波乱のセリエA25節
今節は色々と上位陣に波乱や変動があったので、少し概観しようかなと
セリエA25節が終わり、3位から8位は以下のようになっています。
3インテル 47
4ミラン 45
5ローマ 44
6ラツィオ 38(※1)
7トリノ 38
8アタランタ 38
(※ラツィオは未消化試合1)
インテルが引き分けたことで、何と4位ミランとの勝ち点差が「2」となりました。
ミランが4試合連続無得点などやっていた頃からは想像もつかない状況です(笑)
続いては各上位陣の試合結果について
〇トリノ2-0アタランタ
トリノの2点目まで観ていましたが、アタランタにとってはやはりゴメスの欠場が痛恨でしたね。
彼は完全にチームの中心ですから、彼がいないとイリチッチの負担が増しますしチームの破壊力は大分下がるかなと。
ゴメスがいなくても組織的な崩しはできますし、実際にこの試合の前半でもトリノ相手に惜しいチャンスを作りはするんですけどね。
一方のトリノはこの試合で5試合連続のクリーンシート達成とかなり調子を上げています。
前回、CL権を争うライバルクラブとして名前は挙げていませんでしたが、今の好調ぶりと何より順位を見るに決して無視できない存在になってきました。
身体能力に長けた選手が多く、積極的にデュエルを仕掛けてくる非常にアグレッシブなチームですよね。
DFもそこまで組織的に鉄壁では(少なくとも僕の観る試合では)ないのですが、CB3人とキーパーのシリグがかなり好調なのでゴールを割らせません。
上位陣も苦戦するタイプのチームだと思いますし、個人的に今一番当たりたくないチームですね(笑)
〇フロジノーネ2-3ローマ
この試合は十中八九ローマが余力を残して勝つと思っていたので見逃したのですが、何と95分の劇的決勝弾で辛くも勝利をもぎ取るまさかの試合展開だったようで…。
まぁしかしこういう上手くいかない試合内容でも勝つところに今のローマの勝負強さを感じますし、インテルと並んでCL権に向けての最大のライバルであることは間違いないかなと。
〇フィオレンティーナ3-3インテル
この試合はインテルの3点目まで観ていました。
しかし時間的余裕がなく、また試合内容的にもまず間違いなくインテル勝利で終わると思ったので視聴を中断。
ですので結果を見て滅茶苦茶ビックリしましたが、どうやら誤審と思わしき判定によってPKを取られての3失点目だったらしいですね。
個人的に純粋な試合内容以外によって結果が左右されるのは見ていて気分が良くないですし、こういった事態を無くすためのVARだと思うのですが…。
試合内容に関していえば、イカルディ不在の影響は現時点ではそこまで感じられないかなという気がしましたね。
終わりに
まだまだシーズンは続くわけですが、ミランのCL権獲得が決して夢物語ではないと感じる今、他チームの状況や試合結果がこれまで以上に気になってしまいます(笑)
勝ち点差「1」でミランの背後に迫るローマはもちろんのこと、未消化試合の残るラツィオや好調のトリノなどが控えている状況は決して楽観視できません。
ひとまずミランには次のサッスオーロ戦とキエーヴォ戦に確実に勝利してもらい、後続のチームにプレッシャーをかけてもらいたいですね。