ジェノア戦プレビュー



予想スタメン

 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』による、ジェノア戦における予想スタメンは以下の通りです。



システム;4-3-3

GK;ドンナルンマ

DF;アバーテ ムサッキオ サパタ リカロド

MF;マウリ バカヨコ パケタ

FW;スソ クトローネ チャルハノール


 スソが復帰を果たした一方で、ロマニョーリ、ケシエ、カラブリアが出場停止。
 まぁしかしアバーテ、ムサッキオならそつなく代役をこなしてくれるはずです。

 マウリはやや未知数ですが、フリーランをしっかりやって守備にも精力的に貢献してくれれば今のケシエの代役としては申し分ないでしょう。

 

直近成績

ジェノア;1勝2分2敗 6得点 6失点

ミラン;2勝1分2敗 4得点 3失点




 過去5試合の直接対決は、ミランの3勝1分1敗です。相性は良い相手ですね。




試合展開・結果予想

 ミランがポゼッションする展開になるでしょう。
 ジェノアのハイプレスに対しては、前回のユヴェントス戦のように意図的なロングボールを混ぜながらビルドアップすれば、回避は比較的容易いでしょうね。

 そして崩しの局面において、相手が3バックならばWBの裏にボールを送ってCBを引き出すことでクトローネに飛び出すスペースを与える。
 4バックならばライン間にパケタやチャルハノールが積極的に侵入していく形が主な攻略法になるのではないかと。

 いずれの場合であっても「縦に速く」というプレー原則は絶対に持ち合わせるべきでしょうね。



 守備ついては、リーグ戦におけるジェノアの半分以上(25ゴール中13ゴール)のゴールを叩きだしているエースストライカーのピョンテクが出場停止ということで、クロスによる脅威はかなり和らぐと言えそうです。ミランは伝統的にクロスに弱いですからね(笑)

 しかしもう一人のキープレーヤーであるクアメは健在ですし、前回の対戦でもかなり手を焼いた非常に厄介な存在です。


 ユヴェントス戦ほど引いて守る必要はないとしても、ライン設定とボールの取り所はしっかりと決めておいてほしいですね。



 結果については、おそらく順当に(速攻サッカーで)いけばミランが勝利するでしょう。ピョンテクもいませんしね。

 懸念要素としてはミランがグダグダポゼッションに逆戻りしてしまう可能性と、ジェノアの新監督であるプランデッリが予想以上にチームをまとめてくる可能性でしょうか。


 このウィンターブレイク期間でプランデッリがどれだけチームの組織力を上げたかが未知数ですから、その程度によっては苦戦を強いられる展開になることは十分に考えられます。彼はかなりの知将ですからね。


 決して油断することなく勝利を収めて欲しいと思います。


Forza Milan!

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