【セリエA20節】 ジェノア対ミラン 【雑感】
〇はじめに
お久しぶりです!
2週間ほど音沙汰なしで過ごしてしまい申し訳ございませんでした。
今日からまた定期的にブログをやっていきます
ということで今回は、2週間ほど前に行われたジェノア戦について気になったことを
プレビュー記事だけ書いてレビュー記事を書かないのはなんか気持ち悪いですので(笑)
とは言え随分と前のことになりますし、取りたてて書くことも少ないのでサラッといきます。
〇スタメンについて

これがジェノア対ミランのスタメンです。
まず気になったのが、従来のチャルハノール・パケタの左サイドの関係を崩して2人を両インサイドハーフにそれぞれ起用し、空いた左ウィングにボリーニを投入した点です。
ケシエが出場停止だったため、チャルハノールを中盤に回すという考えは十分にアリだと思うのですが、それならチャルハノール右、パケタ左で良かったのではないかと。
左インサイドハーフで機能していたパケタを無理に弄る必要性は感じられませんでしたし、案の定この試合ではボールロストがこれまで以上に目立っていたかと記憶しています。
まぁケシエの位置にマウリを入れて、チャルハノールとパケタの位置をズラさないことが1番だったと個人的には思いますね。
〇ボリーニについて
2-0で勝利を収めたこのジェノア戦、先制点を奪ってくれたのがボリーニでした。
得点以外の大部分に関してはあまり褒められたパフォーマンスではなかったのですが、問題は彼自身というよりも使い方なのかなという印象です。
ボリーニの長所というと、攻守に走れる献身性とシュート精度(特にワンタッチシュート)がそこそこ高い点だと思うので、クロスに対して逆サイドからエリア内に走りこむ形を継続的にやらせるのがベストかなと。逆に、足元にボールを送ってサイドで相手DFと正対させてもまるで機能しないでしょう。
実際、スソのようにボールを足元で受け、サイドで崩しの役割を担うことの多かった前半のパフォーマンスはズタボロでしたが、2トップのような形になってエリア付近でボールを受けるようになった後半のパフォーマンスは良かったですし、点も奪ってくれましたね。
ですから、この試合の後半のような役割なら貴重な戦力になれるかなと個人的には思います。ただし、プレーの幅が狭いのでスタメンは厳しいかなという印象ですが。
〇スソと守備について
チームの勝利を決定づける2点目を奪ってくれたのがスソでした。しっかりと結果を出してくれるのは流石です。
しかし、守備の局面においてあまりに弱点となってしまっていた点は看過できませんし、実際にミラン側右サイドを崩されて決定機に繋がったシーンは1、2度ではありませんでした。
ゾーンディフェンスに参加させたいならちゃんと指導するべきですし、今の緩慢守備を許すならチーム全体でそれを補えるように戦術的な準備をすべきでしょう。
例えば守備時にはシステムを4-3-3から4-4-2(CFとスソの2トップ、3MFと左ウィングで2列目を形成)に変更して守り、ボールを奪ったら即座に2トップにあてるといった形ですね。
その方が守備も安定し、しかもスソの実力も更に引き出せそうな気がするので良いと思うんですけどね。とにかく今の曖昧な守備組織ではまたいつ失点地獄に陥るかわからない(多分バカヨコがいなくなったら詰み)ですし、出来るだけ早く改善してほしいところです。
まとめ
勝てて良かったというだけの試合ですし、正直なところ内容面に関しては褒められたものではなかったかなと。
こういう内容で勝つたびにメンバーの質の高さを痛感しますし、これで戦術的にも優れたチームならなぁとかれこれ半年以上考えています(笑)
しかし、選手のモチベーション等に関わるマネジメントも監督の大事な仕事の1つだと思いますし、その点に関してはガットゥーゾ監督は申し分のない働きをしていると思います。
4位フィニッシュの可能性はまだ何とも言えませんが、今季は他チームの状況を踏まえても千載一遇の大チャンスだと思いますし、何とか入り込んで欲しいところです。
Forza Milan!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

これがジェノア対ミランのスタメンです。
まず気になったのが、従来のチャルハノール・パケタの左サイドの関係を崩して2人を両インサイドハーフにそれぞれ起用し、空いた左ウィングにボリーニを投入した点です。
ケシエが出場停止だったため、チャルハノールを中盤に回すという考えは十分にアリだと思うのですが、それならチャルハノール右、パケタ左で良かったのではないかと。
左インサイドハーフで機能していたパケタを無理に弄る必要性は感じられませんでしたし、案の定この試合ではボールロストがこれまで以上に目立っていたかと記憶しています。
まぁケシエの位置にマウリを入れて、チャルハノールとパケタの位置をズラさないことが1番だったと個人的には思いますね。
〇ボリーニについて
2-0で勝利を収めたこのジェノア戦、先制点を奪ってくれたのがボリーニでした。
得点以外の大部分に関してはあまり褒められたパフォーマンスではなかったのですが、問題は彼自身というよりも使い方なのかなという印象です。
ボリーニの長所というと、攻守に走れる献身性とシュート精度(特にワンタッチシュート)がそこそこ高い点だと思うので、クロスに対して逆サイドからエリア内に走りこむ形を継続的にやらせるのがベストかなと。逆に、足元にボールを送ってサイドで相手DFと正対させてもまるで機能しないでしょう。
実際、スソのようにボールを足元で受け、サイドで崩しの役割を担うことの多かった前半のパフォーマンスはズタボロでしたが、2トップのような形になってエリア付近でボールを受けるようになった後半のパフォーマンスは良かったですし、点も奪ってくれましたね。
ですから、この試合の後半のような役割なら貴重な戦力になれるかなと個人的には思います。ただし、プレーの幅が狭いのでスタメンは厳しいかなという印象ですが。
〇スソと守備について
チームの勝利を決定づける2点目を奪ってくれたのがスソでした。しっかりと結果を出してくれるのは流石です。
しかし、守備の局面においてあまりに弱点となってしまっていた点は看過できませんし、実際にミラン側右サイドを崩されて決定機に繋がったシーンは1、2度ではありませんでした。
ゾーンディフェンスに参加させたいならちゃんと指導するべきですし、今の緩慢守備を許すならチーム全体でそれを補えるように戦術的な準備をすべきでしょう。
例えば守備時にはシステムを4-3-3から4-4-2(CFとスソの2トップ、3MFと左ウィングで2列目を形成)に変更して守り、ボールを奪ったら即座に2トップにあてるといった形ですね。
その方が守備も安定し、しかもスソの実力も更に引き出せそうな気がするので良いと思うんですけどね。とにかく今の曖昧な守備組織ではまたいつ失点地獄に陥るかわからない(多分バカヨコがいなくなったら詰み)ですし、出来るだけ早く改善してほしいところです。
まとめ
勝てて良かったというだけの試合ですし、正直なところ内容面に関しては褒められたものではなかったかなと。
こういう内容で勝つたびにメンバーの質の高さを痛感しますし、これで戦術的にも優れたチームならなぁとかれこれ半年以上考えています(笑)
しかし、選手のモチベーション等に関わるマネジメントも監督の大事な仕事の1つだと思いますし、その点に関してはガットゥーゾ監督は申し分のない働きをしていると思います。
4位フィニッシュの可能性はまだ何とも言えませんが、今季は他チームの状況を踏まえても千載一遇の大チャンスだと思いますし、何とか入り込んで欲しいところです。
Forza Milan!
最後まで読んでいただきありがとうございました。