来季の新監督は誰になる? ~国外編~
ここ最近の試合結果を受け、ガットゥーゾ監督の去就に関する報道が過熱しています。
これまでの各メディアの論調は「4位を逃せば解任」だったものの、ここ最近は「4位になっても解任」というのが主流になっているように感じますね。
それに併せてメディアは新監督候補の名前を次々に挙げています。
さて。というわけで今回は、噂に上っている監督たちについて個人的見解を述べさせていただこうかなと。
ただ、候補の数が多いので今回は4人だけ。
〇アントニオ・コンテ
かねてから噂されており、レオナルドの第一希望とも報じられているコンテ。
言うまでもなく世界屈指の名将であり、セリエAを熟知しているというアドバンテージも大きい。
個人的に一番ミランに来てほしい監督ですし、彼ならCL権は獲ってくれるでしょう。
問題は、彼が希望していると言われる3年+1000万ユーロという契約条件がミランにとって厳しいことと、インテルやローマ、そして場合(アッレグリの去就)によってはユヴェントスも彼の招聘を狙っているらしいことですね。
特にローマは相当熱心なようですし、コンテがミランに来る確立は現状かなり低いと言わざるを得ません…。
〇マウリシオ・ポチェッティーノ
現在トッテナムを躍進させているこの監督は、どうやらガジディスCEOのお気に入りだそうです。
運動量と献身性を備えた選手が多く在籍している今のミランであれば、ポチェッティーノの志向するサッカーを実現するための最低限の下地はできていると言えますし、後は彼が戦術を落とし込んでくれれば強力なチームになり得ると思います。
……そうはいっても招聘にあたってのハードルが高すぎますし、まぁ来ないでしょうね(笑)
実現可能性は今挙がっている監督候補の中で一番低いと思います。
〇マウリツィオ・サッリ
チェルシーで苦戦中の彼ですが、どうやらミランがその動向を注視しているとのこと。
マルディーニのお薦めらしいですね。
上記2人に比べると年俸は安くて済みそうな点や、セリエA経験者などといったメリットはありますが、サッリの志向するサッカーとミランの現有戦力があまりマッチしていなさそうなので、適切な補強がなされない場合は悲惨なことになる可能性も否定できません。
エンポリ時代のように4-3-1-2とかやったら面白そうですけどね。単に僕が4-3-1-2を見たいというのもありますが(笑)
〇ルディ・ガルシア
現在マルセイユの監督を務めている彼ですが、かつてはローマで2年半ほど指揮を執りました。
個人的にはガルシア・ローマ1年目のサッカーが忘れられません。
トッティを中心にポゼッション・カウンターどちらにおいても非常に機能的な攻撃を見せ、圧倒的な強さで連勝街道を突っ走っていたあの頃です。
結局トッティの離脱と共に勢いを失って2位フィニッシュとなりましたが、戦術家としての能力の高さは明らかとなっていましたね。
とは言え、リーグ1は一切見ないのでここ最近のガルシアの手腕はわかりません。
マルセイユは現在5位らしいのですが、これが戦力的に見て妥当な順位なのかもわかりません(笑)
おわりに
今回はイタリア国外で指揮を執る(最近まで執っていた)監督に絞ってお話させていただきました。
この中だとサッリ、ガルシア辺りが現実的でしょうかね。


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