいと思います。

注意点として、出場数・得点数などのデータや個人的採点はシーズンを通してのものですが、寸評については主に後半戦のセリエAでのプレー内容に言及するつもりです。
前半戦の個人的採点&寸評については既に12月のウィンターブレイク期間にやっていますからね。

それと、後半戦に出場していない選手(移籍だったり、長期離脱だったりにより)については触れません。


なお、評価基準についてはピッチ上でのパフォーマンス出場時間を主体とし、ピッチ外での振る舞いなどについては基本的に対象外とします。要は前半戦を振り返ったときと同じです。



第一回目の今回はGK編。GKは3選手しかいないので少し短くなりますが、ご了承ください。


ホセ・マヌエル・レイナ

セリエA;先発2、途中2
評価;6



前半戦はELのみの出場で可もなく不可もなくというパフォーマンスでしたが、後半戦はドンナルンマの負傷によりリーグ戦に4試合出場。

出場機会が少なかったため6としましたが、そのパフォーマンスは本当に素晴らしいものでした。

特筆すべきはラツィオ戦。CL争いの直接ライバルとの大一番にて、負傷欠場のドンナルンマに代わり先発したレイナは好セーブを連発し、チームの1-0勝利に大きく貢献してくれました。


来季のチーム編成によっては正GKに昇格することも考えられますが、個人的には十分にそれを任せられるだけの実力を備えていると思いますね。

懸念要素としては、急激な衰えが来ないかどうか。まぁキーパーは一般的に息が長い傾向がありますし、大丈夫ですかね。


語学堪能でムードメーカーでもある彼の存在は、今のチームにとって欠かせないものだと思います。
来季もミランで活躍して欲しいですね。



アントニオ・ドンナルンマ

セリエA;なし
評価;―



うーん、彼については特に触れる話題もないですかね。
第3GKなので出場0も想定内ですし。




ジャンルイジ・ドンナルンマ

セリエA;先発36
評価;7.5




契約更新問題もありやや精彩を欠いた昨季とは打って変わり、今季は出色のパフォーマンスを見せてくれました。

サンプドリア戦で致命的なミスを犯した点を除けば、後半戦はファインセーブを連発し何度チームを救ったかしれません。

一時期(2月~3月頃)ミランのことを堅守だ堅守だとメディアが持て囃していましたが、別に組織的に堅かったわけではなく(守りに人数はかけていましたが)、失点減の多くはドンナルンマのスーパーセーブ連発に依るものでしたからね。


そんなドンナルンマですが、来季もチームに残るかは不透明となっています(どちらかといえば移籍濃厚)。
彼のプレーによって勝ち点をもぎ取ってきた試合を今季は何度も目にしただけに、放出した場合大ダメージを被る可能性はあります。


とは言え監督が代わることで守備組織の改善は期待できますし、後釜としては短期的にはレイナ、長期的にはプリッツァーリ(昨日彼のプレー集を拝見しましたが、紛れもなく逸材だと感じました)がいますから、全てが期待通り上手くいけばダメージは最小限に抑えられそうではありますね。

そして今でもドンナルンマに残留してほしい気持ちは変わらないものの、昨日の記事投稿後に観たプリッツァーリのプレーに大きな希望を感じたので、彼がいるなら・・・と危機感が和らぎつつあるのも事実です。



・・・話が逸れましたが、とにかく今季のドンナルンマは(足元以外)本当に素晴らしかったですし、個人的には今季のMVP候補の1人ですね。


 
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