来季の新監督は誰になる? ~国内編~
令和になりましたね。
まぁそうは言っても、当ブログではこれまでと変わらずにボチボチと更新していく予定です(笑)
あ、それと先月も多くの「拍手」を押してくださって本当にありがとうございました。
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〇本題
前置きはこの辺にして。今回は3つ前の記事の続きと言いますか、その時言及しなかった新監督候補についての個人的見解を書かせていただこうかなと。
今回の対象はイタリア国内で指揮を執る(直前まで指揮を執っていた)監督になります。
①ディ・フランチェスコ(ローマ)
数カ月前にローマの監督を解任されたディ・フランチェスコ。
現在はフリーということもあり、ミランの新監督になるのではと強く噂されています。
彼の持ち味であるハイプレスショートカウンターといった縦に速い戦術はミランの現有戦力ともかなりマッチ(できれば裏に正確なパスを出せるパサーが欲しい)しますし、ローマ1年目はリーグ3位&CL4強と実績もあります。
加えて年俸も比較的リーズナブルであることなどから、個人的には現在多数挙がっている監督候補の中でもベストに近い人物ではないかと思っています。
個人的ベストはコンテで不動ですけどね(笑)
ポゼッションベースのサッカーを志向されたら困りますが、今のミランの戦力でそれをやろうとする監督はガットゥーゾ位でしょうし、まず問題ないはず。
個人的にはかなり期待しています。
②ガスペリーニ(アタランタ)
ここ数年アタランタを躍進させ続けているセリエA屈指の名監督。
組織的かつハイスピードにボールを回して相手DF陣を崩しにかかる機能的なサッカーは非常に魅力的ですし、ビッグクラブでそれを実現できれば更に驚異的な攻撃力になるでしょうね。
コンティ、ケシエ、カルダーラといったガスペリーニの元教え子がミランに複数在籍していることもメリットですし、万が一にもガスペリーニ就任と同時にアレハンドロ・ゴメス獲得なんてことになったら狂喜乱舞します(笑)(ほぼ不可能でしょうが)。
問題としては、やや特殊な(マンツーマン志向が強いなどの)彼の戦術をチームに落とし込むのに時間がかかりそうな点がまず挙げられます。
そして何より、アタランタの徹底抗戦があるでしょうね。
ガスペリーニの有能ぶりをここ数シーズンで身に染みて感じているでしょうし、有望な選手は比較的あっさりと放出しても監督まで手放す気はないでしょう。
そして、仮に来季のCL権を獲得した場合はガスペリーニとしても間違いなく残りたがるでしょうね。
つまりアタランタがCL権を獲ったら招聘はノーチャンス、逃したらワンチャンスといったところでしょうか。
③ジャンパオロ(サンプドリア)
サンプドリアを率いてEL権争いをしている彼もまた、ミラン新監督候補の1人として名前が挙がっています。
同じ4-3-1-2を信奉する者として彼のことは心から応援しているのですが、まだちょっと早いかなという気がしますね。
ディ・フランチェスコがフリーで空いている以上そちらを優先すべきかなと。
④デ・ゼルビ(サッスオーロ)
サッスオーロで超攻撃的なサッカーを披露している新進気鋭の彼ですが、まさかミランの新監督として早くも名前が挙がるほどに。
まぁ流石に早すぎますし、ただの噂で終わるでしょうね。
ビッグクラブを率いるには守備組織の構築能力が明らかに物足りないですし、上記3人(特に最初の2人)と比べて実績もないですし。
ただし非常に有望な監督であることは間違いないと思いますし、数年後が楽しみですよね。
〇終わりに
志向するサッカー、実績(経験)、年俸、招聘難易度(主にフリーか否か)などを総合的に考慮すれば、おそらくディ・フランチェスコ監督がベストだというのが個人的見解です。非常に安パイですし、劇的な改善は望めませんが…。
財政面を無視し、スポーツ面だけで言えばコンテ1択だと思いますけどね(実際は財政面が監督選びに大いに影響する以上、無意味な仮定なのですが…)。
ガスペリーニやサッリも非常に面白いと思いますが、前者は経験、後者は志向するサッカーという点でディ・フランチェスコより優先度は劣るかなと。
そもそも彼らは招聘難易度が高いですしね(サッリは解任される可能性があるそうですが)。
いずれにせよ、「今のミランにとって相応しい監督は誰なのか」を熟考した上で、フロントには新監督を選んでほしいと思います。
シーズン終了直前・直後に監督人事で揺れ動くのはもう勘弁してください…。


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