セビージャ、ミランのカスティジェホに関心か
『calciomercato.com』によれば、セビージャのモンチがカスティジェホに興味を示しているとのこと。
そして、報道によると既に代理人と接触したなんて話もあります。
カスティジェホは今季のリーグ戦で31試合に出場して4ゴールを記録。
31というと多いように感じますが、その内、先発出場の数はわずか8試合に留まっています。
現時点の序列は右WGのセカンドチョイス、左のサードチョイスというところでしょうか。
チームの主力になり切れない理由の1つに、狭いスペースでのプレーが得意ではないというのは確実にあるでしょうね。
相手にタイトなマークにつかれるとほとんど前を向けませんし、引いた相手を崩す動きに長けているわけでもないですしね。
その証拠として、彼が最も活躍した試合というのを思い出してほしいのですが、おそらく多くの方がサッスオーロ戦(もしくはエンポリ戦)を思い浮かべるのではないでしょうか。
というのも当時のサッスオーロはマーク緩々、スペース空きまくりの酷い守備であったので、カスティジェホは自由に前を向くことができました。
そして、彼の持ち味は何といってもその高いキック精度にある(と少なくとも僕は思っている)わけで、前を向きスペースがありさえすればその持ち味を存分に活かせる。つまり上記のサッスオーロ相手の活躍は必然であったのかなと。
エンポリ戦もマークが緩かったですしね。
しかし彼らのような守備はセリエAでは稀ですし、基本的にどのクラブもスペースを厳しく消してきます。
ですので、来季以降に主力となるにはボールの受け方といった個人技術の改善は必須だと思いますし、後は組織的カウンターが基本ベースのチームになるとかすれば彼にとっては追い風になると思います。
・・・と、ここから最初の話に戻るのですが、わずか1シーズンで彼を見限るというのは早い気がしますし、何より安く買い叩かれそうなため個人的には放出に否定的です(来季の指揮官とか、移籍金にもよりますけどね)。
ミランはカスティジェホに最低でも2300万ユーロの移籍金を設定しているらしいですが、モンチが言い値で買ってくれるとは思えませんしね。
仮に売却するとしたら、来季に存分に活躍してもらって市場価値を高めてからかなーと。
ディ・フランチェスコとかなら上手く扱ってくれそうですが、どうなりますかね。
今季の彼はビッグマッチではないが重要な試合(監督の首がかかった試合とか)での活躍が多かったので結構好印象ですし、できれば来季はミランの中心選手として飛躍して欲しいです。


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