カルダーラ、まさかの大一番ラツィオ戦で実戦復帰か?



『Goal.com』によれば、次節のラツィオ戦でガットゥーゾ監督が驚きの決断を下すかもしれないとのこと。



それはズバリ、マッティア・カルダーラの起用です。


カルダーラは今季からミランに加入し、ユヴェントスへと逃げ帰ったボヌッチの穴を埋める活躍を期待されていました。

しかし前所属のアタランタでは3バックの中央でかつ特殊な戦術の下でプレーしていたこともあり、4バックシステムへの適応に時間がかかるとのことでした(ガットゥーゾ談)。


そんな彼のミラン公式戦デビューはELでのデュドランジュ戦。実力差も大いに影響したものの、相手の攻撃に無難に対処してクリーンシートでの勝利に貢献しました。

ミランでの公式戦デビューも果たし、いよいよ次はリーグ戦に出場!…という矢先に右足の負傷で長期離脱。

結局のところ、ミランでの彼の出場はここまでデュドランジュ戦の1試合のみとなっています。



さて…そんな彼を大一番であるラツィオ戦で起用するというのは何ともリスキーですし、少々現実味に欠ける話ですね。


確かにムサッキオは抜群に優れたDFというわけではないですし、この前のユヴェントス戦でのPK献上然り結構やらかします(笑)

ですので、彼を代えること自体に不満があるわけではないのですが、その代役が「今の」カルダーラというのはどうなのかなぁというのが率直な感想です。


これがネスタとかミラン3年目のチアゴ・シウバとかならわかるんですけどね(笑)

チームのDF全体の質を劇的に変えてくれる彼らならば多少のリスクを背負ってでも起用すべきだと思うのですが、「今の」カルダーラを起用したとしてもそこまでの効果は期待できませんし、むしろブランク明けということで個人レベルのミスを犯してしまう可能性が高いんじゃないかなと。



と、ここまでカルダーラ起用の是非について考えてきたわけですが、何だかんだラツィオ戦はムサッキオでいくのではないかというのが僕の見解です。

ただし、数カ月前に「アバーテのCB起用」なんてこともやってのけたガットゥーゾ監督のことですからね。どうなるかは蓋を開けてみるまでわかりません。


様子を見てみましょう(笑)


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