【アタランタ戦】 ガットゥーゾ監督試合後インタビュー&雑感


 セリエA24節アタランタ対ミランの1戦は、1-3でミランの勝利に終わりました。

 そして試合後、ガットゥーゾ監督は以下のように答えました。

「この試合のミランには多くのクオリティが伴っていた。だが、より重要なのはチームのために全員が惜しみなく働いたことだ。それが最も重要だ。」

「ピョンテクとパケタは今の状況に満足しているだろう。だが、彼らの好調の理由はチームメイトのおかげでもあるだろうし、2人もそれに気づいていると思うよ。チーム全体が上手く機能している。我々はこのメンタリティを失ってはならないね。」

「ハーフタイム直前に同点になったのは非常にラッキーだった。そうでもなければ、あのアタランタを相手に得点を奪うことは非常に難しくなっていただろうからね。ピョンテクはゴールを熱望しているが、同時に素晴らしい動きも見せてくれる。」

「ここ2試合でチャルハノールは我々に更なるクオリティをもたらしてくれている。今のチームはこれまでとは違うね。」



ソース;Sky Sport




 ただただ素晴らしく、そしてとてつもなく大きな勝利をミランが挙げてくれました!!


 まぁ僕は一つ前のプレビュー記事で「結果予想ですが、順当にいけばアタランタ勝利でしょう」などと予想し無様に外したわけですが(笑)


 ただ情けない言い訳をさせていただくとすれば、「順当にはいかなかったからミランが勝った」と言えるのではないかと。

 まず1ゴール目のピョンテクのゴールは純粋にスーパーゴールですし、2点目は今季リーグ戦でゴールのなかったチャルハノールの強烈なミドルシュート。そして3点目は今季ここまでで1つしかなかったセットプレーからのゴール。


 後者の2つに関しては今季のミランが抱えていた大きな課題でしたし、まさかその2つが(少なくともこの試合に限っては)一挙に解決されるとは完全に誤算でした(笑)こういう嬉しい誤算は大歓迎ですけどね。


 ピョンテクに関しても、決定機を確実にモノにしてくれる選手であるとは思っていましたが、まさか決定機ではない局面でもゴールを決めてくれる選手だったとは…(笑)こちらも(嬉しい)誤算でしたね。


 こう言うと「まぐれで勝ったと言いたいのか」と思われかねないのですが、失点を「1」に抑えた守備を始め、試合内容的にもミランに相応しい勝利であったと個人的には考えています(詳しくは次のマッチレポート記事にて)。



 さて。こうなってくるといよいよCLが否が応でも頭に浮かんでしまいますが…

 今節ローマとラツィオが勝利すれば、勝ち点1差でミランの背後にピタリと付いてくることになりますし、まだまだ油断はできません。

 しかし、堅守とカンピオーネFWを擁する今のミランならばCL出場に値するイタリアのクラブだと思いますし、いつも言っていますが4位以内に入れるメンバーは十分に揃っています。
油断はできませんが、CLの可能性は着々と高まっていると思いますね。


 この調子を維持してもらい、ここから目標である4位以内フィニッシュにまで突っ走って欲しいですね!


0Comments